英国大学院(修士・博士)の総費用|大学ランク別の最新相場【2026年版】
英国大学院(修士1年・博士3年)の総費用を、Oxbridge・Russell Group・地方大学などランク別に解説。学費・ロンドン生活費・IHS(医療保険)・Student visa・必要英語スコア・Graduate Routeまで完全網羅します。
目次(8項目)▼
英国大学院の特徴と費用構造
英国大学院の最大の特徴は「修士1年制」が標準であること。米国の2年制と比べて学費・生活費ともに半分程度に抑えられ、機会費用(現職給与を失う期間)も最小化できます。
費用は学費(年£18k-100k)、生活費(年£10k-24k)、IHS(医療保険年£776)、Student visa(£490)、IELTSやUCAS出願費(£200-500)が中心。為替が円安に振れているため、円建ての総額は数年前から増加傾向です。
主要大学院の学費(修士1年・概算)
| 大学 | 分類 | 学費 | 生活費 | 総額(£) | 総額(円) |
|---|---|---|---|---|---|
| Oxford / Cambridge | Oxbridge | £28k-40k | £14k-16k | £42k-56k | 700-940万円 |
| LSE / Imperial College / UCL | 上位ロンドン | £28k-40k | £18k-24k | £46k-64k | 760-1,070万円 |
| Edinburgh / Manchester / Bristol | Russell Group | £22k-32k | £12k-15k | £34k-47k | 570-790万円 |
| King's College London | 上位ロンドン | £25k-35k | £18k-22k | £43k-57k | 720-950万円 |
| Warwick / Durham / Sheffield | Russell Group | £23k-32k | £11k-14k | £34k-46k | 570-770万円 |
| LBS(London Business School) | MBA・ビジネス | £100k+ | £25k+ | £125k+ | 2,100万円+ |
| 地方公立大学(Sussex/Leeds等) | 中堅 | £18k-25k | £10k-13k | £28k-38k | 470-630万円 |
※1£=190円換算(為替により±5%変動)
ロンドン vs 地方都市の生活費
ロンドンの生活費は月£1,500-2,000(家賃£800-1,200、食費£250-400、交通£140、その他£200-300)。年間£18,000-24,000(約340-460万円)。
地方都市(マンチェスター・エディンバラ・ブリストル等)は月£900-1,200で、年間£11,000-15,000(約210-285万円)。ロンドンと比べ年100-200万円圧縮可能で、学術評価が高い大学も多いため、コスト重視ならおすすめです。
Student visa と IHS(医療保険)
英国Student visaの申請費は£490(約93,000円)。あわせて医療保険IHS(Immigration Health Surcharge)£776/年が必須で、修士1年なら一括約£780(148,000円)。
資金証明は「学費残額+ロンドン圏£1,483×9ヶ月(地方£1,136×9ヶ月)」を最低28日間銀行口座に保持する必要あり。修士1年なら約£25,000(475万円)の残高証明が標準です。
必要英語スコアと条件付き合格
英国大学院はIELTS 6.5-7.5が標準(Oxbridgeは7.5+)、law/journalism/MBAは7.5+が一般的。TOEFLも受け付けますがIELTSが主流。
スコア未達の場合、Conditional Offer(条件付き合格)+Pre-sessional English(語学コース)の組み合わせで対応可能。Pre-sessionalは6-12週£3,000-6,000で、終了時に学士本科入学の最終要件をクリアする仕組みです。
英国大学院向け奨学金
主要な奨学金は: Chevening(給付・学費全額+生活費£18k、職務経験必須、帰国義務2年)、JASSO第二種(貸与・有利子)、伊藤国際教育交流財団(給付・年200-300万円)、大学独自のmerit-based scholarship。
Chevening採用率は約5%と低いですが、合格すれば総額をほぼゼロに圧縮可能。大学独自のmerit-basedは合格時に自動的に提示されることも多く、応募時には学校別の奨学金情報を確認しておきましょう。
Graduate Route(卒業後2年就労)の活用
英国Graduate Routeは、修士・博士卒業者に無条件で2年(PhD取得者は3年)の就労ビザを与える制度。スポンサー企業不要で、就職活動・転職が自由に行えます。
修士1年+Graduate Route 2年で、計3年の英国経験を積めるため、ROI(投資回収)が組みやすい構造。卒業後Skilled Worker visa(要スポンサー)に切り替えれば長期滞在も可能です。