2026年10月23日

海外大学の学費が安い国|日本人が払う授業料を国別に比べた早見表

学費が安い海外の大学がある国を、日本人(EU圏外)が払う授業料と英語で学べるかどうかで比べた早見表で整理しました。ドイツ・中東欧・台湾・韓国・マレーシアの条件、英語で学ぶ人が学費を抑える方法、生活費・ビザの資金・奨学金も分かります。

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海外大学の学費が安い国|日本人が払う授業料を国別に比べた早見表

「海外の大学に行きたいけれど、学費が安いところはないだろうか」。アメリカやイギリスの金額を見て、ため息が出た人もいるはずです。学費が安い国があると聞いても、日本人にも当てはまるのか、英語で学べるのか、生活費まで含めるといくらになるのか、不安が先に立つのではないでしょうか。安い大学で学位を取って大丈夫かという迷いも重なります。

そこで本記事では、学費が安い海外の大学がある国を、日本人が払う授業料と英語で学べるかどうかで比べられる早見表とあわせて整理しました。ヨーロッパとアジアの国ごとの条件から、自分に合う候補を絞り込めます。

あわせて、英語で学びたい人が学費を抑える方法や、生活費・ビザの資金、奨学金で費用を下げる方法も同じ流れで紹介します。

学費が安い海外の大学はヨーロッパとアジアに多い

学費が安い海外の大学は、州立大学の授業料が原則かからないドイツ、国立大学が低額のフランスやオーストリア、英語の課程も比較的安い中東欧、近くて授業料が安い台湾・韓国・マレーシアなどに多いのが特徴です。ただし日本人はEU圏外の留学生として扱われるため、「無料」と言われる国でも条件を確かめることが欠かせません。

日本人は「EU圏外」の授業料で比べる

ヨーロッパの多くの国は、EUと欧州経済領域(EEA)の学生と、それ以外の学生で授業料を分けており、日本人は「EU圏外」の学生として扱われます。OECDの報告書「Education at a Glance 2025」も、EU諸国では一般にEU圏外の学生だけが別の授業料を払う仕組みだと説明しており、ヨーロッパでは珍しくない制度です。

そのため、自国とEUの学生は無料でも、日本人には授業料がかかる国があります。授業料が無料の国でも、学期ごとの登録料やセメスター費(学生団体や交通パスの費用)は別にかかるのが一般的です。調べるときは「EU圏外の額か」「英語の課程か現地語の課程か」「何年度の額か」の3点をそろえて比べましょう。

国ごとの授業料の目安を比べる早見表

各国政府と大学、JASSOの海外留学情報サイトが公表している、日本人が払う授業料の目安をまとめました。

国

授業料の目安

英語の学位課程

ドイツ

州立大は原則なし

学士は約4%

フランス

国立大の学士で年2,902ユーロ

大学で確認

オーストリア

国立大は1学期726.72ユーロ

大学で確認

チェコ

現地語は無料・英語は年0〜6,000ユーロ

あり

ハンガリー

国立大の学士で年5,000〜8,000ユーロ

あり

台湾

国立大は1学期約5万〜6.2万新台湾ドル

全英語コースあり

韓国

国公立の平均で年約427万ウォン

一部あり

マレーシア

公立は学部4年で1万〜2万米ドル

英語が基本

フランスは2026〜27年度、台湾とマレーシアはJASSOの2024年調査、ハンガリーはJASSOの2025年調査の額で、韓国は韓国政府の留学サイトの平均です。ドイツにも授業料がかかる州や大学があり、詳しくは次の章で紹介します。いずれも2026年10月時点で各機関が公表している額で、最新は各大学の公式サイトでご確認ください。

学費と生活費の両方を抑えやすい国

1年分の総額で見ると、授業料と生活費の両方を抑えやすいのは、チェコ・ポーランド・ハンガリーなどの中東欧と、台湾・マレーシアなどのアジアです。欧州委員会の留学情報サイト「Study in Europe」は、生活費の目安をポーランドで月330〜430ユーロ、ハンガリーで月500〜600ユーロ、チェコで月500〜750ユーロとしています。

反対に北欧は、日本人には授業料がかかるうえ、生活費も高めです。同じサイトでデンマークの生活費は月1,000〜1,700ユーロとされており、総額では中東欧の数倍になることもあります。授業料だけで決めず、生活費まで含めた1年分で比べましょう。

