2026年10月23日

ドイツの大学の学費は本当に無料?授業料がかかる州と総額の目安

ドイツの大学の学費が無料になる範囲と例外を、DAADや州・大学の公式情報で2026年10月時点で整理。授業料と学期納付金の違い、主な大学の学期納付金の比較、BW州・バイエルン州の非EU学生の授業料、大学院・美大・私立・博士課程の扱い、資金の証明(年11,904ユーロ)と健康保険・手数料、生活費とモデルケースの総額、奨学金まで解説します。

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ドイツの大学の学費は本当に無料?授業料がかかる州と総額の目安

「ドイツの大学は学費が無料と聞いたけれど、留学生の自分も本当に対象になるのだろうか」。調べ始めると、学期ごとの納付金や閉鎖口座、授業料がかかる州の話が次々に出てきて、結局いくら用意すればよいのか分からなくなりがちです。ページによって金額が違うことも、迷う原因になります。

そこで本記事では、ドイツの大学の学費が無料になる範囲と、授業料がかかる州・大学・課程を、DAAD(ドイツ学術交流会)や州・大学の公式情報をもとに2026年10月時点で整理します。主な大学の学期納付金を比べているので、金額に差が出る理由とおおよその相場をつかめるはずです。

あわせて、資金の証明・健康保険・生活費を含めた総額のモデルケースと、使える奨学金も解説します。

ドイツの州立大学は授業料が原則かからない

ドイツの州立大学では、学部と継続型の修士は原則として授業料がかかりません。ただし、学生は全員が毎学期「学期納付金」を払い、州や大学によっては非EU学生に授業料がかかるため、「完全に無料」とは言い切れないのが実情です。

授業料と学期納付金は別のお金

DAAD(ドイツ学術交流会)によると、ドイツの大学の多くは州の予算で運営されていて、州立大学の学士課程と大半の修士課程では授業料(Studiengebühren)が原則かかりません。DAAD東京事務所の日本語FAQも、BW州(バーデン=ヴュルテンベルク州)以外の州では、国立大学の授業料は原則無料と案内しています。

一方、学期納付金(Semesterbeitrag)は授業料とは別に、すべての大学の学生が毎学期払うお金です。中身は、学食や学生寮を運営する学生福祉会の会費と学生自治会の会費で、多くの大学では地域の公共交通の定期券代も含まれます。入学のときと、毎学期が始まる前に払う仕組みです。

主な大学の学期納付金は97〜379ユーロ

DAADは、学期納付金を1学期およそ70〜430ユーロと説明しています。2026/27冬学期の額を大学の公式サイトで比べると、次のように大学ごとに差があります。

大学

州

2026/27冬学期の額

定期券

ベルリン工科大学

ベルリン

379.06ユーロ

含む

ベルリン芸術大学

ベルリン

377.00ユーロ

含む

ケルン大学

ノルトライン=ヴェストファーレン

355.65ユーロ

含む

ライプツィヒ大学

ザクセン

332.30ユーロ

含む

ハイデルベルク大学

BW州

189.80ユーロ

含まない

ミュンヘン大学

バイエルン

97.00ユーロ

含まない

差が出る主な理由は、ドイツ全国で使えるセメスターチケット(2026/27冬学期は多くの大学で226.80ユーロ)が含まれるかどうかと、州の事務費の有無です。ミュンヘンでは学生福祉会が2023/24冬学期からセメスターチケットの契約を止めているため、ミュンヘン大学の学期納付金は学生福祉会の基本会費97ユーロだけです。学期納付金は学期ごとに変わることが多いため、最新は各大学の公式サイトでご確認ください。

「無料」と言い切れない理由

学期納付金のほかにも、「ドイツの大学は無料」とひとくくりにできない理由があります。2026年10月時点で、主なものは次の4つです。

  • BW州の州立大学は非EU学生に授業料がかかる
  • バイエルン州は大学ごとに授業料を決められる
  • 非継続型の修士や私立大学は授業料がかかることも
  • 滞在には年11,904ユーロの資金証明が要る

授業料がかからない大学が多いのは本当ですが、学期納付金・資金の証明・生活費は誰にでも必要です。「無料」という言葉だけで判断せず、志望する州・大学・課程ごとに自分が払う額を確かめましょう。

