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🎯 帰国・キャリア2026年3月20日読了 約17

ワーホリ後の就職は不利?データで見る実態と面接での伝え方

ワーホリ後の就職は不利になるのか、厚生労働省の転職者調査のデータをもとに整理しました。面接で必ず聞かれる6つの質問には、OK例とNG例の両方を用意しています。1年の空白期間をどう説明するか、体験談で実際に評価された内容もあわせて紹介します(2026年8月時点)。

このページのポイント

  • 1就職活動は帰国の1〜2か月前から情報収集を開始し、帰国後すぐに本格始動する
  • 2海外経験者に強い転職エージェントとグローバル求人サイトを併用する
  • 3面接ではSTAR法を使い、具体的な数字とエピソードでワーホリ経験を語る
  • 4「なぜワーホリに行ったか」「何を得たか」「なぜ日本で働きたいか」の3つは必ず準備する

ワーホリから帰国したあと、就職活動で最初につまずくのは「この1年をどう説明するか」です。この記事では、公的な統計で離職期間の実態を確かめたうえで、面接で聞かれやすい6つの質問にOK例とNG例を用意しました。すでに帰国して動き出せずにいる方が、今日から進められる順番も最後にまとめています。

「ワーホリ後は就職できない」は本当か

「ワーホリ後は就職できない」と言い切れる公的なデータは、実は存在しません。ワーホリ経験者だけを対象にした就職率の統計は公表されていないからです。代わりに、転職市場全体で空白期間がどれくらい生じているかを見ると、判断の材料になります。

厚生労働省の「令和2年転職者実態調査の概況」は、令和2年(2020年)に実施された調査です。前の勤め先を離職してから次の勤め先に就職するまでの期間が集計されており、転職者全体の分布は次のとおりでした。

離職期間

割合

離職期間なし

26.1%

1か月未満

27.6%

1か月以上2か月未満

13.3%

2か月以上4か月未満

12.9%

4か月以上6か月未満

4.6%

6か月以上8か月未満

3.5%

8か月以上10か月未満

1.7%

10か月以上

5.5%

不明

4.8%

出典は厚生労働省「令和2年転職者実態調査の概況」表20(概況PDF)です。この調査は転職者全体を対象にしたものであり、ワーホリ経験者に限定した数値ではありません。数字を読むときは、この前提を外さないでください。

もう1つ、読み方に注意したい点があります。この調査の対象は、実際に転職して次の勤め先に就いた人です。空白期間があって就職に至らなかった人は、はじめから集計に含まれていません。

つまりこの数字は「空白があっても就職できる確率」ではありません。「転職した人のなかで、どれくらいの空白が生じていたか」を示すものです。安心材料としてではなく、面接で自分の1年を説明するときの土台として使ってください。

そのうえで、表からわかることは2つあります。1つは、離職期間なしと1か月未満で合計53.7%を占めており、日本の転職では間を空けずに移るのが主流だという点です。

もう1つは、6か月以上の空白を経て転職した人が合計10.7%(3.5+1.7+5.5)いるという点です。10か月以上に限っても5.5%、およそ20人に1人が該当します。ワーホリの1年に近い空白から次の仕事に就いた人も、表の上では確かにいたということです。

なお、この記事は滞在1年を前提に書いています。国やビザの種類によっては2年前後になる方もいますが、経験をどう説明するかという考え方は変わりません。

帰国後のキャリアは、体験談では良い面と難しい面の両方が語られている

統計だけでは、実際に帰国した人が何を感じたかまではわかりません。そこで、Study Work Hub に寄せられた体験談94件を2026年8月時点で読み直しました。帰国後のキャリアに触れていた34件を分類したのが次の表です。

帰国後のキャリアへの言及

件数

前向きな言及(役立った・強みになった・自信がついた)

