雪を頂くアンデス山脈を背景にしたサンティアゴ市街

🇨🇱 Chile

チリワーホリ完全ガイド

ワーホリの制度・申請・費用・仕事・住居・安全・渡航後手続を、公的一次情報に基づいて具体的に解説します。

公式情報確認 2026-08-25制度・費用・仕事・生活を網羅

Photo: Chalo Gallardo / Unsplash

2026年8月26日時点で、チリのワーキングホリデーは申請時18〜30歳の日本国籍者が対象で、チリ国外からSERMIGへオンライン申請します。初回の滞在許可は最大1年で、2年目は自動で付くのではなく延長申請と審査が前提です。この記事では申請条件、書類、費用、入国後手続、仕事・就学、安全情報を順番に確認し、申請を始める前の予定表を完成させます。

  • 年間枠は200人だが、残り枠や受付状況とは別に確認する
  • 現在の主な申請経路はチリ国外からのSERMIGオンライン申請
  • 月約USD 700は推奨額で、USD 55は一般料金表の参考額
  • 初回最大1年と、審査が必要な2年目を分けて計画する
  • 同一雇用主・就学の6か月上限は日本人向け根拠を確認できない

チリワーホリの条件は初回1年を基準に判断する

チリのワーキングホリデーは、まず初回の最長1年だけで計画が成り立つかを判断してください。さらに1年滞在できる可能性はありますが、延長申請と審査が前提であり、最初から2年間の在留許可が約束される制度ではありません。

30秒で確認する基本条件

申請を始める前に、年齢、国籍・居住、年間枠、参加歴、初回期間、申請場所の6点を確認すると、自分が制度の対象になり得るかを短時間で判断できます。2026年8月に確認した公的一次情報では、申請時の年齢は18歳以上30歳以下、年間発給枠は200人です。

確認項目

公表されている内容

判断するときの注意

年齢

申請時に18歳以上30歳以下

渡航日ではなく、申請を送信する時点で確認する

国籍・居住

日本国籍を持ち、日本に通常居住している

別の国に住んでいる場合は申請前に対象可否を照会する

年間枠

200人

残枠、受付終了日、枠の年度区分は公開情報だけでは分からない

参加歴

日本・チリ間の同制度を過去に利用していない

別の国でのワーホリ経験と混同しない

滞在期間

初回は入国から最長1年

2年目は延長が認められた場合だけ計画に加える

申請経路

チリ国外からSERMIGへオンライン申請

チリ入国後に新規申請する前提で航空券を取らない

そのほか、有効な旅券、帰国便または購入資金、当初の生活を支える資金、全滞在期間を対象とする保険が求められます。健康で犯罪歴がなく、扶養する子を原則として同行させないことなども日本向け条件に含まれます。制度の目的は休暇で、就労は滞在資金を補う付随的な活動です。

年間200人は現在の残数を表す数字ではありません。外務省のワーキング・ホリデー制度ページで枠を確認したうえで、受付状況は申請画面や公館への照会で確かめる必要があります。

公表済みと未公表を分ける

チリワーホリの数字は、確定した日本向け条件、一般制度の参考、日本人向けに未公表の事項に分けて読んでください。この区別をしないと、月約USD 700やUSD 55を固定の必須額として扱ったり、他国向けの6か月制限を日本人へ当てはめたりする誤りにつながります。

区分

該当する情報

計画への入れ方

日本向けに公表済み

申請時18〜30歳、初回最長1年、全期間の保険、十分な資金

申請前の必須条件として確認する

一般制度の参考

国籍別一時滞在許可表のUSD 55

申請画面に表示される請求額で確定する

大使館の推奨目安

当初の滞在資金として月約USD 700

法定最低額にせず、自分の資金計画と照らす

日本人向けに未公表

同一雇用主の6か月上限、就学6か月上限、延長の個別要件

数値を決めつけず、契約や受講の前に照会する

チリ外務省の日本向け案内は初回の滞在を最長1年としています。在日チリ大使館はさらに1年の延長可能性を案内していますが、必要書類、料金、審査基準、専用経路は公開情報だけで完結しません。2年目を希望する場合も、初回1年だけで住居、保険、帰国資金を組める状態にしておくのが安全です。

