2026年10月16日

高校の交換留学とは?4団体の費用・選考と留年しないための確認点

高校の交換留学の仕組みを、私費留学との違いから整理しました。AFS・YFU・EIL・ロータリーの参加費と別にかかる費用、英語の基準と選考、応募の時期を比べられます。在籍校で留年しないために確かめたい5つのことと、大学受験との関係も分かります。

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高校の交換留学とは?4団体の費用・選考と留年しないための確認点

「高校のうちに交換留学をしたい」。子どもからそう言われても、費用はいくらかかるのか、1年行って留年しないのか、親として不安が先に立つのは自然なことです。どの団体を選べばよいのか、今からでも申し込みに間に合うのかという迷いも重なります。

そこで本記事では、高校の交換留学の仕組みと、主な4つの団体の参加費・選考・応募の時期を、同じ物差しで比べられるようにまとめました。在籍校で単位がどう扱われるかと、応募の前に学校へ確かめたい5つの質問も分かります。

あわせて、大学受験との関係や、留学中の安全と家族の関わり方も、同じ流れで確かめていきましょう。

高校の交換留学の仕組みと私費留学との違い

高校の交換留学は、留学団体を通じて約10か月、海外の高校に通いながら現地の家庭に住む仕組みです。私費留学より費用を抑えやすい代わりに、住む地域や学校は自分で選べません。

約10か月、現地の高校に通い家庭に住む

交換留学の期間は、現地の1学年にあたる約10か月が基本です。AFS日本協会とYFU日本国際交流財団は「1学年間」、EIL(日本国際生活体験協会)は「原則10か月」と案内しています。

「交換」とは、日本の高校生を海外へ送り、海外の高校生を日本で迎える、行き来のある仕組みを指します。ただし、送り出す家庭が留学生を受け入れる義務はありません。

住まいは現地のホストファミリーの家で、多くの団体では謝礼を受け取らないボランティアの家庭です。ただしYFUは、カナダでは政府の方針で家庭に費用の一部が支払われると説明しており、国による違いもあります。

国は希望できるが地域と学校は選べない

交換留学で選べるのは「どの国に行きたいか」までで、住む地域・学校・ホストファミリーは団体と現地側が決める仕組みです。AFSは、配属地域やホストファミリー、通う学校を希望したり指定したりはできないと明記しています。

国の希望も、必ず通るとは限りません。YFUによると、第一希望の国の定員が少ないときや英語力が基準に届かないときは、第二希望以下の国で合格になることがあります。

現地の高校を卒業したい家庭には、交換留学は向きません。たとえばAFSの留学生は聴講生として通うため、現地の高校の卒業認定は受けられない仕組みです。

私費留学・自治体の留学との違い

3つの留学の形は、選べる範囲と応募できる人で大きく違います。EILの比較表と東京都の募集案内をもとにまとめると、次のとおりです。

項目

団体の交換留学

私費の高校留学

自治体の事業の例

行き先の国

希望できる

選べる

コースで決まる

地域・学校

選べない

選べる

選べない

期間

約10か月

自由に決める

約11か月

選考

あり

あり

校内選考と試験

応募できる人

年齢・成績の条件あり

学校の条件による

都立高校の生徒など

自治体の事業の例には、東京都の「次世代リーダー育成道場」があります。費用の面では、EILの比較表が交換留学を2021年度のアメリカ派遣で約158万円、私費の正規留学を約210万〜500万円としており、交換留学のほうが抑えやすい傾向です。ただし2027年出発の交換留学は国によって300万円を超え、私費の目安と重なることもあります。

費用を抑えて現地の高校生活をまるごと体験したいなら交換留学、学校や地域にこだわるなら私費留学が向いています。都立高校に通っているなら、自治体の事業も候補に加えてみてください。

国と学校を自分で選ぶ私費の高校留学は、オーストラリアの高校留学の選び方で詳しく比べています。大学に進んでからの短期留学や休学留学まで見通すなら、高校生・大学生の留学プランのページが参考になります。

交換留学の主な団体と参加費の比較

高校生の交換留学の主な窓口は、AFS・YFU・EILの3つの公益法人と、ロータリークラブの青少年交換です。2027年出発の参加費は、アジアなら130万〜190万円台、アメリカなら200万円台が中心です。ただし国によっては300万円を超えることもあります。