13件

難しさへの言及

5件

どちらとも言えない・文脈のみ

16件

前向きな声のほうが多い一方で、難しさを書いている方も確かにいました。片方だけを見て判断しないために、難しさを語った声もそのまま載せます。

特に日本では、ワーホリから帰国後の就職が想像以上に難しいです。

カナダ・24歳の体験談より)

この方は、渡航する目的をある程度決めておいたほうがよい理由として、この一文を書いていました。難しさを感じた人が実際にいることは受け止めたうえで、それが全員に当てはまるかどうかは別の話だと考えてください。

帰国後の就活の全体像(評価されやすい業界・職種や、標準的な進め方)はワーホリ帰国後の就活ガイドにまとめています。この記事はそのうち、面接で経験をどう伝えるかに絞って解説します。

ここで紹介した統計は2026年8月時点で公表されているものです。調査は更新されることがあるため、最新は公式サイトで必ずご確認ください。

面接で必ず聞かれる6つの質問と答え方

面接で見られているのは、滞在中に何をしたかそのものより、その経験を仕事にどうつなげられるかです。自社の体験談にも、その手応えを書いた方がいました。

就職活動の面接で評価されたのは、英語のスコアそのものではなく、「全くの見知らぬ土地で、ゼロから仕事を見つけ、異文化の中で居場所を作った」という課題解決能力と行動力でした。

オーストラリア・24歳の体験談より)

ここからは、ワーホリ経験者が聞かれやすい6つの質問を取り上げます。まずは、それぞれの質問で面接官が確かめたいことを一覧にしました。

質問

面接官が確かめたいこと

なぜワーホリに行ったのですか

目的を自分で決めて動ける人か

ワーホリで何を得ましたか

仕事で再現できる行動があるか

なぜ日本で働くのですか

消去法ではなく積極的な理由があるか

1年のブランクをどう考えていますか

空白を自分の言葉で説明できるか

英語はどのくらい使えますか

業務のどこまで一人で対応できるか

帰国後はどんな仕事をしたいですか

応募先と経験がつながっているか

以下では質問ごとに「聞かれている本当のこと」「OK例」「NG例」を並べます。OK例はそのまま暗記するためのものではありません。勤務先・期間・数字を自分のものに置き換えて、声に出して読んでみてください。

なぜワーホリに行ったのですか

聞かれている本当のこと/面接官が見ているのは渡航先の魅力ではなく、あなたが目的を自分で決めて動ける人かどうかです。「なんとなく」「流れで」と受け取られると、仕事の場面でも判断を人任せにする人という印象につながります。

OK例

「前の職場で海外のお客様に対応する機会があり、自分の英語が実務に足りていないと感じたのがきっかけです。国内で勉強を続けるだけでは限界があったので、働きながら英語を使う環境に身を置こうと考えました。渡航先を選んだ理由は、接客の仕事に就きやすく、毎日英語を話す量を確保できると考えたからです。1年で業務レベルの英語に届かせることを目標にして出発しました」

NG例

「英語が好きで、海外の生活にあこがれていました。友人が行っていたので、自分も行ってみようと思いました」

この言い方が損なのは、目的が憧れと他人に預けられている点です。意思決定の主語が自分になっていません。同じ動機でも「何を身につけるためにその選択をしたか」まで言えると、受け取られ方は変わります。

ワーホリで何を得ましたか

聞かれている本当のこと/抽象的な成長ではなく、仕事で再現できるスキルと行動です。数字と場面をセットで語れるかどうかが分かれ目になります。

OK例

「現地のカフェで半年ほど働き、1日あたり200名ほどのお客様に英語で対応していた経験があります。最初は注文を聞き取れず、メモを取って閉店後に確認する日が続きました。そこでよく使う表現を50個ほど書き出し、毎朝声に出す練習を続けたところ、3か月目にはクレーム対応も一人で任されるようになりました。相手の言葉が完全にはわからない状況でも、確認しながら前に進める進め方が身についたと思います」