向く人・別候補も比べる人

チリが候補になりやすいのは、初回1年で目的を達成でき、国外オンライン申請とスペイン語環境を自分で管理できる人です。延長が認められなくても帰国または次の計画へ移れるなら、未公表事項を確認しながら準備を進めやすくなります。

  • 初回1年で旅、文化体験、語学学習の計画が成立する
  • 申請画面や公的機関から届く連絡を記録して対応できる
  • 現地収入だけに頼らず、当初の生活資金を用意できる
  • スペイン語を生活と手続のために学ぶ意思がある

反対に、最初から2年間の滞在確約が必要な人や、英語環境、賃金水準、日本語支援を最優先する人は、他国の制度も同じ軸で比べてください。チリを選ばない結論も失敗ではありません。期間、言語、資金、支援の優先順位が合う国を選ぶことが、渡航後の計画変更を減らします。

南米3か国の条件を比べて、自分に合う候補を絞る

丘にカラフルな住宅が並ぶチリ・バルパライソ
カラフルな住宅が丘に連なる港町バルパライソ。首都サンティアゴとは異なる街の個性を楽しめます。Photo: Loïc Mermilliod / Unsplash

SERMIGへチリ国外からオンライン申請する

現在の主な申請経路は、チリ国外からチリ国家移民局SERMIGのデジタル手続ポータルへ申請する方法です。東京の領事部へ本人が出向くことだけを前提にせず、SERMIGの現行画面を起点に必要書類と請求額を確定してください。

申請前の完了条件

申請前の完了条件は、対象資格を満たし、有効期間と形式を確認した電子書類をそろえ、連絡を受け取れる状態にすることです。航空券や保険を買っただけでは申請準備の完了になりません。

  1. 申請時年齢、国籍・居住、参加歴、家族条件を照合する
  2. 旅券に申請時点で1年以上の有効期間があるか確認する
  3. 資金、帰国手段、保険を別々の証明として準備する
  4. 書類の発行日、翻訳、認証、ファイル形式を確認する
  5. SERMIGの通知を受け取るメールと保存場所を決める

SERMIGの国際協定ページは、チリ国外からオンラインで申請し、居住区分で国際条約、サブカテゴリーでWorking Holidayを選ぶ流れを案内しています。一方、在日チリ大使館ページや2024年版の日本向け要件PDFには東京の領事部へ提出する案内が残っています。中央の現行案内と一致しないため、対面提出が一律必須とは断定できません。

必要書類を役割別に準備する

必要書類は書類名だけを暗記せず、「本人確認」「経歴確認」「滞在資金」「帰国手段」「保険」「渡航目的」の役割に分けると不足を見つけやすくなります。最終的な提出物は、申請時にSERMIGの画面へ表示される項目を優先してください。

役割

公的資料で確認できる主な資料

提出前の確認

本人確認

有効な旅券の身分事項ページ、最近の証明写真

旅券残存期間、画像形式、写真の背景を画面と合わせる

犯罪歴の確認

18歳以上は出身国や直近5年間の居住国の証明

一般案内では発行から60日以内。対象国を個別に確認する

滞在資金

当初の滞在を支えられる経済力の証明

名義、通貨、対象期間、発行日の指定を画面で確認する

帰国手段

往復航空券または帰国便を購入できる資金の証明

変更条件の厳しい航空券を許可前に確定しない

保険

全滞在期間の医療・傷害保険の証明

入院と死亡時の本国送還が含まれるか約款で確認する

目的・健康

動機書、健康状態を示す資料、出国意思の表明

日本向け要件と申請画面の両方で提出要否を確かめる

SERMIGの一般案内では、写真を除く書類はPDFで提出し、スペイン語または英語以外の書類には公的な翻訳を求めています。外国で発行された書類は、原則としてアポスティーユまたは領事認証が必要です。

