不便さが教えてくれたこと。セブ島留学で見直した「日本の当たり前」と心のゆとり
基本情報
| 出発時の年齢 | 30歳 |
|---|---|
| 渡航先 | 🇵🇭 フィリピン |
| 主な滞在都市 | セブ市 |
| 滞在期間 | 1ヶ月 |
投稿者: みいちゃん
セブ島での生活は、日本との違いに気付かされると同時に、英語漬けの環境で実践的に鍛えられた毎日でした。毎日英語を話さなければならないため、最初は言葉に詰まっても「なんとか聞き取り、理解しなければ」という必死な状況に身を置くことで、自然とリスニング力が鍛えられました。伝えたい英文がとっさに思い浮かばなくても、伝えようとする熱意と気持ちさえあれば、なんとかコミュニケーションが成立するという経験は大きな自信になりました。一方で、英語が理解できないと現地のやり取りで騙されてしまうような場面もあり、自分の身を守るための語学力の重要性を痛感したのも事実です。
生活環境の面では、日本の食品衛生のレベルやインフラの整備状況、治安の良さなど、日本の圧倒的なクオリティの高さに気付かされる日々でした。日本と比べて不便なことも多々ありましたが、その分セブ島の豊かな自然など新しい側面に目を向けることができ、毎日が新鮮でした。日本の日常を完全に忘れられたことで、最高のリフレッシュになりました。
また、現地の文化に触れる中で、日本人のすべての物事に対する几帳面さは素晴らしい反面、時にはうつ病などの精神疾患を引き起こす要因になり得ることも感じました。セブ島の人々のように、ある程度「適当」であっても社会がおおらかに受け入れる柔軟さは、人が健やかに生きる上で必要なことなのかもしれないと深く考えさせられました。
この留学で最も印象に残っているのは、逆説的ですが「日本のクオリティの高さ」です。インフラが充実した日本で生活できていることのありがたみを改めて実感しました。語学力の向上だけでなく、不便さを楽しむ力や異なる価値観、そして日本の良さを再認識できた、非常に有意義な体験です。
良かった点
- ✓セブ島での留学で最も良かったのは、英語を話すことに対する心理的なハードルが大きく下がった点です。現地の先生方は非常に明るくフレンドリーで、言葉に詰まってしまっても根気強く耳を傾けてくれました。そのおかげで、間違いを恐れずに自分の言葉でコミュニケーションを取る楽しさを実感できました。マンツーマンの授業が多く、自分のレベルやペースに合わせて集中的にスピーキングの練習ができたことも、実践的な英語力の向上に直結したと感じています。 また、費用を抑えながら充実した環境で学べるコストパフォーマンスの高さも大きな魅力でした。平日は英語学習にしっかりと集中し、週末は美しい海や自然に囲まれてリフレッシュするという、オンとオフのメリハリをつけやすい環境が整っています。英語学習へのモチベーションを高めながら、心身ともに充実した時間を過ごすことができた、非常に価値のある経験になりました。
大変だった点
- ✕セブ島留学で最も苦労したのは、日本との公衆衛生レベルの違いです。特に水回りやトイレの事情には戸惑うことが多く、外出先のトイレではトイレットペーパーがないのが一般的でした。配管の事情で便器に紙を流せない場所も多く、衛生面でのストレスを日常的に感じていました。 それに加えて一番辛かったのは、滞在中に食中毒になり、ひどい下痢に見舞われたことです。現地の食事や水が急に体に合わなかったのか、大きく体調を崩してしまいました。体調が悪い中で、衛生環境の十分でないトイレを頻繁に使わなければならない状況は、肉体的にも精神的にもかなりの負担でした。 さらに困ったのが、現地での薬代の高さです。必要な成分が含まれた薬を現地の薬局で探して購入しましたが、全体的な生活費や物価が安いセブ島であるにもかかわらず、薬は驚くほど高額でした。 この経験から、留学中は万が一の体調不良に備えて、日本から使い慣れた薬を多めに持参することや、カバー範囲の広い海外旅行保険に加入しておくことの重要性を身をもって学びました。
これから行く人へのアドバイス
これからセブ島へ留学する方へお伝えしたいのは、大きく分けて「体調管理の備え」と「完璧を求めないマインド」の2点です。 まず1つ目は、健康面での十分な準備です。私自身、現地で水や食事が合わずに体調を崩した経験から、日本から飲み慣れた薬を多めに持参することを強くおすすめします。現地の薬局でも必要な成分の薬を探すことはできますが、価格が驚くほど高額なうえに、自分の体に合うとは限りません。万が一に備えて、十分なカバー範囲を持つ海外旅行保険への加入も必須です。 2つ目は、現地の環境に対して完璧を求めすぎないことです。日本のインフラや衛生水準は世界トップクラスであり、セブ島では不便な思いをすることが必ずあります。しかし、それをストレスに感じるのではなく、現地の人々のおおらかさや、少し「適当」な部分も受け入れて楽しむくらいの気持ちでいると、精神的にとても楽になります。休日は豊かな自然の中でリフレッシュしたり、サウナなどでしっかり心身の疲れをとるなど、自分なりの息抜きの方法を見つけておくことも大切です。 英語学習においても同じです。最初から完璧な文法で話そうとする必要はありません。言葉に詰まっても「伝えたい」という熱意があれば、必ずコミュニケーションは成り立ちます。不便さや文化の違いも含めて、日本とは違う環境での毎日をぜひ思い切り楽しんできてください!