NG例

「視野が広がり、人として成長できました。多様な価値観に触れられたことが一番の財産です」

誰にでも言える言葉で、何ができるようになったのかが伝わりません。成長は結果であって、面接官が知りたいのはその手前にある具体的な行動です。

なぜ日本で働くのですか

聞かれている本当のこと/「海外で通用しなかったから戻った」ではないか、そして長く働いてくれるかという確認です。帰国の理由ではなく、日本を選んだ理由を答えます。

OK例

「現地で働くうちに、単発の接客よりも、同じお客様と長く関係をつくる仕事のほうが自分に合うと感じました。商習慣に慣れているぶん、その働き方は日本のほうが取り組みやすいと考えています。一方で、海外からのお客様が増えている業界なので、現地で身につけた対応力はそのまま活かせます。日本を拠点にして、海外とつながる仕事を長く続けたいです」

NG例

「ビザの期限が切れたので帰国しました。日本のほうが働きやすいと思います」

帰国が期限切れの結果でしかなく、日本で働く積極的な理由が示されていません。事実としては正しくても、志望動機としては中身が伝わりません。

1年のブランクをどう考えていますか

聞かれている本当のこと/空白そのものより、その期間を自分の言葉で説明できるかどうかです。悪いことと決めつけて謝る必要はありません。

OK例

「働いていない期間ではなく、働き方を変えるために使った1年だと考えています。現地では11か月就業していて、生活費も自分で確保していました。ただ、日本の業界動向から離れていた期間があるのは事実なので、帰国後は業界誌と求人情報を読み直し、いま何が求められているかを確認しています。この1年で得たものと、遅れを取り戻す方法の両方をお話しできます」

NG例

「遊んでいたわけではないのですが、ブランクになってしまったのは反省しています」

謝ることが目的になってしまい、期間の中身が何も伝わりません。反省の言葉を先に置くより、その期間に何をしていたかの事実を先に置くほうが届きます。

英語はどのくらい使えますか

聞かれている本当のこと/スコアの高さではなく、業務のどの場面まで一人で対応できるかです。過大に申告すると、入社後に自分が苦しくなります。

OK例

「接客と電話対応は一人でできます。お客様からの問い合わせや、同僚との業務連絡は日常的に英語で行っていました。一方で、契約書のような文書を正確に読む場面はまだ経験が少ないので、そこは入社後に補いたいと考えています。資格のスコアも提出できますが、実務でどこまでできるかでお伝えするほうが正確だと思っています」

NG例

「日常会話は問題ありません。ネイティブとも普通に話せます」

「問題ない」の基準は人によって違うため、面接官には何も伝わりません。できる場面とまだ難しい場面を分けて話すほうが、かえって信頼されます。

最後に、スコアの扱いについてです。応募したい求人がスコアを条件にしている場合は、受験しておく価値があります。

一方で、先ほどの体験談の方の場合は違いました。面接で評価されたのはスコアそのものではなく、ゼロから仕事を見つけて居場所をつくった行動です。スコアは応募の入口を通すための材料、面接で語るのは行動の中身、と分けて考えると準備しやすくなります。

帰国後はどんな仕事をしたいですか

聞かれている本当のこと/志望動機とキャリアの一貫性です。ワーホリの話と、いま応募している仕事がつながっているかを見られています。

OK例

「海外からのお客様の受け入れに関わる仕事を希望しています。現地では、言葉が通じない相手に手順を伝える場面が毎日ありました。そこで身につけた、相手の理解度を確かめながら進める方法は、御社が力を入れているインバウンド(訪日外国人)向けのサービスでそのまま使えると考えています。まずは現場で経験を積み、将来は海外拠点との橋渡しができる立場を目指したいです」

