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🇮🇪 Ireland

アイルランド留学完全ガイド

アイルランド留学の種類、学校選び、費用、Stamp 2、就労、住居、卒業後を公式情報で解説。語学・大学・大学院・Foundation・専門課程の違い、資金証明と生活予算、対象課程、課程内実習、ダブリン体験談まで、出願前の判断軸を整理します。

体験談 2公式情報確認 2026-08-31学校・費用・ビザ・生活を網羅

Photo: Help Stay / Unsplash

アイルランド留学は、英語留学から大学・大学院、交換留学、Foundation、専門課程まで選べ、必要な期間、入学条件、取得資格、働けるかどうか、帰国後の進路が大きく異なります。

対象課程とStamp 2の条件を満たせばアルバイトも可能ですが、入国ビザ免除と90日超の滞在許可登録は別であり、資金、保険、住居、卒業後制度も確認が必要です。このページでは公的一次情報を基に、初めての方にも分かる順序で学校、費用、仕事、住居、卒業後を整理し、気候や通貨はアイルランドの国ガイドへ分けていますので、2026年8月31日確認の制度・金額は申請前に公式情報で再確認してください。

アイルランド留学の種類と向いている人

最初に決めたいのは学校名ではなく、留学で達成したいことと必要な在留資格です。英語力の底上げ、学位取得、専門性の獲得、海外大学生活の体験では、期間、費用、入学条件、働けるかどうかが大きく異なります。

8つの留学タイプを目的から選ぶ

アイルランド留学の代表的な選択肢を、期間と確認事項で比べてみましょう。下表の期間は一般的な計画単位であり、実際の開講日と修了要件は各課程の公式ページが優先されます。

留学タイプ

主な目的

期間の考え方

最重要確認

短期英語留学

会話力・海外生活体験

90日以内

訪問者として就労不可

長期英語留学

総合英語・試験対策

25週以上の対象課程

ILEP/TrustEdとStamp 2

Foundation

大学・大学院の進学準備

課程ごと

進学先への条件付きOffer

Professional・専門課程

職業資格・専門性

課程ごと

対象リストと最終資格

学部留学

学士号取得

複数年

NFQレベルと入学条件

大学院留学

修士・博士、専門転換

課程ごと

学位要件と卒業後制度

交換留学

単位取得・大学間交流

1学期〜1年

単位互換とStamp区分

中学・高校留学

中等教育・進学準備

学期〜複数年

学校区分、後見、滞在先

90日以内の短期留学は準備しやすい反面、現地で働くことはできません。長期の英語課程でStamp 2を希望するなら、単に「フルタイム」と書かれたコースを選ぶのではなく、公式の対象課程リストまで確認する必要があります。

Foundation・専門課程・実習を見分ける

ISDの就学案内では、Foundationは高等教育への進学準備課程です。NFQ Level 8のHonours BachelorまたはLevel 9・10の大学院課程への条件付きOfferと結び付きます。

Professional・専門課程は、名称だけで判断できません。公式の対象課程リスト、授与機関、NFQレベル、最終資格、卒業後制度への接続を一つずつ確認してください。

ISDの留学制度でCo-op相当に当たるのは、独立した学生許可ではなく、対象課程に正式に組み込まれた実習です。週20時間を超えられる実習は厳しい条件があるため、単に「インターン付き」と書かれた課程を選ばず、後述する課程内インターンシップの条件まで照合しましょう。

交換留学と中学・高校留学は就労不可を前提にする

ISDのStamp条件では、Semester abroadや私立中等教育にStamp 2Aが付与される例が示され、Stamp 2Aでは働けません。交換留学は所属大学との協定、単位互換、授業料、想定Stampを両大学へ確認します。中学・高校留学は学校区分、保険、滞在先、18歳未満なら保護者同意と法的な後見体制を受入校の書面で確認してください。