ヨーロッパで学費が安い国と大学の条件

ヨーロッパで学費が安いのは、州立大学の授業料が原則かからないドイツ、国立大学が低額のフランスとオーストリア、英語の課程も比較的安いチェコ・ポーランド・ハンガリーです。北欧は、日本人を含むEU圏外の学生に授業料がかかるのが基本です。

ドイツは州立大学の授業料が原則かからない

ドイツの州立大学は、学士と多くの修士で授業料がかかりません。ドイツ学術交流会(DAAD)によると、別に学期ごとのセメスター費が70〜430ユーロかかります。

ただし、バーデン=ヴュルテンベルク州の州立大学はEU圏外の学生から1学期1,500ユーロを取り、ミュンヘン工科大学の学士も通常1学期2,000か3,000ユーロで、2027/28年冬学期以降に入学する人は2,300か3,400ユーロに上がります。英語で学べる学士は全体の約4%しかなく、多くはドイツ語の課程です。20歳でドイツ・ヴュルツブルクの大学に留学した人(滞在1年1か月)は、Study Work Hubの体験談でこう書いています。

大学では最初大学付属の語学コースに通いました。そこで、テストに合格すると、大学の講義を受けられるようになりました。

ドイツ語を準備する期間も見込んでおくと安心です(体験談を読む)。日本の高校からの出願には、大学入学共通テストで5科目以上・合計420点以上などの条件があります。2026年10月時点のDAADと各大学の案内で、最新は公式サイトでご確認ください。ドイツの州ごとの授業料や学期納付金、モデルケースの総額は、ドイツの大学の学費の解説で詳しく紹介しています。

フランスとオーストリアは国立大学が低額

フランスの国立大学は、EU圏外の学生の学士の授業料を2026〜27年度で年2,902ユーロとしています。フランス政府の留学機関Campus Franceによると、大学は申請に応じて授業料を免除できる仕組みです。

オーストリアの国立大学は、EU圏外の学生でも原則1学期726.72ユーロで、別に学生団体の費用が1学期26.20ユーロかかります。どちらもフランス語やドイツ語で学ぶ課程が多いので、英語の課程があるかを出願先で確かめましょう。金額は2026年10月時点の各国政府の案内で、最新は公式サイトでご確認ください。

チェコ・ポーランド・ハンガリーは英語課程も安め

チェコの国立・州立大学は、チェコ語で学ぶ課程なら国籍に関係なく授業料がかかりません。チェコ政府の留学サイトによると、英語など外国語の課程は大学が授業料を決め、多くは年0〜6,000ユーロです。

ポーランドの授業料は課程や大学によって年2,000〜12,000ユーロで、ワルシャワ経済大学の英語の学士は2026/2027年度で1学期2,500ユーロです。ハンガリーの国立大学の学士は年5,000〜8,000ユーロが一般的だと、JASSOの海外留学情報サイトが案内しています。チェコやハンガリーでは医学系の授業料が高くなるため、学びたい分野の額で比べましょう。2026年10月時点の案内で、最新は各大学の公式サイトでご確認ください。

北欧はEU圏外の学生に授業料がかかる

北欧の国は、自国とEUの学生は無料でも、日本人を含むEU圏外の学生には授業料がかかります。ノルウェーは2023年秋から有料になり、欧州委員会の資料では年13万〜39万ノルウェー・クローネが典型的な幅で、2026/27年度から値下げする大学もあります。

フィンランドはフィンランド語・スウェーデン語の課程は無料ですが、英語の課程は年9,000〜20,000ユーロが一般的です。スウェーデンは平均で年12万9,000クローナ、デンマークは年6,000〜16,000ユーロが目安とされています。北欧で学費を抑えたいなら、現地語の課程か大学の奨学金を調べることになります。2026年10月時点の各国政府と欧州委員会の案内で、最新は公式サイトでご確認ください。

アジアで学費が安い国と大学の条件

アジアで学費が安いのは、国立大学の授業料が1学期5万新台湾ドル台からの台湾、留学生も韓国人と同じ授業料が基本の韓国、英語で学べるマレーシアなどです。文部科学省が全国の高校など5,623校からの報告をまとめた調査では、令和5年度の卒業生で海外へ進学した1,635人のうち、韓国が194人、台湾が167人、マレーシアが139人でした。

