2026年10月16日

留学できる大学の選び方|留学する学生が多い大学ランキングと比べ方

留学できる大学を、JASSOが公表した2024年度の留学する学生が多い大学の順位と、全員が留学する大学の例から整理しました。交換留学・認定留学・短期研修の違い、志望校で確かめたい質問、費用と奨学金、入学後のスケジュールも分かります。

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留学できる大学の選び方|留学する学生が多い大学ランキングと比べ方

「留学できる大学に入りたいけれど、どこを選べばいいのだろう」。ランキングの人数は大きく見えても、それが1年間の留学なのか短い研修なのか、授業料や卒業の時期はどうなるのか、分からないことが多く、迷ってしまう方も少なくないでしょう。家族にとっては、費用と4年で卒業できるかも気がかりです。

そこで本記事では、JASSOの公的な人数で海外へ留学した学生が多い大学を確かめたうえで、交換留学・認定留学・短期研修の違いと、志望校で確かめたい質問を順に整理します。人数の多さだけでなく、自分が行きたい留学の形から大学を比べられるはずです。

あわせて、費用と返済のいらない奨学金、入学から出発までのスケジュールも同じ流れで確かめられます。

留学できる大学をJASSOの人数で見る

日本学生支援機構(JASSO)の2024年度の調査で、協定にもとづいて海外へ留学した学生が最も多かった大学は千葉大学です。人数は大学の留学の規模をつかむ目安になりますが、短い研修も含むため、読み方を知ってから使いましょう。

協定にもとづく日本人留学生が多い大学の上位10校

2024年度に、協定にもとづいて留学を始めた学生が多い大学は次のとおりです。協定とは、学生を送り合うために大学どうしで結ぶ約束のことをいいます。

順

大学

設置

人数

1

千葉大学

国立

1,797人

2

早稲田大学

私立

1,498人

3

関西学院大学

私立

1,388人

4

立命館大学

私立

1,308人

5

国際医療福祉大学

私立

1,162人

6

芝浦工業大学

私立

1,075人

7

東京大学

国立

1,006人

8

関西外国語大学

私立

988人

9

明治大学

私立

817人

10

関西大学

私立

793人

出典はJASSO「2024(令和6)年度日本人学生留学状況調査」で、2026年5月に公表されました。11位以下には慶應義塾大学、上智大学が続き、上位10校のうち国立は千葉大学と東京大学の2校です。

大学が把握する日本人留学生が多い大学の上位10校

協定によらない留学も合わせ、大学が把握している人数で並べると、順位は次のように変わります。

順

大学

設置

人数

1

千葉大学

国立

2,501人

2

早稲田大学

私立

2,123人

3

東京大学

国立

2,030人

4

京都大学

国立

1,963人

5

立命館大学

私立

1,861人

6

関西学院大学

私立

1,711人

7

明治大学

私立

1,588人

8

同志社大学

私立

1,435人

9

九州大学

国立

1,419人

10

東北大学

国立

1,249人

こちらの表では、上位10校のうち5校が国立大学です。京都大学は協定にもとづく人数の上位20校には入っておらず、協定によらない留学が多い大学もあると分かります。2つの表を見比べると、大学ごとの特徴がつかめるでしょう。

人数には1か月未満の研修も含まれる

JASSOの人数には、夏休みの語学研修や10日ほどの研修も留学として数えられています。2024年度に留学を始めた日本人学生91,054人のうち、66.2%にあたる60,301人が1か月未満でした。

協定にもとづく留学に限っても、約6割が1か月未満です。大学院生も含まれており、大学ごとの期間の内訳は公表されていません。

1年間の交換留学を考えているなら、表の人数よりも、1学期以上の留学で毎年何人が出ているかを大学に確かめるほうが確実です。

人数は大学の規模と必修研修で大きくなる

表の人数は学生数に対する割合ではないため、学生の多い大学ほど大きくなりがちです。全員が短期の研修に参加する仕組みがある大学も、人数が増えます。

たとえば国際医療福祉大学は全学部で10日〜2週間の海外研修を行い、成田と大川のキャンパスでは必修科目にしています。反対に、全員が1年間留学する国際教養大学は、どちらの表の上位20校にも入っていません。

順位は年によっても入れ替わり、協定にもとづく人数の1位は2022・2023年度は関西学院大学でした。人数は大学全体の交流の規模と受け止め、行きたい留学の形に合うかは次の章の例で確かめてください。