NG例

「英語を活かせる仕事なら何でも挑戦したいです。まだ具体的には決めていません」

「何でも」は柔軟さではなく、応募先を選んだ理由がないと受け取られます。まず1つに絞り、そのうえで周辺の職種まで広げられると伝えるほうが安全です。

STAR法でエピソードを組み立てる

回答を組み立てる型として、STAR法が使えます。Situation(状況)・Task(課題)・Action(行動)・Result(結果)の順に話す方法です。この順番で話すと、面接官が経験の全体像をつかみやすくなります。

要素

内容

Situation(状況)

どんな状況だったか

英語がほとんど話せない状態で渡航した

Task(課題)

何を求められていたか

現地のカフェで多国籍のお客様への接客を任された

Action(行動)

具体的にどう行動したか

毎日メニューの英語表現を覚え、常連のお客様に自分から話しかけた

Result(結果)

どんな成果が出たか

3か月でクレーム対応も一人で行えるようになり、新人教育を任された

STAR法で語ると、「この人は具体的に何ができるのか」が伝わります。特に効くのはActionの部分です。

状況と結果だけを話す人は多いものです。その間に自分が何をしたかが抜けると、たまたま良い結果が出ただけの話に聞こえてしまいます。

用意するエピソードは3つ以上をおすすめします。面接では「ほかにはありますか」と重ねて聞かれることがあり、1つだけだと話が続かないためです。仕事の場面・人間関係の場面・失敗から立て直した場面の3種類でそろえておくと、どの質問にも当てはめやすくなります。

面接でやりがちな4つのNG行動

準備をしていても、話し方ひとつで印象は変わります。ワーホリ帰国者がやりがちな4つを、言い換え例とあわせて整理しました。

NG行動

なぜマイナスになるか

言い換え例

海外経験を過大に評価する

ワーホリ経験そのもので採用が決まるわけではない

「この経験は、御社の◯◯の業務でこう使えます」と接続して話す

日本の企業文化を否定する

「海外ではこうだった」は批判として受け取られやすい

「両方のやり方を見たうえで、こう工夫できると考えています」に変える

年収や条件だけで絞り込む

最初から条件を狭めると、選択肢を自分で減らしてしまう

「3年後にこうなりたいので、まずはこの経験を積みたい」と順番で話す

準備不足のまま面接に臨む

ワーホリの話だけで通ると考えるのは危うい

事業内容と職種の一日の流れを調べ、質問を3つ用意しておく

4つのなかで特に注意したいのが、日本の企業文化を否定してしまうパターンです。海外で得た視点そのものは貴重ですが、面接の場では比較して評価を下すより、どう活かすかへ話を寄せるほうが伝わります。

すでに帰国した人がまず動くこと

帰国後にまず着手するのは、応募ではなく経験の棚卸し(やったことを書き出して整理する作業)です。何から手をつけるか決まっていない方に向けて、進める順番を整理しました。渡航前に戻ってやり直すことはできないので、今日からできることだけを並べています。

時期

やること

なぜこの順番か

帰国後1週間

経験の棚卸しと資金の確認

記憶が新しいうちなら、細かい数字まで書き出せるから

帰国後2〜4週

書類の作成と応募の開始

書類の完成を待つと、着手そのものが遅れるから

帰国後1〜2か月

面接を受けながら回答を直す

実際に聞かれた質問からしか、不足はわからないから

就職までにかかる期間は、業界・応募数・希望条件によって大きく変わります。ここで期間の目安を示していないのはそのためで、代わりに取りかかる順番だけを示しました。

帰国後1週間でやること

最初の1週間は、応募よりも棚卸しを優先します。現地でやったことを書き出しておけば、書類にも面接にもそのまま使えるからです。

  • 勤務先・期間・業務内容・チームの人数を時系列で書き出す
  • 印象に残った出来事を、STAR法の4項目で3つ書く
  • 現地の上司や同僚の連絡先を整理しておく
  • 手元の資金と、生活費が何か月分あるかを計算する