ただし、日本で取得する各書類の言語や認証方法は一律ではありません。発行機関と申請画面の指示を照合し、推測で翻訳や認証を省かないでください。

SERMIG掲載の日本向け要件PDFは、資金、保険、健康、動機、出国意思などを確認する資料として使えます。ただし、申請場所の記載は中央の現行案内と異なるため、経路よりも個別条件の確認資料として扱うのが適切です。

申請から許可までの行動順

申請は「国外から申請、画面で条件確認、提出、追加資料への対応、電子許可の保存」の順に進めます。標準審査日数は公開情報だけでは確認できないため、出発日から逆算した合格保証や短期発給を前提にしないでください。

段階

すること

完了の証拠

1

チリ国外からSERMIGの対象区分を開く

国際条約とWorking Holidayを選んだ画面

2

必須項目、書類、請求額を確認する

確認日を付けたメモと画面控え

3

書類をアップロードして申請を送信する

受付番号、送信完了画面、提出ファイル一式

4

SERMIGからの通知と追加資料依頼へ対応する

通知、回答日、再提出した資料

5

許可後に電子スタンプをダウンロードする

電子スタンプとダウンロード日の記録

申請画面、提出ファイル、支払記録、通知は同じフォルダに保存しましょう。問い合わせるときに受付番号と経緯をすぐ示せるため、追加資料の往復を整理しやすくなります。制度の選択肢や必要書類は更新されるので、過去の画面画像だけを根拠にせず、送信する日にもう一度確認してください。

費用・資金・保険と入国後手続を分ける

お金の準備では、申請料金、資金証明、保険、生活予備費、入国後の身分証費用を別々に管理してください。USD 55と月約USD 700は意味が異なり、合算してチリワーホリの固定費と呼ぶことはできません。

USD 55は一般料金表、月約USD 700は推奨額

USD 55は、SERMIGが案内する国籍別の一時滞在許可一般表で日本国籍者に掲載された金額です。日本向けワーキングホリデー専用の確定申請料とは確認できないため、実際に支払う額は申請画面の表示で確定します。

費目

公的一次情報で確認できる範囲

確定方法

申請料金

一般の国籍別表で日本はUSD 55

SERMIGの申請画面に出る金額と通貨を確認

書類取得

犯罪歴、健康、翻訳、認証などが必要になり得る

各発行機関と申請画面の指定から積算

保険

全期間、入院、本国送還を含む条件

候補商品の約款と個別見積で確定

航空券・生活費

公的な固定円額は確認できない

出発時期、都市、住居条件を決めて見積もる

外国人用身分証

2026年1月更新ページでCLP 4,270

入国後の予約時にChileAtiendeで再確認

SERMIGの移民手数料ページで国籍別表を確認してください。航空券や家賃を含む総額は、出発時期や生活条件で変わります。見積項目を整理するときは、ワーホリ1年の費用内訳を使い、チリの公的要件と一般的な準備費を混ぜないようにしてください。

月約USD 700は推奨額です。在日チリ大使館が当初の滞在を支える資金の目安として示す数字で、法律上の固定最低残高や、12か月分のUSD 8,400を一括保有する義務とは公表されていません。

資金の役割

準備するもの

完了条件

申請用の資金証明

申請画面が求める名義・期間の証明

画面の条件と一致した書類を用意

帰国手段

帰国便または購入できる資金

帰国時まで使わない金額を分ける

保険

全滞在期間の医療・傷害保険

入院と死亡時の本国送還を約款で確認

生活予備費

仕事が決まる前の住居・食費・移動費

自分の都市と期間で見積もりを作る

保険は金額の安さだけで選ばず、対象期間と必須補償を先に照合します。公的一次情報で最低補償額は確認できないため、存在しない下限を作って比較してはいけません。

商品の補償内容を比べる際はワーホリ向け海外保険の比較を参考にできます。ただし、リンク先に掲載する補償額はチリの法定最低額ではありません。最終判断はチリの公的要件と保険会社の最新約款で行ってください。