ドイツで授業料がかかる州と大学

2026年10月時点で、非EU学生に授業料がかかるのは、主にBW州の州立大学と、バイエルン州で独自に授業料を設けた大学です。ほかの州にも非EU学生から授業料をとる大学があり、ニーダーザクセン州などには長く在学した学生にかかる手数料もあります。

BW州は非EU学生に1学期1,500ユーロ

BW州科学省によると、2017/18冬学期から、学ぶためにEU域外から来る留学生は、州の大学手数料法にもとづいて1学期1,500ユーロの授業料を払います。2つめの学士や修士をとる「第二学位」は1学期650ユーロで、非EU学生として1,500ユーロを払う人は重ねて払いません。博士課程は対象外です。

免除するかどうかは受け入れる大学が判断し、成績が特に優秀な学生などは、授業料を払う留学生の5%を上限に全額か一部を免除できます。テュービンゲン大学の案内では、提携による交換留学生や、ドイツで大学入学資格をとった人なども免除の対象です。BW州の連立協定(2026年5月)には留学生の授業料を「見直す」と書かれましたが、2026年10月時点で額は変わっていません。

バイエルン州は大学ごとに授業料を決める

バイエルン州の大学法は、学部と継続型の修士を原則無料としながら、外国人学生の学修に大学が手数料を課せるとも定めています。そのため、同じ州でも大学によって扱いが違う点に注意が必要です。

大学

対象

1学期の授業料

工科大学ミュンヘン

非EUの新入生・学部

多くの課程で2,000または3,000ユーロ

工科大学ミュンヘン

非EUの新入生・修士

多くの課程で4,000または6,000ユーロ

エアランゲン=ニュルンベルク大学

2027年夏学期からの非EU新入生・学部

1,000〜3,000ユーロ

エアランゲン=ニュルンベルク大学

2027年夏学期からの非EU新入生・修士

2,000〜6,000ユーロ

ミュンヘン大学

学部・継続型の修士

なし

工科大学ミュンヘン(TUM)は2027/28冬学期の入学者から、学部を2,300または3,400ユーロ、修士を4,600または6,800ユーロに上げます。それより前の入学者は入学時の額が修了まで続く仕組みで、正確な額は課程ごとのページで確かめるのが確実です。同じミュンヘンでもミュンヘン大学(LMU)は、一部の特別な大学院・社会人向けの課程を除いて授業料をとっていないため、州だけでなく志望校ごとに確かめる必要があります。州政府の2025年の答弁によると、一部の応用科学大学も非EU学生から授業料やサービス料をとっている状況です。

長く在学すると手数料がかかる州もある

ニーダーザクセン州のオルデンブルク大学やゲッティンゲン大学の案内では、学部なら標準修業年限に6学期を足した「学修の持ち時間」(日本など外国の大学の学位で修士に入る場合は、修士の標準修業年限の2倍)を使い切ると、1学期500ユーロの長期在学者手数料がかかります。学期納付金とは別のお金で、博士課程だけに在籍する学生や休学中の学生は対象外です。

標準的な年数で卒業すれば関係しない手数料ですが、留年や専攻の変更で在学が長くなると、対象になるおそれがあります。在学期間の数え方は大学ごとに説明があるため、入学前に志望校の案内を確かめておくと安心です。

ドイツの大学院・美大・私立大学の学費

大学院は、学部から続く継続型の修士なら、州立大学では原則授業料がかかりません。一方、社会人向けなどの非継続型の修士と私立大学は授業料がかかることがあり、美大・音大は州立でも大学独自の授業料がかかる例があります。

継続型の修士は学部と同じく原則授業料なし

継続型の修士(konsekutiv)は、学士課程の内容を深める修士で、州立大学なら学部と同じく原則授業料がかかりません。バイエルン州の大学法も、最初の職業資格につながる学修と継続型の修士は「原則として費用がかからない」と定めています。

ただし、BW州の非EU学生の授業料1,500ユーロは修士にもかかり、TUMの修士の授業料も1学期4,000または6,000ユーロです。なお、TUMとエアランゲン=ニュルンベルク大学(FAU)は、ドイツの大学で学士を修了した人には修士の授業料を原則かけません。英語で学ぶ修士も、授業料がかかるかどうかは課程の言語ではなく、州・大学・課程の種類で決まる点を押さえておきましょう。英語で学べる課程の探し方や求められる英語力は、ドイツで英語で学べる課程と英語力の目安も参考にしてください。