留学の仕組みに特徴がある大学

長く留学したいなら、全員が1年間留学する大学や、留学を支える奨学金が手厚い大学が候補です。人数の表には出にくい大学もあるので、仕組みから選ぶ視点も持っておきましょう。

4つの大学の留学の形を、各大学の公式サイトの説明(2026年10月時点)で並べると、次のようになります。

大学

留学の形

期間

費用の特徴

国際教養大学

全員が留学

1年間

留学先の授業料は原則免除

早稲田大学国際教養学部

日本語が母語なら必修

1年間

学費の二重払いなし

千葉大学

全員が留学

10日程度〜1年

初回の渡航費を補助

関西外国語大学

希望者が参加

1週間〜3年

定員枠なしの給付奨学金

入学する年度によって条件が変わることもあるため、最新は各大学の公式サイトでご確認ください。

国際教養大学は全員が1年間留学する

秋田県の公立大学である国際教養大学では、すべての学生が1年間留学します。留学先では語学ではなく専門科目の授業を受け、卒業に必要な単位を取るのが目的です。

授業料は「相互免除」という仕組みで、国際教養大学に納めれば、留学先の授業料は一部の大学を除いて払わずに済みます。ただし住居費や食費、渡航費は自分持ちです。

留学の条件はTOEFL ITP 550点相当以上とGPA 2.50以上で、多くの学生が2年次の冬から3年次の秋に出発します。大学は、留学の期間を含めても4年間で卒業できると説明しています。

早稲田大学国際教養学部は1年留学が必修

早稲田大学国際教養学部では、日本語が母語の学生にとって1年間の海外留学が必修です。留学できるのは、入学から3学期を終えたあとです。

交換留学なら早稲田大学の学費だけを払い、留学先のプログラムに参加する形ならプログラムの費用を払います。どちらでも、学費を二重に払うことはないと学部は案内しています。

留学先で取った単位は40単位まで認められ、標準の単位をすべて取った場合、通常は32〜36単位です。

千葉大学は全員留学で短期も選べる

千葉大学は2020年度から、学部生も大学院生も卒業までに一度は留学する「全員留学」を続けています。学部生の場合、2単位以上を取る海外留学が卒業の条件です。

行き先は10日ほどの短期プログラムから協定校への1年間の交換留学まで幅があり、オンライン留学も認められます。どれも休学せず、在学したまま行く形です。

初めての留学には、渡航費を5万円まで補助する支援もあります。海外に不安があっても短い研修から始められますが、長く行きたいなら交換留学の枠を別に確かめましょう。

関西外国語大学は給付の奨学金が手厚い

関西外国語大学は、55か国・地域の433大学と協定を結んでいます。返済のいらない留学奨学金に定員の枠がなく、基準を満たせば誰でも使えるのが特徴です。

大学によると、2025年度に海外へ派遣された約1,300人のうち、約半分の約630人がこの奨学金を利用しました。なお、留学中も大学の学生納付金の約115万円は納めなければなりません。

1年間留学しても原則4年間で卒業できる、と大学は説明しています。ただし2つの学位を取る留学などは、4年半かかる例外もあります。大学が出す約1,300人とJASSOの988人は、年度も数え方も違う数字です。

大学の留学制度の種類と単位の扱い

大学の留学制度は、主に交換留学・認定留学・短期研修に分かれ、授業料の払い方と行き先の決め方が違います。どの形でも、留学先で取った単位がどこまで認められるかで、4年で卒業できるかが決まります。

主な形を並べると、次のとおりです。

形

期間

授業料

行き先

交換留学

1学期〜1年

在籍大学に払う

協定校

認定留学

大学による

大学で違う

自分で選ぶ

短期研修

2〜4週間が中心

参加費を払う

大学が用意

ダブル・ディグリー

大学による

大学で違う

連携する大学

呼び方は大学ごとに違い、交換留学を「協定留学」「派遣留学」と呼ぶ大学もあります。ダブル・ディグリーは、2つの大学の卒業要件を満たして、それぞれの大学から学位を受ける制度です。

交換留学は留学先の授業料が免除される

交換留学は、協定を結んだ海外の大学で1学期〜1年、正規の授業を受ける形です。京都大学は、在籍する大学に授業料を納めれば留学先の授業料が免除される取り決めだと説明しています。