台湾の国立大学は1学期5万新台湾ドル台から

台湾の国立大学の授業料は、1学期5万460〜6万2,100新台湾ドルが目安です。JASSOの海外留学情報サイト(2024年調査)は、私立大学を1学期4万8,370〜5万8,044新台湾ドルとしています。

授業は中国語が中心ですが、英語だけで学位を取れる「全英語コース」もあり、台湾政府の奨学金も全英語コースでの申請に対応しています。学生寮の1人部屋の例は月8,210新台湾ドルで、住まいの費用も抑えやすい国です。金額はJASSOの2024年調査による目安で、最新は各大学の公式サイトでご確認ください。

韓国は留学生も韓国人と同じ授業料が基本

韓国の大学は、留学生も基本的に韓国人と同じ授業料を払います。韓国政府の留学サイトStudy in Koreaによると、学部の年間授業料の平均は国公立で約427万ウォン、私立で約763万ウォンです。

日本の高校を卒業していれば外国人向けの特別選考で出願でき、韓国語能力試験(TOPIK)3級以上を求めるのが一般的です。英語で行う授業も増えていますが、韓国語を準備する期間も含めて計画しましょう。平均額は年の記載がない公表値なので、最新は志望大学の公式サイトでご確認ください。

マレーシアは英語で学べて総額を抑えやすい

マレーシアは高等教育が英語で行われるのが一般的で、英語で学位を取りたい人の有力な候補です。JASSOの海外留学情報サイトは、学部4年間の学費を公立大学で1万〜2万米ドル程度、本校の半額以下で学べる海外の大学の分校で3万〜4万米ドル程度としています。

国立のマラヤ大学が示す、2025/2026年度以降に入学する留学生の学位全体の授業料は、英語・社会学などで6万900リンギット、経済学で7万7,100リンギット、工学で13万2,100リンギットです。寮費は別で、日本からは高校卒業後に直接入るほか、1〜2年の大学準備コースを選ぶこともできます。2026年10月時点の案内で、最新は各大学の公式サイトでご確認ください。

タイ・フィリピンは課程ごとの費用を確かめる

タイとフィリピンは課程によって授業料が大きく違うため、志望する課程ごとに額を確かめる必要があります。タイのチュラロンコン大学は、英語で学ぶ「インターナショナル・プログラム」の学部の授業料を年8,000〜1万2,000米ドルとし、課程ごとの費用は別にかかると案内しています。

フィリピンの国立フィリピン大学ディリマン校は、JASSOの海外留学情報サイト(2024年調査)で1学期4,662〜3万1,490ペソとされていますが、何が含まれる額かは示されていません。どちらの国も、志望する課程のページで留学生向けの最新の額をご確認ください。

英語で学びたい人が学費を抑える方法

英語で学びたいなら、授業料が州によって大きく違うカナダで安い州を選ぶ、アメリカの2年制大学から4年制大学へ編入する、オンラインで学位を取る、といった方法で学費を抑えられます。英語圏は留学生の授業料が高めなので、学校の選び方で総額が大きく変わります。

カナダは州によって授業料が2倍以上違う

カナダは、留学生の学部の授業料が州によって大きく違うのが特徴です。カナダ統計局が全国の大学の授業料を集計した2026年9月公表の調査では、2026/27年度の留学生の学部の年間平均授業料は全国で4万2,062カナダドルで、最も安い州と高い州で約2.6倍の差がありました。

州

留学生の学部の年間平均授業料

ニューファンドランド・ラブラドール

1万8,911カナダドル

ニューブランズウィック

2万29カナダドル

プリンスエドワードアイランド

2万2,067カナダドル

マニトバ

2万3,160カナダドル

アルバータ

3万6,369カナダドル

ブリティッシュコロンビア

4万314カナダドル

オンタリオ

5万88カナダドル

ニューファンドランド・ラブラドール、ニューブランズウィック、プリンスエドワードアイランド、マニトバの州の大学を選ぶと、同じカナダでも授業料を大きく抑えられます。表は州ごとの平均で大学や学部によって違うため、最新は志望大学の公式サイトでご確認ください。

アメリカは2年制大学から編入すると安くなる

アメリカでは、2年制のコミュニティカレッジで学んでから4年制大学に編入する「2+2」で、学士までの学費を抑えられます。カリフォルニア州のサンタモニカ・カレッジは、2026年秋からの1年間の留学生の授業料を1単位486ドルとしており、年24単位なら1万1,664ドルです。