非継続型の修士や私立大学は授業料を確認

DAADによると、州立・私立を問わず、職務経験を条件にした修士や法学のLL.M.などの非継続型(継続教育型)の修士には、大学が授業料を課すことがあります。ハイデルベルク大学やライプツィヒ大学も、一部の修士課程で授業料をとると案内しています。

私立大学も授業料をとることがあり、額は大学ごとに大きく違うのが特徴です。学術評議会(連邦と州に助言する公的機関)の2026年7月の報告では、私立大学の学生1人あたりの授業料などの負担は、平均で総合大学型が月870ユーロ、応用科学大学型が月380ユーロでした。例えばブレーメンのコンストラクター大学は、学部の授業料が1学期10,000ユーロで、2027年入学から11,925ユーロに変わります。私立を選ぶときは、国の認定(staatlich anerkannt)を受けた大学かどうかも確かめましょう。

美大・音大は州の制度と大学ごとの決まりを見る

州立の芸術系大学(美大・音大)も州の制度に従いますが、大学が独自に非EU学生の授業料を設けている例もあります。例えばザクセン州のライプツィヒ音楽演劇大学は、2026年10月時点で非EU学生から1学期1,800ユーロの授業料をとっています。一方、ベルリン芸術大学は、一部の継続教育型の修士を除いて授業料がなく、2026/27冬学期の学期納付金は377.00ユーロです。BW州の芸術系大学では、非EU学生なら1学期1,500ユーロの授業料がかかります。

授業料のほかに、実技試験の受験料も必要です。ミュンヘン音楽演劇大学の入学試験の登録料は50ユーロ、ベルリン芸術大学の出願・選考の手数料はふつう30〜50ユーロとなっています。画材や制作費は専攻によって違い、バイエルン州の大学法は、学修に使う物の教材をすべて無料で用意する義務は大学にないと定めているため、志望校の案内で確かめておくと安心です。

博士課程は少なくとも最初の6学期は授業料なし

DAADによると、ドイツのすべての州立大学で、博士課程は少なくとも最初の6学期は授業料がかかりません。BW州の非EU学生の授業料も、TUMの非EU学生の授業料も、博士課程は対象外です。

ただし、博士課程でも学期納付金は払う必要があります。ニーダーザクセン州の長期在学者手数料は、博士課程だけに在籍する学生にはかかりません。博士課程の学生の場合、学費よりも生活費をどう用意するかが大きな課題になるため、後で紹介する奨学金もあわせて確かめておきましょう。

学費以外にかかるお金と資金の証明

学費のほかに、滞在許可を得るための資金の証明(2026年は年11,904ユーロ)、健康保険、出願や滞在許可の手数料がかかります。資金の証明は消えてしまうお金ではありませんが、奨学金がない場合は、滞在する期間の分(最長1年分)を出発前にまとめて用意するのが基本です。

閉鎖口座などで年11,904ユーロを用意する

在日ドイツ大使館によると、学生ビザでは学費・生活費の十分な資金として、1か月992ユーロ以上を滞在期間の分(最長1年で11,904ユーロ)証明します。方法は、奨学金の証明書、ドイツの閉鎖口座(Sperrkonto)、必要額が入った本人名義の口座のいずれかで、本人名義の口座を外国人局が認めることは多くありません。

閉鎖口座のお金は、入国後に月ごとに決まった額だけ引き出して生活費に使う自分のお金です。ただし、DAADによると口座の開設手数料が銀行により70〜150ユーロかかります。992ユーロは国の奨学金(BAföG)の最高額と同じ額で、2026年8月に閣議決定された改正案によって2027年に変わる可能性があるため、申請の前に大使館のページで最新額をご確認ください。

健康保険は2026年に月140ユーロ台が目安

ドイツでは全員に健康保険の加入義務があり、DAADによると30歳未満は公的保険の学生料金を使えます。公的保険の一つであるTKの説明では、2026年の学生料金は健康保険の87.38ユーロに、保険会社ごとの追加保険料と介護保険料を足して決まる仕組みです。連邦保健省が示す平均の追加保険料率2.9%で計算すると、月およそ143〜148ユーロになります。