「フルタイムなら働ける」とは限らないため、アルバイトを予算へ入れる前に、課程名と予定されるStampを学校へ質問してください。短期、交換、中高留学では、就労収入をゼロとしても滞在を終えられる資金計画を立てましょう。

英語課程は「最大2年」を前提に逆算する

日本人を含むEU・EEA・スイス・英国以外の学生が英語学習目的で得るStamp 2は、認められた25週以上の課程を基礎に1回最大8か月です。ISDの学生向けFAQが示す上限は初回を含む計3課程・3許可、つまり更新は最大2回で、通算2年までです。

各課程は週15時間以上の授業があり、出席率85%以上を保ち、課程末の認定試験を受けなければなりません。更新時には出席と試験結果を示し、次の課程ではより上位レベルの試験へ進む必要があります。

「まず何年か語学学校に通い、その後で進路を考える」という曖昧な計画は、時間も資金も消費しやすい方法です。目標英語スコア、進学候補、出願時期を渡航前に決め、各8か月で何を達成するかを置いておきましょう。

アイルランド留学が向いている人・慎重に考えたい人

向いているのは、英語学習だけでなく現地の大学教育やヨーロッパでの生活に関心があり、自分で公式情報を確認できる人です。パブや音楽だけを目的にせず、授業、課題、住居探し、予算管理まで含めて生活を組み立てられる人ほど学びを広げやすいでしょう。

  • 向いている人: 英語圏で学びたい、大学・大学院への進学も視野にある、多国籍な環境で主体的に交流したい
  • 慎重に考えたい人: アルバイト収入だけで全費用を賄いたい、渡航後に住居を探せばよいと考えている、学校選びを価格だけで決めたい
  • 別ルートも比較したい人: 就学より就労と長期旅行が主目的なら、年齢などの条件を満たす場合はアイルランドのワーキングホリデーも比較する

留学とワーキングホリデーは、滞在の主目的も許可条件も異なります。安い方ではなく、帰国時に得たい学位、英語力、職歴、経験から逆算することが大切です。

トリニティ・カレッジ・ダブリンのロングルーム図書館を見学する人々
歴史あるロングルーム図書館。大学の学習環境や、街の中で文化に触れられる暮らしを具体的に描けます。Photo: Hanna May / Unsplash

学校・都市・入学条件の選び方

学校選びでは、知名度や口コミより先に「その課程で目的の滞在許可を得られるか」「取得資格が何に相当するか」を確かめます。そのうえで、授業内容、総費用、返金条件、住居支援、都市との相性を比較すると判断がぶれません。

公式リストを3段階で確認する

2026年のアイルランドは、留学生向け課程の管理がILEPからTrustEd Irelandへ移行している途中です。出願時には一方だけを見て判断せず、次の順番で確認してください。

  1. 留学対象課程の公式確認ページから、ILEP掲載課程またはTrustEd Ireland認可機関の対象課程かを調べる
  2. 学位・資格課程なら、QQIのIrish Register of Qualificationsで資格名とNFQレベルを照合する
  3. 学校公式サイトとOffer Letterで、校舎、開講日、授業時間、総学費、返金条件、保険、住居支援を確認する

「学校が認可されている」ことと「検討中の全コースが留学生向け滞在許可の対象である」ことは同じではありません。コース名、期間、校舎まで一致する画面を保存し、支払い前に学校へ書面で確認するのが安全です。

NFQで学位・資格の水準を読む

NFQは、アイルランドの資格水準を10段階で示す枠組みです。留学生が検討する主な資格は次のように整理できます。

NFQ

主な資格例

Level 6

Higher Certificate

Level 7

Ordinary Bachelor Degree

Level 8

Honours Bachelor Degree、Higher Diploma

Level 9

Master's Degree、Postgraduate Diploma

Level 10

Doctoral Degree

名称が似たコースでも、NFQレベルと最終資格が違えば、編入、大学院出願、卒業後の滞在制度への接続が変わる点に注意が必要です。日本の学歴との比較が必要ならQQIのNARIC Irelandを参考にできますが、最終的な入学可否は出願先が決定します。