電子許可後90日以内に入国する

国外申請で許可を得たら、電子スタンプをダウンロードした日から90暦日以内にチリへ入国します。起点は申請日や審査完了日ではないため、ダウンロード日を記録し、カレンダーに期限を入れてください。

  • 電子スタンプの原本と複製を安全な場所へ保存する
  • ダウンロード日と90暦日後の期限を記録する
  • 旅券情報と電子スタンプの記載を照合する
  • 許可、入国期限、航空券の変更条件を見て予約する

SERMIGの国外申請後の手続ページによると、国外で付与された一時滞在の期間はチリへ入国した時点から始まります。許可前に変更できない航空券を確定すると、審査や入国期限とのずれに対応しにくくなるため、購入条件も含めて計画してください。

原則30日以内に外国人用身分証を申請する

入国後は、一時滞在の効力が始まってから原則30日以内に外国人用身分証の取得手続を始め、予約を取ります。30日以内にカードを受け取るという意味ではなく、期限内に手続へ着手することが要点です。

管理項目

記録する内容

注意点

期限

入国日と30日後の日付

在留資格の効力開始日を基準にする

予約

予約日、窓口、受付番号

現行の予約方法をChileAtiendeで確認する

必要書類

旅券、在留許可、予約時の指定資料

個別画面に表示される内容を優先する

費用

予約時点の身分証発行料金

CLP 4,270は2026年1月更新時点の掲載額

受取

申請日、受取予定、受取完了日

掲載上の発行目安は約20営業日

ChileAtiendeの外国人用身分証ページでは、身分証にRUNと呼ばれる個人識別番号が記載されると案内しています。税務で使うRUTとRUNを、同じ言葉として説明しないよう注意してください。

外国人用身分証を得た居住者は、通常、RUNを基に税務登録されます。別のRUT申請は原則不要ですが、雇用や事業の条件で扱いが変わる場合はチリ内国歳入庁の案内で確認してください。

制度、料金、必要書類は更新されます。申請を送る日、支払う日、入国後に予約する日のそれぞれで公式サイトを確認し、確認日と画面の控えを残してください。

歴史的な建物が並ぶバルパライソの通りを走る路線バス
歴史的な建物の間を路線バスが走るバルパライソの通り。現地での移動と日常の街並みを想像できます。Photo: Tyler Gooding / Unsplash

延長・仕事・就学は確認できた範囲だけで計画する

チリでの2年目、仕事、就学は、2026年8月に日本人向け公的一次情報で確認できた範囲だけを予定に入れます。公表されていない条件は「制限がない」と読み替えず、申請前や契約前にSERMIGなどへ確認する項目として残すのが安全です。

論点

確認できた範囲

次に確認すること

初回の滞在

入国から最長1年

電子許可に記載された有効期間

2年目

さらに1年の延長可能性

日本人向け書類、料金、申請経路、審査条件

同一雇用主

日本人向けの6か月上限を確認できない

契約前の最新条件

就学

短期の語学などの講座を受講可能

予定する課程と期間が対象になるか

2年目は自動延長ではない

最初の許可は最長1年で、2年目は延長が認められた場合に限られます。在日チリ大使館の案内はさらに1年の延長可能性を示していますが、延長審査を経ずに2年目まで許可されるとは案内していません。

チリ外務省の一般案内も、許可は最長12か月で、協定によって1回更新できる場合があるという説明です。日本人向けの延長書類、料金、専用の申請経路、審査基準は、公開資料だけでは確認しきれませんでした。