ライプツィヒ大学が示す健康保険の目安も、月140〜180ユーロです。30歳になると在学中でも通常の保険料になるため、学生向けの民間保険の方が安い場合もあります。ビザの申請には、ドイツに入る時点で有効な健康保険の証明が必要です。大学の入学手続きでは旅行保険が認められないため、ドイツの公的保険か民間保険を早めに手配しましょう。

出願・ビザ・滞在許可の手数料

出願から入国後の手続きまでに、次のような手数料がかかります。

  • uni-assistの審査料:1件目75ユーロ
  • uni-assistの2件目以降:1件30ユーロ
  • 日本でのビザ申請料:75ユーロ
  • ドイツでの滞在許可の発行:100ユーロ
  • 閉鎖口座の開設:70〜150ユーロ

uni-assistは、多くの大学で留学生の出願書類の審査を代行する機関です。大学独自の審査料もあり、FAUは2026/27冬学期から、非EUの志願者に1件100ユーロをかけています。在日ドイツ大使館によると、日本国籍の人はビザなしで入国し、入国後に外国人局で滞在許可を申請することも可能です。部屋を借りるときは、家賃の2〜3か月分の敷金も用意しておきましょう。手数料は変わることがあるため、最新は各公式サイトでご確認ください。

ドイツの大学の生活費と卒業までの総額

生活費は都市による差が大きく、大学公式の目安ではライプツィヒで月約1,000ユーロ、ミュンヘンで月約1,500ユーロです。学費と合わせた総額は、州・大学・課程の組み合わせで大きく変わります。

生活費は都市によって月1,000〜1,500ユーロ

DAADの説明では、住む場所によって月900〜1,200ユーロが必要で、いちばん大きな出費は家賃です。大学公式の目安では、ライプツィヒ大学が月約1,000ユーロ、ミュンヘン大学が「月1,500ユーロはおそらく必要」としています。

ドイツ経済研究所(IW)が2026年9月に公表した、38の大学都市で学生向け住宅の家賃を比べた民間の調査でも、30㎡の標準的な部屋(光熱費込み)はミュンヘンで約880ユーロ、ケムニッツで約280ユーロと大きな差がありました。資金の証明の月992ユーロは法律上の最低ラインで、実際の生活費の目安とは別だと考えておくのが安全です。都市ごとの暮らしの費用は、ドイツの留学・ワーホリ費用でも確かめられます。

モデルケースで見る学費の合計

2026年10月時点で公表されている授業料と学期納付金で計算した、卒業までの学費の目安は次のとおりです。入学する時期で額が変わるため、TUMとコンストラクター大学は2027年以降に入学する場合の額で計算しました。生活費は含みません。

ケース

1学期の学費

卒業までの学費

ライプツィヒ大学・学部6学期

332.30ユーロ

1,993.80ユーロ

ケルン大学・修士4学期

355.65ユーロ

1,422.60ユーロ

ハイデルベルク大学・非EU学生の学部6学期

1,689.80ユーロ

10,138.80ユーロ

TUM・非EU学生の修士4学期・2027/28冬学期入学

4,697または6,897ユーロ

18,788または27,588ユーロ

コンストラクター大学・学部6学期・2027年入学

11,925ユーロ

72,490ユーロ

TUMの学期納付金はミュンヘン学生福祉会の基本会費97ユーロ(2026年夏学期から)で計算し、コンストラクター大学の合計には非EU学生の入学金940ユーロを含めました。寮費・食費などは別です。生活費は、ライプツィヒ大学の目安(月約1,000ユーロ)で学部3年間なら約36,000ユーロ、ミュンヘン大学の目安(月約1,500ユーロ)でミュンヘンの修士2年間なら約36,000ユーロかかる計算です。なお、DAAD日本の「大学入学条件」によると、日本の高校卒業者は、大学入学共通テストの条件(5科目以上で合計420点以上、専攻に関係する2科目がそれぞれ62%以上)を満たすか、日本の大学で1年以上学ぶ必要があります。入学前に準備の期間があるなら、その分の生活費も足して考えましょう。ほかの国の大学の授業料と比べたいときは、海外大学の学費が安い国の早見表で確かめられます。

