憧れのソウル生活!「好き」を仕事にして見つけた、新しい自分と韓国のリアル
基本情報
| 出発時の年齢 | 22歳 |
|---|---|
| 渡航先 | 🇰🇷 韓国 |
| 主な滞在都市 | ソウル(弘大・延南洞エリア) |
| 滞在期間 | 1年1ヶ月 |
投稿者: mina
もともとK-POPやドラマが大好きで、「いつか韓国に住んでみたい」という夢を叶えるために大学を休学して渡韓しました。
最初の3ヶ月は語学堂に通い、徹底的に基礎を固めました。クラスメイトは中国、ベトナム、アメリカ、フランスなど多国籍で、韓国語を使って他国の友人と会話をするという体験は、私の視野を一気に広げてくれました。
後半は、延南洞(ヨンナムドン)にあるおしゃれなコンセプトカフェでアルバイトを始めました。最初は注文を聞き取るだけで精一杯でしたが、常連のお客さんに名前を覚えてもらい、「あなたの接客は元気が出る」と言ってもらえた時、この国に来て本当に良かったと心から思いました。
印象に残っているエピソードは、誕生日の時にバイト先の同僚たちがサプライズで「わかめスープ(韓国で誕生日に飲む定番)」を作ってくれたことです。家族と離れて寂しい思いをしていた私に、彼らは「ここでは私たちが家族だよ」と言ってくれました。韓国語で「情(ジョン)」と呼ばれる、人との深い繋がりを肌で感じた瞬間でした。
また、大好きなアイドルの「推し活」も全力で楽しみました。現地のファンコミュニティに入り、韓国人の友人と一緒にカムバックを応援したり、夜通しイベントの準備をしたりした経験は、単なる趣味を超えて、韓国社会の仕組みや若者の考え方を深く知るきっかけになりました。
この1年で、私の韓国語は日常会話に困らないレベルから、ビジネスでも使えるレベルまで向上しました。それ以上に、何でも一人で決断し、行動する度胸がついたことが大きな収穫です。
良かった点
- ✓ソウルの魅力は、何と言ってもその圧倒的なエネルギーとスピード感です。特に私が住んでいた弘大(ホンデ)エリアは、毎日どこかで路上パフォーマンスが行われ、最新のトレンドが数日単位で入れ替わる刺激的な街でした。 一番良かったのは、語学学校で学んだ韓国語を、すぐにアルバイトや日常生活で実践できたことです。韓国の方は非常に情が厚く、一生懸命韓国語で話そうとすると、お店の「アジュンマ(おばさん)」がサービスでおかずを増やしてくれたり、温かい言葉をかけてくれたりすることが多々ありました。 また、カフェ文化が非常に発達しており、勉強や作業をする環境がどこにでも整っているのも助かりました。深夜まで営業しているお店も多く、治安も日本と同じかそれ以上に良いため、夜遅くに一人で歩いていても不安を感じることはほとんどありませんでした。地下鉄やバスなどの公共交通機関も非常に安く、週末には「漢江(ハンガン)」でピクニックをしたり、地方都市へ旅行に行ったりと、充実した日々を過ごせました。
大変だった点
- ✕最も苦労したのは、韓国特有の「パリパリ(早く早く)文化」に適応することでした。飲食店での接客や仕事の現場では、常にスピードと効率が求められ、最初の頃はそのペースについていけず、ミスをして厳しく注意されることもありました。また、上下関係や言葉の使い分け(敬語)が日本以上に厳格で、友達同士であっても年齢が一つ違うだけで接し方が変わる文化には、慣れるまでかなり神経を使いました。 仕事探しについても、ソウルは競争が激しく、特に人気の高いコンセプトカフェなどは、現地の大学生でも倍率が高いです。外国人である私が採用されるためには、高い語学力だけでなく、それ以上の「何か」をアピールする必要がありました。 また、冬の寒さは想像を絶するものでした。マイナス15度を下回る日もあり、水道が凍結して使えなくなるなどのトラブルも経験しました。生活面では、日本とは異なるゴミの分別の厳しさや、デリバリー文化の複雑さなど、細かいルールの違いに戸惑うことも多かったです。精神的には、ネット社会ゆえの情報の速さに振り回され、周りのキラキラした生活と自分を比較して落ち込んでしまう時期もありました。
これから行く人へのアドバイス
韓国は近くて似ている国だと思われがちですが、実際に住んでみると独自の文化やルールがたくさんあります。大切なのは「郷に入っては郷に従え」の精神で、まずは何でも受け入れてみること。また、仕事を探すなら、渡航前にできるだけ語学力を高めておくことを強くおすすめします。韓国語ができればできるほど、出会える人の層も仕事の種類も格段に広がります。冬の寒さは本当に厳しいので、現地で最強のダウンジャケット(ロングペディン)を買う準備も忘れずに!一歩踏み出せば、想像以上に温かい世界が待っています。