SERMIGの一時滞在許可案内には、一般的な延長申請の時期として在留期限の90日前から10日前までが示されています。ただし、この期間内に申請すれば日本人のワーキングホリデー延長が承認される、という意味ではありません。

2年目を希望する場合も、まず初回1年だけで資金と帰国計画が成り立つように組みます。満了日より十分に前に、SERMIGと在日チリ大使館へ照会してください。

確認するのは、対象手続、受付期間、必要書類、料金、審査中の滞在資格です。項目を一問ずつ質問文にすると、確認漏れを減らせます。

就労は付随目的で、同一雇用主6か月を転用しない

チリのワーキングホリデーでは休暇が主目的で、就労は旅費や滞在費を補うための付随的な活動です。チリ外務省は渡航前の雇用契約を求めておらず、日本人向け公式条件には同一雇用主を6か月までとする記載も確認できません。

一方で、6か月という記載がないだけで、雇用期間に一切制限がないとは判断できない点に注意が必要です。SERMIG掲載の国別要件では、同一雇用主の上限が書かれた国もありますが、日本欄にはその数字がありません。他国向けの条件を日本人へ当てはめず、長期契約を結ぶ前に最新条件を確かめます。

チリ労働局は、外国人労働者にもチリ人と同じ労働上の権利があると案内しています。仕事が決まったら、次の項目を口頭説明だけで済ませず、書面で確認してください。

  • 雇用契約書に、仕事の内容、勤務時間、契約期間が書かれているか
  • 給与が額面か手取りか、控除項目と支払日が分かるか
  • 社会保険の登録先と、雇用主が納付する項目を確認できるか
  • 給与明細を受け取り、契約書と一緒に保存できるか

外国人労働者の社会保険に関する労働局の案内では、原則として一般の納付制度に従うとされています。求人票の額面をそのまま手取り収入として予算へ入れず、税や社会保険の控除後でも生活費が足りるかを判断する必要があります。

特定の職種に就けることや、希望額を稼げることは制度から保証されません。仕事を選ぶときは「採用されやすそうか」だけでなく、契約内容を理解できるか、無収入の期間を自己資金で支えられるかまで確認します。

最低賃金は対象年齢と施行日を確認する

2026年5月1日以降、18歳を超え65歳以下の労働者に適用される月額最低所得はCLP 553,553です。これはチリ労働局が示す月額の額面であり、ワーキングホリデー参加者の平均月収や手取り額ではありません。

確認項目

公表されている内容

予算での扱い

施行日

2026年5月1日

契約開始日に適用される最新額を再確認

年齢範囲

18歳を超え65歳以下

18歳ちょうどなら別の区分を確認

金額

月額CLP 553,553

税・社会保険を引く前の額として扱う

時給、日給、短時間勤務、出来高の仕事では、月額をそのまま受取額に置き換えられません。契約書の勤務時間と給与計算方法を照合し、分からない控除があれば署名前に雇用主や労働局へ尋ねましょう。

この金額を「毎月安定して得られる収入」として渡航予算に組み込むのも危険です。就職までの期間や働けない期間を見込み、仕事が決まらなくても当面暮らせる資金を別に持つほうが、休暇を主目的とする制度にも合います。

就学6か月の断定を避ける

日本人のワーキングホリデー参加者は、短期の語学コースなどを受講できますが、就学は6か月までという日本向けの公式根拠は確認できません。チリ外務省の日本向け案内は短期受講を認め、在日チリ大使館も許可期間内の語学その他の講座を案内しています。

SERMIG掲載の国別要件では、就学期間の数字が書かれた国もある一方、日本欄には6か月という記載がありません。そのため、他国の上限を日本人向け条件として使わず、受講予定の講座名、開始日、終了日、授業時間を学校へ伝えます。

長期課程や学位取得を目的とする場合は、短期受講の範囲に入ると自己判断しないことが大切です。入学金を支払う前に、学校とSERMIGの双方へ、ワーキングホリデーの在留資格で受講できるかを確認してください。