都市は学校、住居、移動を一緒に比べる

Education in Irelandの公式一覧には、ダブリン、コーク、ゴールウェイ、リムリック、ウォーターフォードなど各地の高等教育機関が掲載されています。都市名だけで選ばず、希望専攻を学べる学校と、通学圏で現実的な住居が見つかるかを同時に調べましょう。

都市・地域

公式一覧の学校例

比較の視点

ダブリン

Trinity College Dublin、UCD、DCU、TU Dublin

選択肢と住居費・通学時間

コーク

University College Cork、MTU

専攻、校舎、住居供給

ゴールウェイ

University of Galway、ATU

大学環境と地域生活

リムリック周辺

University of Limerick、TUS

課程内容と交通手段

ウォーターフォード周辺

SETU

キャンパスと生活圏

これは学校の優劣表ではなく、調査の入口です。

入学条件と出願時期を分解する

高等教育機関への留学生出願は、各校へ直接申し込む方式が一般的です。必要書類は課程により異なりますが、成績証明書、卒業証明書、英語能力証明、志望理由、推薦状、履歴書、専攻によって作品集などを想定します。

英語力は「アイルランド共通の合格点」があるのではなく、学校と課程が個別に設定します。入管向けの英語能力証明は原則2年以内のものが求められるため、公式の英語要件案内とコースページの両方を確認しましょう。

  1. 渡航12〜18か月前: 目的、専攻、予算上限、都市、英語試験を決める
  2. 9〜12か月前: 対象課程、入学条件、締切、奨学金、返金条件を比較する
  3. 6〜9か月前: 出願し、Offer Letter受領後に支払い条件と住居を確定する
  4. 3〜6か月前: 資金、保険、渡航書類、登録に必要な原本をそろえる
  5. 渡航直前: ビザ要否、入国条件、学校の開始案内を再確認する

この時期は安全側の目安で、締切を保証するものではありません。特に定員制課程、研究課程、奨学金、学生寮は締切が別になるため、学校が公表する日付から逆算してください。

奨学金は入学出願と別に確認する

Government of Ireland International Education Scholarshipの2026年募集はすでに終了しています。対象は、修士、Postgraduate Diploma、博士のいずれかでNFQ Level 9・10に在籍し、1年間フルタイムで学ぶ留学生でした。

項目

2026年制度

採択数

60件

支援期間

1年間のフルタイム就学

給付

€10,000

授業料

奨学金対象の1年間を受入校が全額免除

翌年度も同じ条件とは限らないため、Higher Education Authorityの次回公募を確認します。大学独自の奨学金は、合格後に自動審査されるものと別申請のものがあるので、対象国籍、併給、期限、授業料への充当時期まで表にして比較すると見落としを減らせます。

日本人の入国・Stamp 2・留学手続き

アイルランド留学では、「入国ビザ」「入国審査」「滞在許可登録」を分けて理解することが重要です。日本国籍者が入国ビザ免除でも、90日を超えて学生として暮らすなら、到着後の登録と適切なStamp取得は欠かせません。

日本国籍者も長期滞在は登録が必要

2026年8月31日時点で、日本の一般旅券所持者はアイルランドの入国ビザを原則免除されています。ただし免除は入国を保証するものではなく、到着時には入国審査官へ旅券、学校の入学許可、資金、住居、保険など滞在目的を説明できるようにします。

日本国籍者はビザ免除で入国しても、90日を超えて滞在するなら滞在許可登録が必要です。国籍別の扱いは変更され得るため、航空券を確定する前にISDのビザ必要国確認ページを見直してください。

Stamp 2とStamp 2Aの違い

Stamp 2は、適格なフルタイム課程で学ぶ学生に付与される許可です。条件の範囲内で働けますが、自営業や事業活動は認められず、学業への参加と進級が滞在の中心でなければなりません。