ただし、授業料以外の費用は自分持ちです。慶應義塾大学の募集要項は、北米の大学では授業料以外の諸費用が合計で数十万円になることもあると注意しています。

行き先は協定校に限られ、成績と語学のスコアで学内選考があります。費用を抑えて、現地の学生と同じ授業を長く受けたい人に向く形です。

認定留学は行き先を自分で選べる

認定留学は、協定校にない大学を自分で選んで出願し、在籍大学の承認を受けて行く形です。行き先の自由が大きい反面、費用の扱いは大学ごとに大きく違います。

明治大学文学部では、明治大学の学費に加えて留学先にも学費を払い、明治大学の授業料相当額を上限とする助成金を申請できます。関西外国語大学の認定留学は、費用も手続きもすべて自己負担です。

行きたい大学が決まっている人には向きますが、学費を二重に払う可能性があります。志望校の資料では、認定留学の学費の扱いを必ず確かめましょう。

短期研修は休み中の2〜4週間が中心

短期研修は、夏休みや春休みに2〜4週間ほど海外の大学で学ぶ形です。宿泊や授業の多くを大学が手配するので、初めての海外でも参加しやすいのが利点です。

大学のプログラムで3週間ほどアメリカ・シアトルの大学に行った20歳の人は、大学がすべて用意してくれて安全面で安心だったと話す一方、次のように振り返っています。

特にこのプログラムは大学のプログラムで、一緒に行動するのが日本人であるため、英語漬けとはならなかった。

大学の短期プログラムに参加した人の体験談です(体験談を読む)。短期研修は海外に慣れる入り口と考え、英語を大きく伸ばしたいなら長期の留学と組み合わせて計画しましょう。

単位の認定は60単位が上限

大学設置基準は、海外の大学で取った単位を60単位まで、在籍する大学の単位とみなすことができると定めています。卒業に必要な単位は124単位以上なので、うまく認められれば留学しても4年で卒業できます。

ただし60単位は上限で、何単位を認めるかは大学や学部の判断です。前の章の早稲田大学国際教養学部のように、上限を40単位にしている学部もあります。

慶應義塾大学は、4年で卒業したいなら出願前に学部へ条件を確かめるよう求めています。とくに医学部・看護医療学部・薬学部は、長期の交換留学がカリキュラムの上で難しい場合があるとのことです。

志望校の留学制度を比べる質問

志望校の留学制度は、長期で行ける人数・授業料の払い先・4年で卒業できるか・選考の条件の4点で比べると違いがはっきりします。パンフレットに書かれていないことは、オープンキャンパスや入試相談で直接聞いてみましょう。

大学で確かめたい質問を、理由と合わせて表にしました。メモして持って行くと、複数の大学を同じ物差しで比べられます。

確かめること

理由

1学期以上の留学に毎年何人行くか

人数の表は短期を含む

交換留学の募集枠と応募者数

人気校は枠が少ない

留学中の授業料の払い先

二重払いになる形がある

1年留学して4年で卒業した人の割合

単位の認定は大学次第

学内選考の英語スコアと成績

準備を始める時期が決まる

大学独自の留学奨学金の利用者数

費用の見通しが立つ

長期で行ける人数と募集枠

交換留学の募集枠と応募者の数は、選考の厳しさを知るいちばんの手がかりです。慶應義塾大学は募集要項でこの数字を公表しており、2027年度に出発する募集(2026年秋に出願)では、募集287人に第1志望で376人が出願し、217人が学内選考を通りました。

全体では半分以上が通っていますが、人気校の枠は小さく、同じ募集でシンガポール国立大学は募集2人に第1志望で17人、ペンシルベニア大学は募集2人に14人が出願しています。明治大学文学部も、交換留学で派遣できるのは1つの大学につき1〜2名と案内しています。

行きたい国や大学が決まっているなら、その協定校の枠が何人かまで聞いておくと安心です。

授業料をどちらの大学に払うか

留学中の授業料は、在籍する大学だけに払う形、両方の大学に払う形、留学先だけに払う形の3通りがあります。同じ大学でも、交換留学と認定留学で払い方が変わることがあるので要注意です。

たとえば明治大学経営学部は、協定校に行きながら明治大学と留学先の両方に授業料を納める型を制度として設けています。ただし2026年10月時点で、この型で募集中のプログラムはありません。反対に、早稲田大学国際教養学部の一部の形では、留学先のプログラムの費用を払い、早稲田の学費は払いません。