4つの団体の派遣先と特徴

行き先の選択肢がいちばん多いのはAFS日本協会で、2027年出発では30を超える国・地域が派遣先です。日本では1954年に高校生を送り出したのが始まりで、いまは公益財団法人として運営されています。

YFU日本国際交流財団も公益財団法人で、1958年から高校生を送り出してきました。アメリカやドイツ、タイ・韓国などへの派遣を募集しています。

EIL(日本国際生活体験協会)は公益社団法人で、2027年出発の費用一覧に22の国・地域が並びます。ロータリークラブの青少年交換は地区ごとの募集です。たとえば国際ロータリー第2690地区は、アメリカ・カナダ・オーストラリアへ3名程度を送り出す計画を示しています。

参加費は国で大きく違いアジアは安め

どの団体もアジアの国は安めですが、いちばん高い国は団体によって違うのが実情です。AFSとYFUはアメリカがいちばん高い一方、EILはカナダが309万円、オーストラリアが320万円と、アメリカより高い国もあります。2026年10月時点の各団体の掲載額で、主な国を比べた結果が次の表です。

団体

安い国の例

ヨーロッパの例

アメリカ

AFS

アジア・中南米 145万円

185万円

250万円

YFU

タイ・韓国 178万円

ドイツ 182万円

208万円

EIL

タイ 135万円

ドイツ 189万円

229万円

AFSとEILは2027年出発の金額で、YFUのページには年度の記載がありません。YFUのアメリカは、参加費とは別に追加サポート費15万円がかかります。EILは為替の急な変動で参加費が変わることがあると明記しているため、最新は各団体の公式サイトでご確認ください。

AFS・YFU・EILの参加費には、往復の航空券、現地の相談員のサポート、出発前後の研修が含まれます。滞在中の食事はホストファミリーが用意し、EILは現地の高校の授業料も原則免除としています。

ロータリーの青少年交換は、第2690地区の要項では参加費の設定がなく、現地の生活費と通学費は受け入れ側のロータリークラブが負担する仕組みです。費用の分担は地区によって異なります。

参加費のほかに小遣いや保険が別にかかる

参加費とは別に、数十万円の費用を見込んでおきましょう。AFSはよくある質問の中で、参加費に加えて50万円程度が必要だと案内しています。

主な追加の費用は、小遣い、ビザの申請、予防接種、現地の学校の教材費や通学費です。YFUは小遣いの目安を月約2万円、AFSはアメリカとカナダのビザ関連費用の目安を15万〜20万円としています。

参加費のない第2690地区のロータリーでも、要項では往復の航空券に約35万〜45万円、渡航の手続きに約20万〜30万円が必要です。参加費だけでなく、追加の費用まで足した総額で比べると、実際の負担に近い金額で団体を選べます。

奨学金は団体と自治体の枠を先に調べる

交換留学の費用は、団体の奨学金で大きく減らせる場合があります。AFSは2027年出発で参加者のおよそ3分の1、約100名分の奨学金の枠を設けており、そのうち三菱商事高校生海外留学奨学金は50名に参加費の全額を給付するものです。

ただしAFSの奨学金は、原則として春から夏の選考に応募した人が対象になります。EILにも上限150万円のサポーター奨学金がありますが、2027年夏出発の分は2026年9月15日で締め切られました。どの奨学金にも収入や成績の条件と締め切りがあるので、次の募集の時期を早めに確かめておきましょう。

国の「トビタテ!留学JAPAN」の高校生向けコースは、2027年度の募集で125日以上の長期の採用が全国20人程度と狭き門です。探究活動を含む計画であることも条件になるため、1年の交換留学の費用は、団体の奨学金と都道府県の支援から調べるのが近道でしょう。文部科学省の調べでは、令和5年度に留学の経費を支援していた都道府県は21ありました。奨学金の条件や募集の時期は年度で変わるので、最新は各団体と文部科学省の公式サイトでご確認ください。

交換留学の選考と応募の時期

交換留学の選考では、英語力に加えて、知らない環境になじむ力と家族の理解が見られます。応募は出発のおよそ1年前の春から始まるため、中学3年〜高校1年のうちに動き出すのが目安です。