同じ州のカリフォルニア大学は、2027〜28年度に入学する留学生の1年分の授業料を5万7,300ドルと見積もっています。ただし協定のない大学へ編入すると単位がすべて認められるとは限らず、米国務省は2025年6月から学生ビザの申請者にSNSを公開設定にするよう求めるなど、審査も厳しくしています。2026年10月時点の案内で、最新は各大学とEducationUSAの公式サイトでご確認ください。

オンラインで海外の学位を取る道もある

海外に住まずに、オンラインで海外の大学の学位を取る道もあります。授業料をかけない仕組みを掲げるアメリカのUniversity of the Peopleが示すコンピュータサイエンスの学士の見積もり総額は、出願料と1科目180ドルの評価料を合わせて7,260ドルです。

文部科学省は、外国の大学の通信教育を日本で修了して学位を得た人にも、日本の大学院の入学資格を認めています。ただし現地での生活や語学の経験は得られず、企業での評価を示す公的なデータもありません。選ぶときは、その国の正式な認定を受けた大学かを確かめることが大切です。費用は2026年10月時点の大学の公表額で、最新は公式サイトでご確認ください。

学費以外にかかる費用と総額の比べ方

学費が安い国でも、生活費や学生ビザの申請で示す資金、渡航費、保険料がかかるため、1年分の総額で比べることが大切です。授業料の制度は年度で変わるので、出願する年度の額を必ず確かめましょう。

生活費は都市と住まいの選び方で変わる

生活費は、同じ国でも都市や住まいの選び方で大きく変わります。DAADはドイツで必要な生活費を地域によって月900〜1,200ユーロとし、マレーシアの大学寮はJASSOの2024年調査で個室が月約1,700リンギット、2人部屋が約360リンギットです。

Study Work Hubの体験談では、20歳で北京の大学に8か月留学した人が月の家賃を3万円、20歳でドイツの大学に留学した人が6万円と書いています(いずれも本人の申告)。寮やシェアを選ぶと住まいの費用を抑えやすいので、出願と同時に住まいの選択肢も調べておきましょう。

学生ビザで示す資金と働ける時間

学生ビザでは、生活費をまかなえるお金があることを示す必要があります。ドイツは月992ユーロ(2025年1月時点)、カナダはケベック州以外で単身なら、1年目の授業料と渡航費に加えて生活費として年2万3,448カナダドル(2026年9月1日以降の申請)を示す決まりです。

学生ビザで働ける時間にも上限があります。ドイツは年140日(半日なら280日)まで、台湾は就労許可を受ければ学期中週20時間まで、マレーシアは移民局の事前の許可を受けたうえで、学期の休み中だけ決められた業種で週20時間までです。アルバイトで学費をまかなう前提にはせず、最新は各国政府の公式サイトでご確認ください。

授業料は年度で変わるので最新額を確かめる

授業料の制度は、国の政策で数年ごとに変わります。フランスは2026年5月の政令で、大学が授業料を免除できる外国人学生の割合に上限を設けました。フィンランドも、2026年8月以降に入学する人から教育にかかる費用以上の授業料を取る決まりにしています。

反対に、ノルウェーでは2026年8月1日に施行された法改正で、大学がEU圏外の学生の授業料を教育にかかる費用より低く決められるようになりました。一方、ミュンヘン工科大学は2027/28年冬学期からの値上げを発表しています。ネットの記事で「無料」とされていても、出願前に大学の授業料のページで、自分の国籍と入学年度の額を確かめることが欠かせません。

学費をさらに下げる奨学金と免除の制度

学費が安い国に行く人が使いやすいのは、JASSOの給付型奨学金と、台湾・ハンガリーなど相手国の政府の奨学金、大学独自の授業料免除です。民間財団の大型奨学金はアメリカ・イギリスの大学向けが中心なので、日本と相手国の両方の制度を調べましょう。

JASSOの給付型は行き先で月額が違う

JASSOの「海外留学支援制度(学部学位取得型)」は、海外の大学で学士を取る人に返済のいらない奨学金を毎月支給し、金額は行き先で変わります。2026年度の月額は、マレーシアが23.9万円、ドイツ・フランス・オーストリアが19.4万円、韓国・ハンガリーが18.9万円、台湾・チェコ・ポーランドが13.9万円でした。

