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🔍 情報収集・意思決定2026年3月20日読了 約16

ワーホリで稼げる国ランキング|時給・生活費・手残りで徹底比較

ワーホリで最も稼げる国はどこ?2026年最新の最低賃金データをもとに、時給・生活費・税金・手残り額で主要5カ国をランキング。稼ぐコツやタックスリターンの活用法も解説。

このページのポイント

  • 1稼げる国No.1はオーストラリア(2025年最低賃金 時給24.95 AUD)で、最大3年間の滞在が可能
  • 2「時給の高さ」だけでなく「生活費を引いた手残り額」で国を比較するのが重要
  • 3カナダのチップ文化では飲食業で月3〜5万円の副収入が上乗せされる
  • 4タックスリターン制度の活用で数万〜数十万円の還付が受けられる国がある

ワーホリで「稼げる国」を選ぶとき、時給の高さだけに目を奪われるのは危険です。時給が高くても物価が高ければ手元に残るお金は少なくなります。この記事では、2026年最新の最低賃金データを使い「時給 − 生活費 = 手残り額」を基準にワーホリで稼げる国をランキング形式で紹介します。

ワーホリで「稼げる」を正しく理解する

時給の高さだけでは判断できない理由

ワーホリで稼げるかどうかを判断する軸は、単純な時給ではなく「手残り額」です。手残り額とは、稼いだ収入から生活費と税金を差し引いた後に手元に残るお金のこと。たとえばオーストラリアは時給が約2,400円と非常に高い一方で、シドニーやメルボルンの家賃は月10〜15万円かかります。逆にドイツのベルリンは時給がやや低くても、家賃が安いため手残りではオーストラリアに迫る金額になることもあります。

稼げるかどうかを左右する4つの要素は以下のとおりです。

  • 最低賃金と実際の平均時給 — 最低賃金は下限であり、実際の時給は職種や経験で上がる
  • 生活費(家賃・食費・交通費) — 都市部と地方、シェアハウスと一人暮らしで大きく変動
  • 税率と控除 — 国によって非居住者税率が適用される場合があり手取りに影響
  • チップ文化の有無 — カナダやイギリスではチップが月数万円の副収入になる

為替レートの影響も無視できない

日本円に換算した金額は、為替レートによって大きく変動します。たとえばオーストラリアドルが1AUD=100円のときと90円のときでは、月収に数万円の差が出ます。渡航時期を検討する際は、為替の動向も参考にしましょう。本記事の日本円換算額はあくまで目安であり、最新のレートで再計算することをおすすめします。

ワーホリで稼げる国ランキング TOP5

1位:オーストラリア — 最低賃金トップクラスで最大3年滞在可能

オーストラリアの最低賃金は2025年7月時点で時給24.95 AUD(約2,400〜2,600円)と、ワーホリ対象国のなかでトップクラスです。ファームジョブや建設現場では時給30 AUD以上になることも珍しくありません。

項目

金額目安

最低賃金

時給24.95 AUD(約2,400〜2,600円)

平均的な時給

25〜35 AUD(約2,500〜3,600円)

月収目安(フルタイム)

手取り約25〜35万円

生活費(シェアハウス利用)

月15〜20万円

月の貯金可能額

約10〜18万円

オーストラリアが稼げる国1位である理由は、高い最低賃金に加えて最大3年間の滞在が可能な点です。農場など指定業種で一定期間働くとセカンドビザ・サードビザを取得でき、長期間にわたって高収入を得られます。タックスリターン制度もあり、年度末の確定申告で数万〜数十万円の還付を受けられるケースも多いです。

2位:ニュージーランド — 生活費の安さで手残りが多い

ニュージーランドの最低賃金は2026年4月以降時給23.95 NZD(約2,100〜2,300円)に引き上げられます。オーストラリアと比べると時給はやや低いものの、生活費が比較的安いため手残り額ではオーストラリアに迫ります。

項目

金額目安

最低賃金

時給23.95 NZD(約2,100〜2,300円)

平均的な時給

24〜30 NZD(約2,100〜2,600円)

月収目安(フルタイム)

手取り約20〜27万円

生活費

月12〜18万円

月の貯金可能額

約8〜12万円

キウイフルーツのピッキングなど農業関連の仕事は時給が高めで、繁忙期には月30万円以上稼ぐ人もいます。オークランド以外の都市を選べば家賃をさらに抑えることが可能です。

3位:イギリス(YMS) — 2年間の滞在でトータル収入を最大化

イギリスの最低賃金は2026年4月から時給12.71 GBP(約2,400〜2,600円)に引き上げ予定です。ロンドンではさらに高い「ロンドン・リビング・ウェイジ」が適用される職場も多くあります。

項目

金額目安

最低賃金

時給12.71 GBP(約2,400〜2,600円)

平均的な時給

13〜18 GBP(約2,500〜3,400円)

月収目安(フルタイム)

手取り約22〜30万円

生活費(ロンドン/地方)

月18〜25万円 / 月12〜18万円

月の貯金可能額

約5〜12万円

月単位の手残りではオーストラリアやNZに劣りますが、YMSビザは最長2年間滞在できるためトータルの貯金額ではトップクラスになり得ます。ロンドンの家賃は高額ですが、マンチェスターやエディンバラなど地方都市を選べば月5〜8万円の節約が可能です。

4位:カナダ — チップ文化で実質収入が大幅アップ

カナダの最低賃金は州によって異なり、時給16〜17 CAD(約1,700〜1,800円)が一般的な水準です。時給だけを見るとほかの国より低く感じますが、カナダ最大の強みはチップ文化にあります。

項目

金額目安

最低賃金

時給16〜17 CAD(約1,700〜1,800円)