英語は英検準2級〜2級程度が目安

英語の基準は行き先で変わり、アメリカがいちばん高く、アジアや中南米は低めです。AFSの2027年出発の基準は、アメリカが英検のCSEスコア1980以上で2級相当、アメリカ以外は1728以上で準2級相当でした。アジア・中南米だけを希望する場合は、1456以上の3級相当です。

CSEスコアとは、英検の成績を級をまたいで比べられるようにした点数を指します。AFSではアメリカを希望する人が、EILでは原則として応募者が、ELTiSという英語のテストで基準点を取ることも求められます。ELTiSは、アメリカの中学・高校の授業についていくための聞く力と読む力を測るテストです。EILは、英検2級以上を持つ人が一部の国を希望する場合、このテストを免除しています。

英語に自信がなくても、アジア・中南米だけを希望するなら英検3級相当から応募が可能です。ただしAFSは、どの国の派遣生にも、出国までに準2級〜2級相当の英語力を付けるよう勧めています。

英語圏以外の国では、現地の言葉を一から学ぶのが前提です。AFSはよくある質問の中で、英語圏以外に行った生徒の多くは出発時に現地の言葉が挨拶程度でも、帰国時には日常生活に困らない程度以上に話せるようになっていると紹介しています。

面接では適応力と家族の理解を見る

選考で重く見られるのは、知らない国の家庭と学校になじめるかどうかです。YFUは、選考の主な目的を、異文化の体験に適応できるかを客観的に判定することだと説明しています。

YFUは書類審査のあと、英語のテスト・常識テスト・面接を1日で行い、面接には保護者も加わる形です。EILも保護者1名が同伴する面接で、交換留学への理解や意欲、人柄や社交性を評価するとしています。

留学中は一時帰国が原則できず、困ったことも現地の人と乗り越えることになります。親子で話し合い、送り出す気持ちを固めてから面接に臨みましょう。YFUによると選考の競争率は、派遣先の国で違うものの、例年平均2倍程度です。

応募は出発のおよそ1年前の春に始まる

多くの団体は、出発の前の年の春から秋にかけて応募と選考を行います。2027年出発の募集の時期を各団体の案内で並べると、次のとおりです。

団体

応募・選考の時期

出発

AFS

2026年4〜10月

2027年1〜4月か7〜10月

YFU

2026年4〜11月

2027年8月ごろなど国による

EIL

2026年4月〜2027年1月に毎月

2027年1〜2月か5〜9月

ロータリー

2026年8月末に締め切り

2027年8月か2028年1月

ロータリーは国際ロータリー第2690地区の例です。AFSは応募の受付が3回、YFUは選考が地区によって3〜6回あります。EILの冬出発の選考は2026年7月で終わっており、8月以降の毎月の選考は夏出発が対象です。AFSは2026年10月時点で2027年出発の最後の選考を行っており、カナダやニュージーランドなど募集を終えた国も出ています。

2027年出発を目指すなら、YFUの11月の選考や、EILの2027年1月までの毎月の選考が残っています。奨学金や英語の準備まで考えるなら、2028年出発を目標にするのが現実的です。前の年の冬までに在籍校へ相談し、英検などの試験を春までに受けておけば、AFSで奨学金に応募できる春〜初夏の選考に間に合います。

在籍校での単位と留年の扱い

高校の交換留学は、在籍校が「留学」と認めれば、1年行っても同級生と一緒に進級・卒業できます。認めるかどうかは在籍校の校長が決めるため、応募の前に学校へ確かめておくことが欠かせません。

留学中の学びは36単位まで認められる

学校教育法施行規則の第93条では、校長は留学を許可した生徒の外国での学びを、36単位までなら日本の高校の単位として認められます。学年の途中でも、進級や卒業を認めてよいと定めています。

この上限は以前30単位で、2010年に36単位へ引き上げられました。文部科学省は、高校の段階から留学しやすくすることを狙いに挙げています。

ただし条文はどれも「認めることができる」という書き方で、認めるか、何単位認めるかは学校ごとの判断です。制度があることと、在籍校がそれを使っていることは別だと考えておきましょう。