質問するときは、留学の形ごとに「留学中の学費はどちらに、いくら払うのか」を聞きましょう。

1年留学しても4年で卒業できるか

1年間留学しても4年で卒業できるかは、大学によって答えが違います。国際教養大学と関西外国語大学は4年で卒業できると公式に説明していますが、明治大学文学部は「単位の修得状況によっては4年間での卒業も可能となる場合もあります」という書き方です。

慶應義塾大学の交換留学では、留学中の学籍は休学ではなく「留学」となり、申請すれば1年に限って在学年数に数えられます。在籍の扱いも、卒業時期に関わる大事な点です。

実際に1年留学した先輩のうち、何割が4年で卒業したかを聞くと、制度の使いやすさが具体的に分かります。

学内選考の英語スコアと成績の条件

交換留学の学内選考では、英語の試験のスコアと大学での成績を求められるのが一般的です。慶應義塾大学の2027年度に出発する募集では、GPA 2.00以上に加えて、TOEFL iBTの旧スコア72点以上か新スコア4.0以上、またはIELTS 5.5以上が条件でした。

九州大学の英語圏の大学への募集では、TOEFL iBT 65以上か新スコア3.5以上、IELTS 5.0以上などのいずれかを求めています。TOEFL iBTは2026年1月から、点数が1〜6の段階で表されるようになりました。

慶應義塾大学は英検やTOEICを語学の証明として受け付けていません。高校のうちからTOEFLやIELTSの形式に慣れておくと、入学後の準備が楽になります。

大学の留学にかかる費用と奨学金

大学の制度で留学しても、在籍する大学の学費に加えて、生活費や渡航費は自分で払います。返済のいらない奨学金もありますが、申し込めば必ずもらえるものではないため、自己資金の見通しを先に立てておきましょう。

大学が公式に示している費用の目安は、次のとおりです。

費用

目安

示している大学

交換留学の生活費

1年で80万〜300万円程度

千葉大学

学費を除いた生活費

150万〜300万円以上

慶應義塾大学

大学指定の保険など

12か月で20万円程度

慶應義塾大学

欧米の短期研修

約3週間で50万〜70万円程度

千葉大学

アジアの短期研修

約2週間で30万円程度

千葉大学

短期研修の金額は、授業料・滞在費・航空券代を含んだものです。金額は行き先と年度、為替で変わるため、最新は各大学の公式サイトでご確認ください。

交換留学でも生活費は1年80万〜300万円程度

交換留学は留学先の授業料が免除されても、住まいや食費、渡航費、保険料は自分で払います。在籍する大学の学費も払い続けるため、1年間の留学では家計の負担は大きめです。

慶應義塾大学は、北米の一部の大学では現地の保険と合わせて保険料が60万円程度になることもあると案内しています。生活費は国や都市で大きく変わり、物価の高い地域ほど負担が重くなります。

2024年度はアジアへの留学が7.0%増え、北米は8.4%減りました(文部科学省)。費用を抑えたいなら、志望校の協定校にアジアの大学がどれくらいあるかも見ておくとよいでしょう。

短期研修は3週間で50万〜70万円の例

短期研修は、授業料・滞在費・航空券をまとめた参加費で払うのが一般的です。千葉大学の例では、欧米の約3週間とアジアの約2週間で、費用に2倍ほどの差があります。

日本学生支援機構(JASSO)の短期留学向けの貸与奨学金は、2024年度から新しい募集を行っていません。ただし国内の貸与奨学金を受けている人は、条件を満たせば短期留学中も受け取り続けられます。

短期研修でも、後で説明するJASSOの給付の対象になるプログラムがあります。参加したい研修が対象かどうかを、大学の窓口で確かめてください。

返済不要の奨学金はJASSOとトビタテ

JASSOの海外留学支援制度(協定派遣)は、大学が協定にもとづいて8日以上1年以内で派遣するプログラムの参加者に、月8万〜12万円を給付します。申し込みは大学を通して行い、大学が採択されたプログラムでしか使えません。

中央大学の学内募集要項は、家計を確かめたうえで、自費だけでは留学が難しい学生から採用すると説明しています。成績や家計の条件があるため、必ず受け取れるとは考えないほうが安全です。

文部科学省の「トビタテ!留学JAPAN」は、2026年10月に大学生向けの第19期で250名の募集を発表し、新しく大学1年生になる人も2027年4月に応募できます。条件と金額は変わるため、最新はJASSOとトビタテの公式サイトでご確認ください。