項目

Stamp 2

Stamp 2A

想定課程

適格なフルタイム課程

適格リスト外の課程など

在学中の就労

条件付きで可能

不可

自営業・事業

不可

不可

確認方法

対象課程と登録書類を照合

学校とISDへ個別確認

交換留学や短い非学位課程では、授業がフルタイムでもStamp 2Aとなる場合があります。アルバイトを予定しているなら、契約前に「どのStampを想定した課程か」を学校へ書面で尋ねましょう。

資金証明は生活予算と別に用意する

ISDの学生資金要件では、ビザ免除国から来る学生も、到着後の登録時に学費とは別の生活資金を示す必要があります。2025年6月30日確認の基準は次のとおりです。

滞在につながる課程期間

最低資金

公式例

注意

8か月超

€10,000

1年課程も同額

学費とは別

8か月以下

月€833または合計€6,665

6か月€4,998、8か月€6,665

合計€6,665が上限

これは審査上の最低基準であり、1年間の生活を十分に賄えるという意味ではありません。ISDは臨時のアルバイトに依存せず生活できる資金を求めているため、住居の初期費用、学費残額、保険、航空券、緊急予備費を別に積み上げます。

到着前後の手続きを順番に進める

長期留学の準備では、学校への支払いと入管手続きの条件を混同しないことが大切です。次の順序を基準にしながら、学校のInternational Officeから届く案内を優先してください。

  1. 対象課程と入学条件を確認し、正式に出願する
  2. Offer Letter、学費の支払証明、返金条件を保管する
  3. 資金証明、民間医療保険、住居、渡航書類を準備する
  4. 入国時に旅券、入学許可、資金、保険などを提示できるようにする
  5. 90日超滞在なら期限内に初回登録を行い、許可内容を確認する

滞在予定

到着後の対応

通常手数料

確認先

90日以内

入国時の訪問許可に従う

長期滞在登録は対象外

入国審査時の条件

90日超

滞在許可を初回登録

€300

ISDの必要書類

初回登録は現在、アイルランド共和国全域をダブリンのISD Burgh Quay Registration Officeが扱うと案内されています。免除対象や手続き方法もあるため、予約前に初回登録の必要書類を確認しましょう。

医療保険は更新条件まで見る

ISDの医療保険要件により、日本人を含むEU・EEA・スイス・英国以外の学生は、事故、病気、入院を対象にする民間医療保険が必要です。初年度は条件を満たす旅行保険が受け入れられる場合がありますが、滞在許可更新時は旅行保険だけでは要件を満たしません。

保険料だけで比較せず、免責額、既往症、救急外来、入院、帰国搬送、請求方法を確認します。学校が一括手配する場合も、証券名義と補償期間を受け取り、自分で説明できる状態にしておくと安心です。

ダブリンの教会近くの芝生でくつろぐ人々
ダブリンの芝生で過ごす人々。授業の外で友人と過ごす時間や、コンパクトな街の生活感が伝わる一場面です。Photo: Maria Angel / Unsplash

学費・生活費・住居から年間予算を作る

アイルランド留学の予算は、学費だけを比べても正確になりません。授業料、学校徴収費、保険、住居、食費・交通、入管登録、航空券、教材、緊急予備費を分け、支払時期まで含めて資金繰りを作ります。

大学・大学院の学費目安

Education in Irelandが示す2025/26年度の非EU学生向け年額目安は下表のとおりです。これは2026/27年度の見積書ではないため、候補を絞るための幅として使い、最終金額は各コースの公式Fee Scheduleで確認してください。

分野

学部・年額

大学院・年額

ビジネス

€10,300〜€29,000

€14,000〜€40,000

工学

€14,500〜€28,500

€15,000〜€30,000

理工・テクノロジー

€14,500〜€28,500

€15,000〜€31,000

人文

€13,500〜€28,200

€12,000〜€23,000

医療・健康

€50,135〜€62,500

€11,000〜€30,000

学費には、登録料、試験料、実習費、機材、教材、学生サービス料が含まれない場合があります。学部学費の公式案内大学院学費の公式案内を入口に、必ず希望課程の明細へ進んでください。