授業料の支給はなく、英語以外で学ぶ場合はその言語の試験でヨーロッパ言語共通参照枠(CEFR)のB2以上が条件です。2027年度分の受付は2026年10月上旬で終わり、次の2028年度分は、例年どおりなら2027年7月下旬〜8月に募集要項が公開されます。2026年10月時点の案内で、最新はJASSOの公式サイトでご確認ください。

台湾やハンガリーは政府の奨学金に応募できる

台湾の「教育省台湾奨学金」は、台湾の大学に正規生として進学する日本人が対象で、学部では学費を1学期4万新台湾ドルまでと、生活費を月1万5,000新台湾ドル支給します。2026年度の定員は21名(予定)で、台湾駐日代表処が2026年2〜3月に申請を受け付けていました。

ハンガリー政府の奨学金「Stipendium Hungaricum」も日本が対象国で、授業料・月々の給付・住まいの支援・健康保険が含まれます。学士で応募できる分野は決まっているので、2026年10月時点の窓口の案内を見たうえで、最新は公式サイトでご確認ください。

大学独自の授業料免除も確かめる

大学が独自に授業料を免除・減額する制度も、確かめておきたい点です。フランスのパリ・シテ大学は、2026〜27年度のEU圏外の学生の学士の授業料を、EUの学生と同じ年178ユーロに抑えています。ただし2027〜28年度の入学からは、免除の対象でない限り、EU圏外の学生も原則として通常の授業料の対象になるとの案内です。

フィンランドの大学も、英語の課程の学生が応募できる奨学金を設けていることが多いと、同国の留学公式サイトが案内しています。一方、ドイツのDAADには、日本の高校を出てドイツで学士を取る人向けの奨学金がありません。志望校が決まったら、大学の授業料のページで免除や奨学金の有無を確かめましょう。

よくある質問

学費が安い海外の大学について、よく出る質問への答えをまとめました。

学費が無料の海外の大学はありますか?

あります。ドイツの州立大学は学士の授業料が原則かからず、チェコの国立・州立大学もチェコ語で学ぶ課程なら国籍に関係なく無料です。ただし学期ごとの費用はかかり、ドイツのバーデン=ヴュルテンベルク州やミュンヘン工科大学など一部の州・大学と、チェコの英語の課程では授業料が必要です。2026年10月時点の案内で、最新は各大学の公式サイトでご確認ください。

英語だけで学べて学費が安い国はどこですか?

マレーシアは高等教育が英語で行われるのが一般的で、公立大学の学部4年間の学費は1万〜2万米ドル程度とされています(JASSOの2024年調査)。チェコやポーランド、ハンガリーにも年数千ユーロの英語の学位課程があります。最新は各大学の公式サイトでご確認ください。

学費が安い大学の学位は日本で通用しますか?

学費の安さは、多くの場合、国が教育費を負担していることの表れです。OECDによると、自国とEUの学生には授業料がかからないノルウェーは、公立の高等教育に学生1人あたり3万3,000ドル超(2022年・購買力平価で換算)を使っています。外国の大学の学位でも日本の大学院の入学資格は認められますが、企業での評価を示す公的なデータはないため、学びたい分野の課程があるかで選びましょう。

高校を出てすぐ学費が安い国の大学に入れますか?

国によって違います。マレーシアや韓国は日本の高校の卒業で出願でき、ドイツは大学入学共通テストで5科目以上・合計420点以上などの条件を満たせば一部の学科に出願できます。大学の準備コースを経て入る道もあるので、2026年10月時点の各国の案内を確かめ、最新は公式サイトでご確認ください。

まとめ

学費が安い海外の大学は、州立大学の授業料が原則かからないドイツや、国立大学が低額のフランス・中東欧、近くて授業料が安い台湾・韓国・マレーシアなどにあります。日本人はEU圏外の料金になり、ドイツの一部の州・大学やチェコの英語の課程などでは授業料がかかるため、生活費まで含めた総額で比べることが大切です。

次にやることは、候補の国を2〜3つに絞り、志望する大学の授業料のページで入学年度の額を確かめることです。国ごとの留学の情報は、ドイツの国ページなどでも比べられます。

この記事の出典

授業料・制度・奨学金は2026年10月21日に各公式サイトで確認しました。最新は各公式サイトでご確認ください。

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