書き出しは完璧でなくてかまいません。日付と数字さえ残しておけば、あとから文章の形に直せます。

帰国後1か月でやること

2週目からは、書類の準備と選考を並行して進めます。書類が完成してから動き出そうとすると、着手そのものが後ろへずれていくためです。

  • 履歴書と職務経歴書を作り、ワーホリ中の就業を職歴欄に書く
  • 求人を3社以上ブックマークし、応募条件を読み比べる
  • 想定質問6問の回答を声に出して練習する
  • 面接の予定を1件でも入れ、本番で足りない点を確かめる

書類の書き方はワーホリ経験の履歴書・職務経歴書の書き方で詳しく解説しています。まだ帰国前の方は、帰国前チェックリストで現地にいるうちに済ませられる準備を確認してください。

就活で使う求人サービスの選び方

求人の探し方は1つに絞らず、役割の違うサービスを組み合わせるのが基本です。それぞれ得意な求人が違うため、1つだけでは見える求人が偏ります。なお第二新卒とは、学校を卒業してからおおむね3年以内の若手を指す言い方で、法的な定義はありません。

サービスの種類

特徴

向いている人

海外経験者に強いエージェント

ワーホリ経験の伝え方まで含めて相談できる

経験の活かし方から相談したい人

外資系・グローバル企業に強いエージェント

英文レジュメ(英語の職務経歴書)の添削や英語面接の対策に対応

英語を業務で使う仕事を狙う人

20代・第二新卒向けエージェント

第二新卒向けや未経験歓迎の求人が多い

職種を変えたい人

選ぶときに見るのは、初回の面談で確認できる次の2点です。

  • ワーホリ期間の説明を、代わりに企業へ補足してくれるか
  • 面接の練習に付き合ってくれるか

エージェントと並行して、求人サイトも見ておくと選択肢が広がります。探し方の違いは次のとおりです。

サイトの種類

具体例

検索のコツ

大手求人サイト

リクナビNEXT、doda、マイナビ転職

「英語」「海外経験」「グローバル」で絞り込む

グローバル人材向け

Daijob、CareerCross

求められる英語力のレベルで絞り込む

ビジネスSNS

LinkedIn

プロフィールを英語でも整えておく

企業への直接応募

各企業の採用ページ

募集が少ない職種は採用ページを直接見る

使い分けの目安はこうです。大手求人サイトは母数を確保する場所、グローバル人材向けサイトは英語の要件が明記されている求人を探す場所と考えてください。ビジネスSNSと直接応募は、すぐに結果が出なくても続けておくと後から声がかかることがあります。

新卒でこれから就職活動を始める方や、卒業の前後にワーホリへ行った方もいます。その場合はギャップイヤー(進学や就職の前後に設ける期間)と就職のページもあわせてご覧ください。

求人サービスの内容や取り扱い求人は変わることがあります。この記事の情報は2026年8月時点のもので、最新は公式サイトで必ずご確認ください。

よくある質問

ワーホリの1年は履歴書の空白期間になりますか

就業していた期間は職歴として書けるため、そのまま空白になるわけではありません。職歴欄には次の3つを書きます。

  • 現地の勤務先と、働いていた期間
  • 担当していた業務内容を1行で
  • 就労を伴わない期間があれば、その目的を一行

すでに社会人経験があって転職として次を探す場合は、厚生労働省の令和2年(2020年)転職者実態調査も参考になります。6か月以上の離職期間を経て転職した人は、転職者全体の10.7%を占めていました。

TOEICは帰国後に受け直したほうがよいですか

応募したい求人がスコアを条件にしている場合は、受けておく価値があります。一方で、スコアがそのまま評価に直結するとは限りません。

自社の体験談にも、面接で評価されたのはスコアではなく現地での行動だったという声がありました。まずは応募先の条件を確認し、必要なら受験するという順番で考えてください。

30歳を過ぎていても間に合いますか

間に合うかどうかは年齢そのものではなく、応募先の要件で決まります。まずは求人の要件を先に確認してください。第二新卒には法的な定義がなく、卒業後おおむね3年以内とする企業が多いものの、範囲は企業ごとに異なります。