制度・賃金・税の情報は変わる可能性があります。延長申請や契約、入学の前には、リンク先の公式サイトで最新情報を確認し、回答日と担当窓口を手元に残しておきましょう。

安全情報・スペイン語・現地生活で向き不向きを判断する

チリが自分に向くかは、国の印象ではなく、安全対策を続けられるか、スペイン語で生活手続きを進められるか、初回1年の計画が成り立つかで判断します。

チリ全土のレベル1を具体的な行動へ変える

2026年8月26日の確認時点で、チリ全土には外務省の危険レベル1「十分注意してください」が発出されています。外務省海外安全ホームページのレベル1は渡航中止の勧告ではありませんが、滞在中の安全を保証する表示でもありません。

外務省の安全対策基礎データは、凶悪犯罪や窃盗、デモの暴力化に注意を促しています。従来は比較的安全と見られたサンティアゴ東部でも被害が起きているため、都市名だけで滞在先を安全と決めないことが重要です。

場面

取る行動

夜間の移動

単独行動を避け、出発前に正規の移動手段を決める

路上や観光地

携帯電話や貴重品を見せ続けず、周囲から目を離さない

公共交通機関

荷物を体の前で管理し、乗降時の盗難にも備える

デモや抗議活動

近づかず、進路を変え、現地当局の案内を確認する

空港からの移動

呼び込みを避け、正規の交通手段を利用する

出発前には外務省の更新を見直し、滞在計画に応じて在留届またはたびレジを登録します。現地でも在チリ日本国大使館などの案内を確認し、安全情報が変わったら住居や移動時間を見直せる余地を残してください。

スペイン語準備は制度要件と分ける

スペイン語は年齢や資金の申請条件とは切り離し、生活手続きを進めるための実務準備として扱います。語学資格の取得や一定水準への到達を、許可や採用の保証にはできません。

ただし、SERMIGの手続案内、雇用契約、給与明細、住居や医療の説明を理解する場面では、必要な情報をスペイン語で確かめる力が役立ちます。語学力の目標を抽象的な「日常会話」だけにせず、渡航前に次の用事を一人で進められるか試してください。

  • 氏名、国籍、滞在目的、滞在予定を短く説明する
  • 契約期間、額面給与、控除、勤務時間を質問する
  • 保険の対象範囲と、医療機関で必要な手続きを伝える
  • 分からない説明を聞き返し、書面で受け取るよう頼む

準備しても仕事が見つかることや、一定期間で上達することは保証されません。申請前は制度用語、渡航前は住居と仕事、到着後は契約と医療という順に学ぶ内容を分けると、限られた時間を使いやすくなります。

渡航前に確認したいポイント

これは当サイト内だけの結果で、チリの体験者がいないことを意味しません。現地生活を補って調べるときは、都市、渡航時期、滞在目的が分かる本人記録を選び、制度上の条件とは分けて判断してください。

チリが向く人・慎重に比べる人

チリは、初回1年で計画が成り立ち、オンライン手続とスペイン語での生活準備を自分で管理できる人に向く可能性があります。反対に、延長審査を経ない長期滞在の確約や、現地収入だけで貯金を増やすことを最優先する人には、慎重な比較が必要です。

判断軸

チリを進めやすい状態

慎重に比べたい状態

滞在期間

初回1年だけでも目的を達成できる

延長審査を挟まない長期確約が必要

手続

公式ページと申請画面を自分で確認できる

日本語だけで全手続を終えたい

言語

生活に必要なスペイン語を準備したい

スペイン語を使う環境を避けたい

仕事と資金

仕事は滞在費を補う手段と考えられる

到着直後から安定収入が必要

安全管理

情報更新に合わせて行動を変えられる

地域や時間帯の注意を続けるのが難しい

迷う場合は、まず「初回1年の資金」「未公表の延長条件」「契約を理解するスペイン語」「安全対策」の四つを書き出します。一つでも渡航の前提と合わなければ、申請を急がず、公式窓口への照会や別の国との比較を先に進めるのが現実的です。