留学扱いか休学扱いかで帰国後の学年が変わる

在籍校が「留学扱い」にすれば帰国後は元の学年の続きに戻り、「休学扱い」なら1学年遅れる仕組みです。AFSは、留学扱いなら遅れずに進級・卒業でき、休学扱いなら出発時の学年に戻ると説明しています。

東京都の留学事業の募集案内も、休学扱いで留学した場合は元の学年に戻り、1年間の原級留置になると明記しています。原級留置とは、同じ学年をもう一度やり直すことです。

AFSによると、留学扱いそのものを認めていない学校もあります。現地の高校から公式の成績証明書が出ない団体もあるので、帰国後に学校へ出す書類やレポートも先に確かめておくと安心です。

応募前に在籍校へ確かめる5つのこと

応募を決める前に、担任か留学の担当の先生に次の5つを聞いておきましょう。高校選びの段階なら、学校説明会で同じことを聞くと、交換留学を後押ししてくれる学校かどうかが見えてきます。

  • 留学扱いを認めているか
  • 認める単位数と帰国後の学年
  • 応募に要る推薦書と校内選考の有無
  • 留学中の課題と帰国後に出す書類
  • これまでに交換留学した生徒の例

AFS・YFU・ロータリーは応募のときに学校長の推薦を、EILは学校の先生の評価表を求めます。学校との相談は、団体の説明会に行くのと同じくらい早く始めるのが安全です。

交換留学と大学受験の関係

交換留学をしても大学受験はできますが、帰国の時期によって受験の準備に使える期間が大きく変わります。志望する入試の出願条件と日程から逆算して、出発の学年を決めるのが安全です。

帰国の時期で受験準備に使える期間が決まる

交換留学から戻るのは、出発の翌年の春から夏が中心です。たとえばEILの夏出発は翌年3〜7月の帰国で、国際ロータリー第2690地区のアメリカ・カナダ派遣は2027年8月に出て2028年7月に戻ります。

文部科学省の大学入学者選抜実施要項では、総合型選抜の出願は9月以降、各大学の個別試験は2月1日以降と決まっていて、大学入学共通テストは1月中旬です。高校2年の夏に出発すると、帰国してから総合型選抜の出願までは数か月しかありません。

一般選抜で受けるなら、高校1年のうちに出発して、帰国後に1年ほどの準備期間を残す組み方が考えられます。留学中も日本の教科の勉強を少しずつ続けておけば、帰国後の負担は軽くなるはずです。

1年の留学では帰国生入試の条件に届かない例

大学の帰国生入試は海外の学校に長く通った人を対象にすることが多く、1年の交換留学では出願できない場合があります。たとえば学習院大学の2027年度の帰国生向け総合型選抜は、海外で2学年以上続けて、または通算3学年以上学んだことを条件にしています。

交換留学の経験を生かすなら、帰国生入試ではなく、一般の総合型選抜や学校推薦型選抜で経験を伝える形です。志望校の募集要項で、出願資格を早めに確かめておきましょう。

留学の経験は総合型選抜の面接で話せる

交換留学の経験は、志望理由書や面接で自分の言葉で語れる材料になります。AFS日本協会が2022年に65〜67期の帰国生へEメールで行ったアンケートでは、有効回答230人の88%が高校卒業後すぐ大学などに入学していました。

同じ調査で、入試の方法は一般入試45%、AO入試25%、推薦入試21%です。大学入試に役立ったこととして「人に語れる経験ができてアピールできるようになった」を挙げた人も140人いました。

ただしこれは1つの団体が自分の帰国生に聞いた結果で、留学すれば受験に有利だと言い切れるものではありません。帰国後にどの入試で受けるかは、出発前に親子で話し合っておくと安心です。

留学中の安全と家族の関わり方

交換留学には、現地の担当者による相談と保険の仕組みがあり、困ったときに頼れる先が決まっています。一方で一時帰国は原則できず、家族の訪問も団体によっては認められていないため、離れて見守る心構えが要ります。

現地の担当者と保険が付いている

団体の交換留学では、留学生一人ひとりに現地の担当者が付く仕組みです。YFUは学生ごとに担当の地区委員を置き、問題が起きたときは地区委員やスタッフ、専門のカウンセラーが相談に乗ると説明しています。