資金証明額を生活費の上限にしない

入管の1万ユーロという基準と、実際の生活予算は別物です。Trinity College Dublinの生活費案内が示す、ダブリンでの年間試算を比較材料にします。

学生区分

年間生活費

住居

学費

学部生

€19,937〜€29,050

含む

含まない

大学院生

€21,050〜€27,050

含む

含まない

これはダブリンにある一大学の試算で、全国共通の平均ではありません。それでも、資金証明の最低額だけで予算を完成させる危険性を示す現実的な比較材料になります。

予算項目

確認資料

見落としやすい費用

授業料

学校の請求書

登録・試験・実習・教材

住居

契約書・寮案内

デポジット、光熱、寝具

生活

月別予算

交通、通信、日用品

渡航・許可

航空券・ISD案内

登録、保険、更新

予備費

別口座

転居、医療、一時帰国

円換算は、学費支払日と生活費送金日の想定レートを分け、さらに為替変動分を上乗せします。アルバイト収入はゼロとしても修了できる予算を基準にし、得られた収入は予備費や経験の幅に回す設計が堅実です。

住居は合格通知を待ちすぎず調べる

主な選択肢は大学寮、民間学生レジデンス、賃貸の個室・シェア、ホームステイです。大学寮は通学しやすい一方で需要が高く、民間物件は立地と契約条件の幅が大きいため、申込開始日を早期に把握します。

  • 大学寮: 契約期間、休暇中の退去、食事、光熱費、キャンセル条件を確認
  • 学生レジデンス: 学校までの交通、管理会社、共用設備、追加料金を照合
  • シェア: 内見、契約相手、支払い記録、デポジット、退去通知を確認
  • ホームステイ: 食事、門限、通学時間、ゲスト、洗濯など生活ルールを共有

Education in Irelandの住居案内も、大学寮は需要が高いとして早めの申込みと学校のAccommodation Officeへの相談を勧めています。物件を見ずに急かされて送金する、契約相手を確認できない、相場より極端に安い場合は、学校へ相談してから支払いましょう。

授業外の生活と医療の備え

到着後は、Student ID、時間割、出席管理、図書館、学習支援をオリエンテーションで確認します。カウンセリング、Student Health Service、緊急連絡先も控えてください。課題の引用ルールや生成AIの利用方針は学校ごとに違うため、最初の週にAcademic Integrityの規程を読みましょう。

HSEの緊急案内では、生命に関わる緊急時の連絡先は112または999です。緊急でない体調不良の相談先、GP登録、処方薬、保険請求の方法は、具合が悪くなる前に一覧にしておきましょう。

在学中の仕事・卒業後の進路・体験談

アイルランド留学では、適切なStamp 2があれば一定時間働けますが、就労は学業に付随する権利です。生活費を稼ぐことだけを目的にすると、求人が見つからない時期、授業との両立、税、許可期限で計画が崩れます。

Stamp 2の就労時間と最低賃金

ISDのStamp条件によると、有効なStamp 2保持者だけが、次の時間内で雇用されて働けます。Stamp 2でも自営業や事業活動はできません。

許可・時期

上限

条件

Stamp 2・学期中

週20時間

学業が主目的

Stamp 2・6月〜9月

週40時間

指定休暇期

Stamp 2・12月15日〜1月15日

週40時間

指定休暇期

Stamp 2A

就労不可

事業・自営業も不可

WRCの2026年最低賃金表では、1月1日からの税引前最低時給を年齢別に定めています。

年齢

2026年の最低時給

注意

20歳以上

€14.15

税引前

19歳

€12.74

税引前

18歳

€11.32

税引前

18歳未満

€9.91

税引前

最低賃金は求人の確保や希望シフトを保証する数字ではありません。学費と生活費は、アルバイト収入を見込まずに用意するのが安全です。

PPS Numberと税登録を後回しにしない

学生であっても、働いて得た給与は通常の課税対象です。就職したらPPS Numberを用意し、Revenueの案内に沿って最初の雇用を登録しないと、Emergency Taxが差し引かれることがあります。