経験者としての採用では、実務経験が重視される傾向があります。ワーホリ前の職務経験をどう続けていくかという話に組み立て直すと、選考での見られ方も変わってくるはずです。

ワーホリ後に外資系を狙うのは現実的ですか

現実的かどうかは求人によります。英語を使う業務が具体的に書かれている求人なら、ワーホリの経験は説明しやすくなります。まずは応募要件を読んで、自分が満たせるかどうかで判断してください。

外資系やグローバル企業の求人では、英語を業務のどの場面で使うかが明記されていることが多くあります。そこを読めば、必要な水準は判断できるはずです。

選考で効くのは、スコアの高さよりも「どの業務まで一人で対応できるか」を具体的に説明できることです。英文レジュメの添削や英語面接の対策に対応しているエージェントを使うと、書類の段階でつまずきにくくなります。

帰国して数か月経ってしまいましたが今からでも大丈夫ですか

今からでも動けます。ただし、空いている期間に何をしていたかは説明できるようにしてください。

厚生労働省の同じ調査では、10か月以上の離職期間を経て転職した人も5.5%いました。念のため繰り返しますが、これは転職者全体の統計であり、ワーホリ経験者に限定した数値ではありません。

掲載している統計は2026年8月時点で公表されているものです。調査は更新されることがあるため、最新は公式サイトで必ずご確認ください(厚生労働省 転職者実態調査)。

まとめ

ワーホリ後の就職で決め手になるのは、経験の大きさではなく、その経験を仕事へどうつなげて話せるかです。面接の準備は、6つの質問の答えを声に出して練習するところから始めてください。OK例をそのまま覚える必要はなく、勤務先・期間・数字を自分のものに置き換えるだけで、話す内容は十分に具体的になります。

不安の根拠になっている数字も、もう一度確認しておきます。厚生労働省の令和2年(2020年)転職者実態調査では、6か月以上の離職期間を経て転職した人が10.7%いました。10か月以上でも5.5%です。

これは転職者全体の統計であり、ワーホリ経験者に限定した数値ではありません。それでも、1年の空白が前例のないものではないことは読み取れます。

面接の前日までに、次の3つだけは済ませておいてください。

  • 6つの質問のOK例を、自分の数字に置き換えて声に出す
  • STAR法でエピソードを3つ書き出す
  • 応募先がスコアを条件にしているか確認する

最適な進め方は、年齢・職務経験・希望する業界によって変わります。帰国後の就活の全体像はワーホリ帰国後の就活ガイドで確認できますので、あわせてご覧ください。これから渡航先を決める段階の方は、無料診断で自分に合う国を見つけるところから始めてみてください。

記事の内容は2026年8月時点のものです。制度や統計は更新されることがあるため、最新は公式サイトで必ずご確認ください。

チェックリスト

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💡ヒント

帰国前にオンラインで面接を受けられる企業もあります。海外滞在中から転職エージェントに相談し、オンライン面接で選考を進めておくと、帰国後のスタートが早くなります。

重要

面接で「海外ではこうだった」と日本の企業文化を否定するのは絶対にNGです。異文化理解力は、日本の文化も尊重できることを含みます。

💡ヒント

ワーホリ帰国者向けの就職イベントやセミナーが定期的に開催されています。同じ経験を持つ人とのネットワーキングにもなるので、積極的に参加しましょう。

⚠️注意

帰国後の空白期間が6か月以上になると、面接での説明が難しくなります。就職活動は計画的に進め、必要に応じてアルバイトや派遣で繋ぎながらも並行して正社員の就職を目指しましょう。

💡ヒント

LinkedInのプロフィールは英語で充実させておきましょう。海外での職歴を英語で記載していると、外資系企業のリクルーターからスカウトが届くことがあります。

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