バンクーバーワーホリで一つ殻を破った話
基本情報
| 出発時の年齢 | 24歳 |
|---|---|
| 渡航先 | 🇨🇦 カナダ |
| 主な滞在都市 | バンクーバー |
| 滞在期間 | 1年1ヶ月 |
投稿者: わっかー
グロッサリーストアでの勤務生活がとても印象に残っています。日本では当たり前の常識が海外では通用しないということをそこで初めて学びました。海外では仕事中も同僚と雑談するのが普通で、手を動かしながら全く関係ない話をしていることが割と多いです。日本では仕事中は黙っているのが正しいとの認識が強いと思いますが、私も最初はその意識でいたため、同僚に話しかけられてもあまり発言することができずにいました。英語にもあまり自信がなかったので、喋れそうにないなと思った時はただ愛想笑いをしたり、何とか雰囲気でやり過ごすこともありました。しかしその振る舞いが恐らく悪い印象を与え、次第に同僚から話しかけられなくなってしまいました。これはまずいと自分で思い、意識して何でも雑談に参加するように意識しました。英語に自信がなくても一文でも話すようにしたり、勉強したフレーズをそのまま発言してみたりしたところ、皆こちらにまた意識を向けてくれるようになり、その後もまた話しかけてくれるようになりました。この経験から、自分の意見や気持ちを言わないのはむしろ失礼で、関心がないと思われるのだと気づきました。むしろはっきりと意見を述べる方が相手の印象は良くなり、信頼し合える関係性を作れるのだと学びました。ビザの期限のため退職を申し出た際、ビザを延長し職場に残れるという話をもらいました。世界中でコロナが流行ったため帰国しましたが、今でもいい思い出になっています。
良かった点
- ✓高級食材を扱ったグロッサリーストアでアルバイトをしていました。日本人の同僚が2人しかいなく、その他の同僚は皆多国籍で英語力を伸ばす環境としては最高でした。お客さんも日本人はほぼいなく現地の人ばかりだったため、接客を通して英語を身につけることができました。同僚とも積極的に会話をするよう心がけていました。最初はあまり発言ができなかったのですが、自分の考えや気持ちをしっかり言葉にして発信することが海外でのコミュニケーションでは大切だということを学びました。日本人は自分の意見を言わず空気を読んでそれとなく行動する方が評価されますが、バンクーバーの職場でもその振る舞いをしていたところ相手にされなくなってしまい、そこで初めて、自分の中で日本の常識を変えることができました。 また、バンクーバーは世界でも比較的住みやすいエリアだと思いますが、治安がほとんど良いので、犯罪に巻き込まれることもほぼありませんでした。事前の下調べをしっかりした上で生活すれば、そこまで危険な目に遭うことはありません。私が渡航した2019年は、それまで違法だったマリファナが合法になった年だったので、ダウンタウンの東エリアの路上でマリファナを吸っている人をたくさん見かけるようになりました。そのため、そのようなエリアには行かないように心がけ、出かける際はビーチやパークがある西エリアに行くようにしたり気をつけていました。そこでサイクリングをしたり、ビーチにあるレストランで友達を食事をしたり、優雅にゆっくりした時間を過ごすこともできます。 バンクーバは自然もとても綺麗で、大きい公園やビーチもあるので、都会に住みながらアクティビティを楽しめることも魅力です。7月1日はカナダの建国記念日なので、毎年その日になると街中が一気にバケーションみたいになります。ビーチでゆっくり過ごしたりできるのもとても楽しかったです。
大変だった点
- ✕物価が日本と比べて高いのは大変だったと思います。食料品を買うだけでも6000円くらいはするので、日本の食材が欲しい場合はさらに割高になります。そのため、なるべく日本の輸入品は買わず現地の食材を買うようにしたり、コストコに行って大量にストックを買っておいたり工夫しました。また、家探しにもとても苦労しました。シェアハウスは量的にはあるのですが、家賃も高い家が多いです。比較的家賃が安いから良いと思って内見に行ってもシェアする相手との相性がよくなかったり、紹介された部屋がとても小さかったりと、条件が合わないことがほとんどです。そのため、妥協的を少し多めに決めておいて家探しすることが大切だと思います。 バイト探しも少し苦労しました。最初に勤務した日本食レストランは、家族経営のカナダ人と日本人夫婦のレストランで、スタッフの控え室がなくトイレだったたため、全員バッグや上着をトイレに置いて仕事をしていたくらいでした。また残業代を支払わずチップで済ませていたので、それに気付いた時に退職しました。その後知り合いに紹介してもらったグロッサリーストアで働き、ビザの期限が切れるまで働きました。
これから行く人へのアドバイス
アドバイスは3つあります。1つ目は、渡航前までにできる限り英語の勉強をやっておくことです。一番の理由は、仕事探しに大きく役立つからです。ワーホリで初めて海外で働く場合、英語力があまりないとどうしても日本食レストランなどの誰でも働けるような場所になりがちです。その場合、オーナーが韓国人だったり、日本人の同僚が多くいることが多いので、思うように英語力が伸びないことがあります。また、そのような環境に甘えてしまい、せっかく海外にいるのに結局日本人とばかり仲良くしていたために、海外の友達ができないまま帰国するという結果にも繋がってしまいます。英語の勉強をする場合は、単語や文法ではなく、なるべくスピーキングとリスニングの練習を多めにやっておくと非常に良いと思います。2つ目は、お金をできる限り貯めておく、です。私は日本円で120万円貯めてからカナダに行きました。お金に余裕があれば、語学学校に通うこともできますし、友達と思う存分色々な所に遊びに行くこともできます。ワーホリは何をしようが自由なので、遊びも立派なやるべき事だと思います。お金あればバイトをしない数ヶ月があったとしてもその分別な経験に投資することができます。また、ホームステイする場合、そのホームステイ先が外れだったというケースは非常に多いので、万が一早く退去したいと思った時も、家賃の範囲内でいつでも引越しすることもできます。カナダのバンクーバーに行く場合は、最低でも100万円はあると安心だと思います。3つ目は、行く目的をある程度決めておくことです。ワーホリはもちろん過ごし方は自由です。英語を勉強したり、何か専門の学校に通ったり、バイトしたり遊んだり、ある意味何でもできます。その分、目的がないと1年間ダラダラしたまま帰国することもあります。そのために、何のために行くのか明確にしておいた方が、1年後の成長が大きく変わります。特に日本では、ワーホリから帰国後の就職が想像以上に難しいです。ワーホリは空白期間と捉える企業が大半のため、就職に役立てるためにも目的はしっかりしておいた方がいいと思います。同じ国にワーホリに行くのは1人1回しかできないので、充実した1年にして欲しいと思います。