平均的な時給

17〜22 CAD(約1,800〜2,300円)+チップ

月収目安(チップ込み)

手取り約22〜30万円

生活費(バンクーバー・トロント)

月15〜22万円

月の貯金可能額

約5〜12万円

飲食店のホールスタッフとして働くと、チップだけで月3〜5万円の上乗せが期待できます。スキーリゾートのウィスラーやバンフなどでは寮付きの仕事も多く、生活費を大幅に抑えながら高収入を得られるのも魅力です。2025年からはビザを2回取得できるようになったため、最長2年間カナダで稼ぐことも可能になりました。

5位:ドイツ — ヨーロッパで安定収入と低い生活費を両立

ドイツの最低賃金は時給12.82 EUR(約2,000〜2,200円)で、ヨーロッパのなかでは高い水準にあります。首都ベルリンは西欧の大都市のなかで家賃が比較的安く、稼ぎと支出のバランスに優れています。

項目

金額目安

最低賃金

時給12.82 EUR(約2,000〜2,200円)

平均的な時給

13〜18 EUR(約2,000〜2,800円)

月収目安(フルタイム)

手取り約18〜25万円

生活費(ベルリンなど)

月10〜16万円

月の貯金可能額

約5〜10万円

ドイツのスーパーマーケット(ALDI、LIDLなど)は食材が非常に安く、自炊すれば食費を月2〜3万円に抑えられます。日本食レストランでの求人も安定しており、日本人ワーホリメーカーの就職先として人気があります。

ワーホリでより多く稼ぐための実践テクニック

高時給の仕事を狙う方法

飲食店のホールやキッチンはワーホリの定番ですが、さらに高い時給を狙うなら職種の選び方が鍵になります。建設現場のヘルパーや倉庫作業は体力を使いますが時給が1.5〜2倍になることがあります。ファームジョブも収穫期は時給が跳ね上がり、歩合制の農場では日給2万円以上稼ぐ人もいます。

英語力に自信があれば、ホテルのフロントやツアーガイドなど接客スキルが評価される仕事に挑戦するのも有効です。経験が積めるだけでなく、帰国後のキャリアにも活かしやすい職種です。

生活費を徹底的に抑えるコツ

稼いだお金を多く手元に残すには、収入を増やすだけでなく支出を減らすことが同じくらい重要です。

  • シェアハウスを活用する — 一人暮らしの半額以下で済むケースが多い
  • 自炊を基本にする — 外食の3分の1以下の食費で済み、月2〜3万円の節約になる
  • 自転車を移動手段にする — 交通費がゼロになり、通勤にも便利
  • まかない付きの仕事を選ぶ — 飲食店なら食事が無料で提供される場合が多い

掛け持ち・季節労働で収入を最大化する

法律で認められている範囲で複数の仕事を掛け持ちすれば、収入を大幅に増やせます。「平日はカフェ、週末はファームジョブ」という働き方はワーホリでは一般的です。スキーリゾートやフルーツピッキングなどの季節労働は期間限定で高収入が期待でき、繁忙期に集中して働いて一気に貯金する戦略も効果的です。

タックスリターンで「取り戻す」ことも忘れずに

主要国のタックスリターン制度を活用する

オーストラリア、ニュージーランド、カナダでは、年度末に確定申告をすることで払いすぎた税金が還付される「タックスリターン」制度があります。特にオーストラリアでは、ワーホリメーカーが数万円〜数十万円の還付を受けるケースが珍しくありません。

申告方法

還付の目安

注意点

オーストラリア

オンラインで申告(myTax)

数万〜数十万円

TFN(タックスファイルナンバー)の取得が必須

ニュージーランド

IRD(税務局)サイトで申告

数万〜十数万円

IRDナンバーの取得が必要

カナダ

帰国後もオンラインで申請可能

数万〜十数万円

SINナンバーと源泉徴収票が必要

タックスリターンは帰国後でも申請できる国が多いため、「稼ぐ」ことだけでなく「取り戻す」ことも計画に組み込んでおきましょう。代行業者を使えば手数料はかかりますが、手続きの手間を大幅に減らせます。

申告漏れを防ぐために渡航中にすべきこと

タックスリターンをスムーズに受けるために、渡航中から以下の準備をしておきましょう。

  • 給与明細(ペイスリップ)をすべて保管する
  • 納税者番号(TFN、IRD番号、SINなど)を渡航直後に取得する
  • 雇用主から年度末の源泉徴収票を受け取る
  • 仕事関連の経費(作業着、移動費など)の領収書を保管しておく

まとめ

ワーホリで稼げる国1位はオーストラリアです。最低賃金が時給約24.95 AUDと高く、最大3年間の滞在で大きく貯金できる可能性があります。ただし「稼げるかどうか」は時給だけでなく生活費・税金・チップ文化を含めた「手残り額」で判断することが大切です。ニュージーランドは生活費の安さ、カナダはチップ文化、イギリスは2年間の滞在期間という、それぞれ異なる強みがあります。自分の目的と予算に合った国を選び、高時給の仕事・節約・タックスリターンを組み合わせて手残りを最大化しましょう。

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💡ヒント

オーストラリアのファームジョブは稼げるだけでなく、セカンドビザの条件も満たせるため一石二鳥です。繁忙期は日給2万円以上の歩合制農場もあります。

重要

為替レートによって日本円換算の金額は大きく変動します。本記事の金額は目安であり、渡航前に最新レートで再計算してください。

⚠️注意

SNSで「月50万稼いだ」などの情報を見かけますが、すべての人に当てはまるわけではありません。最低賃金ベースの現実的な収入で計画を立てましょう。

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