チリワーホリのよくある質問と申請前チェック

確認できた条件と、日本人向けには未公表の条件を分けて回答します。最後に7項目を予定表へ移し、未確認欄が残れば申請前にSERMIGまたは在日チリ大使館へ照会しましょう。

チリには最初から2年間滞在できますか

いいえ。初回は入国から最大1年で、2年目は延長申請と審査が前提です。初回1年だけでも成立する資金と帰国日を先に決めてください。

申請のために東京の領事館へ行く必要がありますか

現行の主な経路は、チリ国外からSERMIGへ行うオンライン申請です。東京窓口の案内も残るため、申請画面で解決しない事項だけを在日公館へ確認します。

同じ雇用主で働けるのは6か月までですか

日本人向けの公表条件では、6か月という数値上限を確認できません。ただし無制限とは判断せず、契約前にSERMIGと雇用主へ適用条件を確認してください。

チリワーホリの就学は6か月までですか

短期の語学コース等は受講できますが、日本人向けの6か月上限は確認できません。予定する学校名と受講期間を伝え、支払前に対象可否を確認してください。

月USD 700と手数料USD 55は必須ですか

月約USD 700は大使館の推奨目安、USD 55は一般料金表の参考額です。固定の必須額にせず、資金証明の条件と実際の請求額を申請画面で確定します。

申請前に公式情報を確認する順番

公式情報は、制度の対象、申請経路、自分の申請画面、未公表事項、安全情報の順です。検索結果の要約だけで終えず、確認日と回答を同じ表へ残すと、ページ間の不一致や更新への対応に役立ちます。

  1. 日本国外務省のワーキング・ホリデー制度で対象国と年間枠を確認する
  2. チリ外務省の日本向け案内で対象条件と初回期間を確認する
  3. SERMIGの国際協定ページから国外申請の区分を選び、申請画面の必要書類と料金を確認する
  4. 延長、同一雇用主、就学、資金証明など未公表事項を質問文にしてSERMIG・在日公館へ照会する
  5. 外務省のチリ危険情報を航空券・住居の確定前に再確認する

予定表へ移す項目

完了条件

未完了なら次にすること

基本条件

年齢、国籍・居住、初回参加、健康、犯罪歴を確認

対象条件の原文を照合

申請経路

SERMIGで日本の国外申請区分を表示

画面と公館案内の不一致を照会

料金・資金・保険

支払額、証明残高、補償内容を別欄に記録

申請画面と保険証券を確認

初回期間・延長

初回1年の計画と延長不承認時の帰国日を用意

2年目の必要書類と期限を質問

入国・身分証

電子許可の取得日、入国期限、身分証期限を記録

予約方法と現行料金を確認

仕事・就学

契約条件と受講期間を根拠付きで記録

数値上限をSERMIGへ照会

安全・適性

候補住所、移動時間、緊急連絡先を確認

危険情報と現地公館情報を更新

申請前に今日やる3ステップ

次の3項目を予定表へ移すと、申請準備の未確認事項が明確です。

欧州のスペイン語圏も候補なら、スペインワーホリ完全ガイドで制度条件を比べられます。

  1. 初回1年だけでも資金・帰国日・目的が成立するか決める
  2. SERMIGの日本向け区分を開き、必要書類と画面表示額を記録する
  3. 未公表事項を一問ずつ書き、SERMIGまたは在日公館へ照会する

チリワーホリ体験談

チリワーホリ体験談を募集しています

現地で働いた経験、住まい探し、日々の暮らしなど、これから渡航する人の参考になる体験をお寄せください。

体験談を投稿する

公式出典と確認日

変動する制度・料金・就労条件は、公開前と申請前に各公式ページを再確認してください。

体験談を投稿口コミを投稿