🇮🇪 アイルランドダブリン11ヶ月

30歳、会社を辞めてアイルランドへ。音楽とパブが繋いでくれた最高の1年間

5.0
30歳で出発2026年4月5日
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基本情報

出発時の年齢30
渡航先🇮🇪 アイルランド
主な滞在都市ダブリン
滞在期間11ヶ月

投稿者: YUI

日本で7年間事務職として働き、キャリアに行き詰まりを感じていた私は、ワーホリの年齢制限ギリギリの30歳でアイルランドへ渡る決意をしました。「今行かなければ一生後悔する」という思いでした。

語学学校を卒業した後、私はどうしても現地の「ヴィンテージショップ(古着屋)」で働きたいという夢がありました。しかし、経験も英語力も足りない私は、何度も不採用通知を受け取りました。それでも諦めきれず、通い詰めてオーナーと話し、ボランティアからでいいから働かせてほしいと直談判しました。その熱意が伝わり、最終的には正規のスタッフとして採用されることができました。

仕事を通じて、地元のお客さんとファッションや歴史の話をする日々は、日本でのデスクワークとは全く違う刺激に満ちていました。

特に印象に残っているのは、クリスマス時期のダブリンです。街全体が魔法にかかったようなイルミネーションに包まれ、パブからは温かい笑い声と音楽が溢れ出します。職場の同僚たちとクリスマスパーティーを開き、「ユイはもう私たちの家族だよ」と言ってもらえた時、孤独だった最初の数ヶ月の苦労がすべて報われた気がしました。

この1年で学んだのは、「年齢を理由に諦めないこと」と「自分の意見をはっきり伝えること」の大切さです。31歳になって帰国した今、以前よりもずっと自分を信じられるようになり、新しいキャリアに挑戦する勇気を持つことができています。

良かった点

  • アイルランド、特にダブリンの最大の魅力は、人々の温かさと「パブ文化」です。こちらではパブは単にお酒を飲む場所ではなく、地域の人々が集まり、おしゃべりを楽しみ、音楽を共有する「コミュニティの拠点」です。毎晩のようにどこかのパブでアイルランド伝統音楽の生演奏(セッション)が行われており、見ず知らずの人同士が音楽を通じて一体になる雰囲気は、日本では決して味わえないものでした。 また、アイルランド人は非常にフレンドリーで、バスを待っている間やスーパーのレジなど、日常の至る所で会話が生まれます。この「雑談文化」のおかげで、スピーキング力が飛躍的に伸びました。 さらに、ダブリンはヨーロッパ各国へのアクセスが非常に良く、格安航空会社(ライアンエアー)を利用して、週末にフランスやスペイン、イタリアなどへ数千円で旅行に行けることも大きな魅力でした。歴史ある街並み、妖精伝説が残る神秘的な田舎の風景、そして何より人々の「Craic(楽しい時間)」を愛する精神に触れ、私の価値観は大きく変わりました。

大変だった点

  • 最も苦労したのは、現在のアイルランドが抱える深刻な「住宅危機」です。ダブリンの家賃は非常に高く、そもそも空き物件が圧倒的に不足しています。内見を予約することすら困難で、一つの部屋に何十人もが殺到します。私も到着してから1ヶ月間、ホステルや友人の家を転々とし、100通以上のメールを送ってようやく屋根のある生活を手に入れました。 また、天候の不安定さも大きな壁でした。「1日の中に四季がある」と言われるほど天気が変わりやすく、急に土砂降りになったかと思えば数分後には晴れるという日が続きます。強風が多いため傘が役に立たず、常に防水のジャケットを持ち歩く必要がありました。 仕事探しについても、30歳という年齢での挑戦だったため、若い層が多いカフェやレストランでの仕事を得るには、かなりの積極性と粘り強さが必要でした。アイルランド独自の公的手続き(PPSナンバーの取得など)も非常に時間がかかり、最初の数ヶ月は収入がない中で貯金が減っていく不安と戦う毎日でした。英語のアクセント(アイリッシュ・イングリッシュ)も独特で、最初はネイティブ同士の会話に全く入っていけず、疎外感を感じたこともありました。

これから行く人へのアドバイス

アイルランドは、少し不便で雨も多いですが、それを補って余りある「人の温かさ」がある国です。行く前に最低限の英語(特に聞き取り)は練習しておきましょう。また、家探しは渡航前から情報を集め、到着後は即座に動けるようにしておくことが重要です。30代でのワーホリを迷っているなら、ぜひ一歩踏み出してみてください。アイルランドのパブでギネスビールを飲みながら見知らぬ誰かと笑い合う経験は、あなたの人生にとってかけがえのない財産になるはずです!

6軸評価

費用内訳(月額)

月間生活費¥240,000
月間家賃¥110,000
月間食費¥50,000
月間収入¥200,000
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