雇用契約、給与明細、勤務時間、税の記録を保存し、疑問があれば学校のCareer Serviceや公的窓口へ相談します。現金払いだけを求められる仕事や、許可時間を超えるシフトを当然とする職場は避けてください。

インターンシップは課程の一部かを確認する

ISDの就学計画案内では、週20時間を超えられる実習を限定しています。NFQ Level 7以上のmajor awardにつながる対象リスト掲載課程で、学術課程に不可欠な一部であることが入口条件です。

さらに、実習はECTS単位に数えられ、最終資格に寄与し、課程全体の50%を超えないことが求められます。

実習中も自営業はできず、勤務時間、賃金、労働者の権利など雇用法を守らなければなりません。学校から「実習が課程の正式な一部で、Stamp 2の条件に反しない」と分かる書面を得るまでは、一般のアルバイトへこの例外を当てはめないでください。

卒業後はNFQ Level 8以上で選択肢が変わる

Third Level Graduate Programmeは、対象卒業生が現地で就職活動を行う制度です。認定されたアイルランドの授与機関からNFQ Level 8以上の資格を得る必要があります。申請時に有効なStamp 2と最新のIRPを持ち、資格取得通知から6か月以内に手続きしてください。

  • 学位記または授与機関の資格取得証明書を用意する
  • 制度の利用は原則2回までで、2回目は上位資格の取得後に限る
  • Level 9以上の2年目は、卒業生向け就職活動の証拠が必要

取得資格

最初の許可

追加期間

学生経路の総上限

NFQ Level 8

最大12か月

なし

Stamp 2+1Gで7年

NFQ Level 9以上

最初の12か月

条件付きで12か月

学生経路全体で8年

このStamp 1Gは永住権でも無条件の長期就労権でもありません。期間内に職務、給与、雇用主がEmployment Permitの条件を満たすかを調べ、雇用許可制度の公式情報から次の在留資格へ接続します。

2人の留学体験談から学校外の生活を知る

アイルランド留学の体験談から、19歳でダブリンに5か月滞在した2人の声を紹介します。人数も属性も限られるため、アイルランド留学全体の傾向とはみなさず、学校外の暮らしを想像する個別例として読んでください。

「ホストファミリー宅に泊まっていましたが、アイリッシュらしい生活を体験できました。夕食はみんなで庭で食べ、食後はパパとテニスをしたりママと映画を観たり。」

ホームステイで家族の日常に入った経験が具体的に記されています。全文はダブリンで5か月留学した体験談で確認できます。

「日本人以外の友達が沢山できた。お酒好きな私にとって、パブ文化が盛んなアイルランドは放課後も楽しい時間だった。」

もう一人は、友人関係と放課後の文化体験を印象として挙げています。詳しい背景は英語留学とダブリン生活の体験談を参照してください。

同じ都市・期間でも、住居、学校、交友関係、本人の目標で経験は変わります。体験談は制度や費用の根拠にせず、公式情報では見えにくい生活場面を知る材料として使うのが適切です。

渡航前の最終チェックリスト

申込みを決める前に、次の項目がすべて書面で確認できるかを点検します。一つでも曖昧なら、送金や解約不能な航空券購入を急がず、学校または公式窓口へ質問してください。

  • 課程名、校舎、期間がILEPまたはTrustEd Irelandの対象情報と一致する
  • 取得資格、NFQレベル、入学条件、修了条件が分かる
  • 授業料と追加費用、支払日、返金条件を確認した
  • 想定されるStamp、就労可否、登録書類を学校へ確認した
  • 資金証明とは別に、住居を含む現実的な生活予算がある
  • 保険の補償、住居契約、到着後の移動手段を確定した
  • 卒業後を希望する場合、NFQレベルと対象制度を確認した