入学から留学までのスケジュール

慶應義塾大学や九州大学の例では、1年間の交換留学の学内選考は出発のおよそ1年前に締め切られます。英語のスコアと就職活動の時期から逆算すると、入学した直後から準備を始めるのが目安です。

学内選考は出発のおよそ1年前

慶應義塾大学で2027年度に出発する秋募集の流れは、次のとおりです。

  1. 2026年9月 学内選考に出願
  2. 2026年11月 学内選考の結果
  3. 2026年12月から 協定校へ出願と準備
  4. 2027年7〜10月 出発
  5. 2028年春から 帰国

この募集の出願者の65.2%は学部2年生でした。九州大学は2027年秋学期に出発する募集の締切を2026年11月6日にしており、出発の8〜11か月前に申請を締め切ります。

英語のスコアは締切の3か月前までに

慶應義塾大学は、学内選考の締切の3か月前までにTOEFL iBTかIELTSを受けるよう強く勧めています。2年生の9月に出願するなら、2年生の初夏までにスコアをそろえておく計算です。

九州大学は、英語の証明書の有効期間を試験日から2年間としています。1年生のうちに一度受けて自分の位置を知り、2年生の前半に条件のスコアを取る流れなら、期限切れの心配も小さくなります。

高校生のうちは、英語の授業と受験勉強で基礎を固めることが、そのまま入学後の準備につながるでしょう。

就職活動の時期と重ならないか

3年生の秋に出発して4年生の春に帰国すると、就職活動の時期と重なることがあります。政府が2026年3月に出した2027年度卒業予定者向けの要請では、広報は3月1日以降、選考は6月1日以降が原則です。

同じ要請は、日本人の海外留学者などに通年採用も含めたさまざまな選考の機会を設けるよう企業に求めています。ただし要請は企業の義務ではなく、今の高校生が就職活動をする年のルールは変わることもあります。慶應義塾大学は、就職活動を理由にした早めの帰国を認めていません。

留学に行く学年と帰国の時期、留学中の就職活動の支援を、志望校の段階で聞いておくと安心です。

よくある質問

留学できる大学を選ぶときに、よく出る4つの質問への答えです。

留学しやすい国立大学はどこですか?

JASSOの2024年度の調査で、協定にもとづいて留学した学生が多い国立大学は千葉大学と東京大学で、上位20校には九州大学・広島大学・東北大学も入っています。千葉大学は全員が在学中に留学する仕組みを持ち、公立の国際教養大学は全員が1年間留学します。人数だけでなく、長期で行ける枠も大学に確かめてください。

海外の大学に進学するのと何が違いますか?

大学の制度での留学は、日本の大学に在籍したまま海外で学び、日本の大学の学位を目指す形です。海外の大学への進学は現地の大学の学位を目指すもので、出願の方法や英語の条件、学費の考え方が大きく違います。進学を考えている人は海外大学・大学院進学ガイドで全体の流れを確かめてください。

休学して留学するのとどちらがいいですか?

単位を認めてもらいながら4年での卒業を目指すなら、大学の制度での留学が向いています。休学して行く留学は行き先や時期を自由に選べますが、単位や学費の扱いは大学ごとに違うため、在籍する大学への確認が欠かせません。休学の手続きの流れは休職・休学してワーホリに行く方法にまとめています。

大学生になってからワーホリにも行けますか?

行けます。ワーキング・ホリデーは日本と協定を結ぶ32の国・地域で使え、対象は原則18〜30歳ですが、韓国のように原則18〜25歳の国もあります(2026年4月時点・外務省)。大学生が行く時期や休学との関係は大学生のワーホリガイドを参考にし、最新は外務省の公式サイトでご確認ください。

まとめ

留学できる大学は、JASSOの人数で規模をつかみ、交換留学・認定留学・短期研修のどれで行けるかで絞り込むと選びやすくなります。人数には1か月未満の研修も含まれるので、長く行きたいなら1学期以上の留学の実績を確かめることが大切です。

次のオープンキャンパスでは、この記事の質問の表をメモして、募集枠・授業料の払い先・4年で卒業できるかを聞いてみてください。卒業後や休学してのワーホリも考えるなら、ワーホリ国診断で自分に合う国の候補を出してみるのも一つの方法です。

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