ホストファミリーと合わないときも、まず家族と率直に話し、それでも難しければ担当者に相談する流れです。AFSは、留学生・ホストファミリー・通う学校のそれぞれに担当者を付け、留学生全員を医療保険に加入させています。

アメリカでは、米国務省が受け入れ団体に、ホストファミリーとの対面の面接や、18歳以上の家族全員の犯罪歴の確認を義務づけています。団体を比べるときは、現地の担当者の体制と、急病や災害のときの連絡の流れを説明会で聞いておきましょう。ホストファミリーとの暮らし方の基本は、ホームステイ完全ガイドにまとめています。

本人は在留届、家族はたびレジで安全情報を得る

3か月以上海外に住む人は、旅券法で、現地の日本大使館か総領事館に「在留届」を出すことが義務づけられています。約10か月の交換留学も対象です。

文部科学省の高校生向けの危機管理の手引きでは、大使館などは在留届やたびレジの登録をもとに、災害や事件のときに安否を確かめるとしています。たびレジは外務省の海外安全情報の配信サービスで、渡航しない家族も行き先の国を選んでメールで情報を受け取れます。

帰国したときは、在留届の「帰国の届け」も忘れずに出しましょう。手続きの詳細は外務省の公式サイトでご確認ください。

一時帰国は原則できず家族の訪問にも決まりがある

交換留学の期間中は、一時帰国が原則できません。AFSは一時帰国を基本的に認めておらず、必要になった場合はプログラムを終えて早めに帰国する扱いになることがあると案内しています。

家族の訪問は団体で扱いが違い、EILは不可、YFUは「決してお勧めできません」として訪問しないよう求めており、AFSは事前の申請が必要です。東京都の留学事業は家族の訪問を認めておらず、訪問を受けると研修生の資格を取り消す理由になるとしています。YFUは、Eメールのやりとりも現地になじむ妨げになることが多いとして勧めていません。

出発前に、連絡の頻度や、困ったときに誰へ相談するかを親子で決めておくと、離れていても落ち着いて見守れます。

よくある質問

高校の交換留学について、保護者からよく出る4つの質問への答えです。

高校生の留学はどのくらいの人数がいますか?

文部科学省が全国の高校などを対象に行った令和5年度の調査では、3か月以上留学した高校生は3,174人でした。令和3年度の1,901人から増えています。行き先はカナダ・アメリカ・ニュージーランドの順に多く、この人数には交換留学のほか私費の留学なども含まれます。

英語が苦手でも交換留学に応募できますか?

応募は可能です。AFSの2027年出発では、アジア・中南米だけを希望する場合の英語の基準は英検3級相当でした。ただしAFSは、どの国でも出国までに準2級〜2級相当の英語力を付けるよう勧めているため、応募後も英語の勉強は続けましょう。

アメリカの交換留学中にアルバイトはできますか?

できません。アメリカの高校交換留学はJ-1という交流訪問者のビザで行き、米国務省はアルバイトなどの就労を認めていません。ただし近所のベビーシッターや庭仕事のような、ときどきの手伝いは例外とされています。最新は米国務省の公式サイトでご確認ください。

東京都の高校生が使える留学の制度はありますか?

都立高校などの生徒なら、東京都の「次世代リーダー育成道場」があります。令和8年度の募集は終了しており、約11か月の留学に150人以内、受講料80万円と諸経費70万円程度でした。私立高校の生徒は、学校が行う留学への東京都の補助があるか学校に確かめてください。最新は東京都の公式サイトでご確認ください。

まとめ

高校の交換留学は、団体を通じて約10か月、現地の家庭に住みながら高校に通う仕組みです。参加費はアジアが安くアメリカが高く、参加費とは別に小遣いや保険などで数十万円がかかります。1年行っても留年しないかどうかは、在籍校が留学扱いにするかで決まります。

まずは在籍校の先生に留学扱いの有無を聞き、気になる団体の説明会に親子で参加してみてください。説明会では、行き先の国の参加費と追加の費用、現地の担当者の体制をあわせて聞いておくと比べやすくなります。

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