学校や制度の条件は変わります。出願時、支払時、渡航直前の3回に分けて同じ項目を確認し、参照した公式ページと日付を保存しておきましょう。

アイルランド留学のよくある質問

日本人は現在入国ビザ免除ですが、90日超の留学では滞在許可登録が必要です。就労、必要資金、学校の対象性、卒業後制度も条件付きなので、よくある疑問を公式情報に沿って確認します。

日本人はアイルランド留学にビザが必要ですか?

日本の一般旅券所持者は、現時点では原則として入国ビザ免除です。ただし入国審査はあり、日本国籍者も90日を超えて滞在するなら到着後の滞在許可登録が必要なので、「ビザ不要=手続き不要」ではありません。

語学留学をしながらアルバイトできますか?

ILEP掲載課程またはTrustEd Ireland認可機関の対象課程で学び、有効なStamp 2を得ることが条件です。その場合は、学期中週20時間、指定休暇期週40時間まで働けます。短期訪問、Stamp 2A、対象外コースでは働けないため、申込み前に課程と許可区分を確認してください。

1年間の留学にはいくら必要ですか?

一律の総額はなく、学費、都市、住居、生活様式で変わります。入管の資金証明は8か月超の課程で最低1万ユーロです。一方、ダブリンの大学による生活費試算は住居込み・学費別で年約2万〜2.9万ユーロのため、最低基準を生活予算の上限にしてはいけません。

英語学校ならどこでもStamp 2を取得できますか?

取得できません。まず、コースがILEP掲載課程またはTrustEd Ireland認可機関の対象課程に該当するかを公式リストで確認します。次に、コース名、期間、校舎が一致するかを学校の正式書類と照合してください。

アイルランドの大学卒業後に現地で働けますか?

対象卒業生は、Third Level Graduate Programmeを利用できる可能性があります。認定されたアイルランドの授与機関からNFQ Level 8以上の資格を得ることが第一条件です。申請時に有効なStamp 2と最新のIRPを持ち、資格取得通知から6か月以内に手続きしてください。

Level 8は最大12か月、Level 9以上は就職活動の証拠を示すことで最大24か月ですが、学生経路の総年数上限があります。その後の長期就労には、Employment Permitなど別の根拠が必要です。

アイルランド留学を成功させる鍵は、学校の魅力だけでなく、対象課程、NFQ、Stamp、総予算、住居、卒業後の接続を一つの計画として確認することです。まず目的と予算上限を決め、公式リストで候補を絞り、学校から届く条件を書面で比較しましょう。

制度は更新されるため、最終判断ではIrish Immigration Serviceの留学案内を優先してください。資格はQQI、学校・課程・費用はEducation in Irelandと出願先の公式情報を確認しましょう。

アイルランドの学校を比較する

Study Work Hubに掲載中の22校から、学校名と都市で候補を絞れます。 コース、授業料、認定、入学可否は変わるため、比較の最終段階で必ず各校の公式情報を確認してください。

アイルランドの掲載校をすべて見る
掲載校
22
掲載都市
6都市
留学体験談
2件
公式参考先
6

最初の12校を表示しています。残りは「掲載校をすべて見る」から確認できます。

留学体験談から分かること

本人の記述から渡航目的を確認できた2件を集計しています。 回答者の自己選択データであり、国全体の平均や成功率を示すものではありません。

検証済み件数
2
登場する都市
1都市
滞在期間の中央値
5か月

回答者の出発年齢範囲:1919歳(確認できた回答のみ)

アイルランド留学体験談

条件に合う体験談:2

公式出典と確認日

変動する制度・料金・就労条件は、公開前と申請前に各公式ページを再確認してください。

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