アルバイトは年140日までで生活費の補助に

滞在法により、学生の滞在許可で働けるのは1年に全日140日、半日なら280日までです。大学の学生助手の仕事は、この日数に数えません。最低賃金は2026年1月から時給13.90ユーロですが、DAADは、アルバイトだけで生活費のすべてをまかなうのはほぼ無理だと説明しています。

働きすぎると卒業が延び、その分の学期納付金や生活費も増えてしまいます。資金計画は、閉鎖口座の資金や奨学金、家族の支援を土台にして、アルバイトの収入は補助として考えるのが安全です。

学費と生活費を支える奨学金と減免

ドイツ留学で使える代表的な奨学金に、DAAD奨学金とJASSOの海外留学支援制度があります。授業料がかかる大学なら、授業料の免除や大学独自の奨学金も選択肢です。

DAAD奨学金は月992ユーロで授業料は出ない

DAAD日本の案内では、日本から応募できる奨学金に、修士留学奨学金・芸術奨学金・博士留学奨学金があります。月額は、修士課程でふつう992ユーロ、博士課程で1,400ユーロです。

DAADは奨学生の授業料を払わないため、BW州の州立大学など授業料がかかる大学に進むなら、授業料は自分で用意することになります。締切は分野ごとに違うので、DAAD日本のページで次の募集を確かめましょう。

JASSOの学位取得型はドイツで月額が決まっている

JASSO(日本学生支援機構)の海外留学支援制度には、海外で学位をとる人向けの奨学金があります。ドイツは区分Gで、2026年度の採用者の実績では、大学院学位取得型が月額230,000円、学部学位取得型が月額194,000円でした。

2027年度の募集は、学部が2026年10月1日、大学院はエントリーが10月1日・応募書類が10月8日に締め切られています。例年は秋に締め切られるため、翌年度の募集要項を早めに確かめておきましょう。支援額は政府の予算で変わることがあります。

授業料を払う大学にも免除や奨学金がある

BW州では、成績が特に優秀な学生などの授業料を大学が免除でき、入学後に本人の責任でない理由で払えなくなった場合の猶予や免除の仕組みもあります。TUMも、成績や家計の状況にもとづく授業料の奨学金・免除・減額を設けていて、留学生向けの奨学金は1学期500〜1,800ユーロの一時金です。いずれも申請が必要で、条件は大学ごとに違います。

よくある質問

ドイツの大学の学費について、よく出る質問への答えをまとめました。

ドイツの大学は留学生も無料ですか?

多くの州の州立大学では、学部と継続型の修士は留学生も授業料が原則かかりません。ただし、学期納付金は全員が払い、2026年10月時点でBW州の州立大学は非EU学生に1学期1,500ユーロの授業料をかけています。バイエルン州のTUMなど、非EU学生から授業料をとる大学もある点に注意しましょう。

英語で学ぶ課程も授業料はかかりませんか?

授業料がかかるかどうかは、課程の言語ではなく、州・大学・課程の種類で決まります。州立大学の英語の課程なら、同じ大学のドイツ語の課程と同じ扱いです。私立大学や非継続型の修士は、授業料がかかることがあります。

日本人はビザなしでドイツに入国できますか?

日本国籍の人はビザなしで入国し、入国後に外国人局で滞在許可を申請できます。日本でビザを申請する場合は、領事サービスポータルからのオンライン申請が必要です。どちらの場合も、資金の証明と健康保険の証明を準備しておきましょう。

まとめ

ドイツの州立大学は、学部と継続型の修士なら原則授業料がかかりませんが、学期納付金は全員が毎学期払います。BW州の州立大学やTUMなどは非EU学生に授業料がかかり、私立大学や非継続型の修士も授業料がかかることがあります。学費のほかに、資金の証明(2026年は年11,904ユーロ)・健康保険・生活費まで含めて総額を見積もりましょう。

次にやることは、志望校の公式サイトで授業料と学期納付金の最新額を確かめることです。ドイツの都市や暮らしの様子はドイツの基本情報・都市・生活環境で確認できます。

この記事の出典

本記事の制度・金額は、2026年10月21日時点の各公式サイトの情報です。授業料・学期納付金・資金の証明の額は変わることがあるため、最新は各公式サイトでご確認ください。

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