イギリス YMS ビザ完全ガイド|抽選・申請・費用・最大2年滞在

9分で読めます更新 2026年5月イギリス渡航を検討中の方

イギリスにはワーホリ協定がない代わりに、「YMS(Youth Mobility Scheme)」というワーホリ相当のビザがあります。
特徴は「年2回の抽選制」「最大2年滞在可能」「申請費用15万円超と高め」の3点。
この記事では、抽選の仕組み・申請手順・費用・渡英後にやること・ロンドン以外のおすすめ都市まで完全解説します。

目次(8項目)

YMSとは?オーストラリア・カナダとの違い

YMS(Youth Mobility Scheme)は、イギリスのワーホリ相当ビザ。EU離脱後、英国に若年層を呼び込むためのプログラムです。日本との協定で、年間1,500人の枠が設定されています。

項目🇬🇧 YMS🇦🇺 ワーホリ🇨🇦 IEC
滞在期間最大2年最大1年(延長可)1〜2年
申請方式年2回抽選随時申請抽選制
年齢制限18〜30歳18〜30歳(一部35歳)18〜30歳
申請費用約42万円(IHS込)約4.8万円約3万円
就労制限原則制限なし同一雇用主6ヶ月制限なし

※ YMSは費用が高い分、2年滞在と原則就労制限なしのメリットあり。

年2回の抽選と倍率の実態

YMSは1月と7月に各750人ずつ、年間1,500人の枠を抽選で配分。応募はオンラインで簡単(氏名・パスポート番号・誕生日のみ)。当選通知は応募から2週間以内にメールで届きます。

💡 当選率を上げるコツ: (1) 1月・7月の応募開始日にすぐ応募(締切は数日以内)、(2) 外れたら次回再応募、(3) 抽選後30日以内に申請完了する準備を事前に整えておく。

応募条件と必要書類

  • 年齢: 申請時18〜30歳(31歳の誕生日前まで)
  • 残高証明: £2,530以上(約47万円相当)。申請日から28日以上前の最終残高
  • パスポート: 残存期間6ヶ月以上
  • 健康診断書: 一部条件で必要(過去にUKや特定国に長期滞在歴がある場合)
  • 結核検査証明書: 過去6ヶ月以内にUK指定機関で受診(特定国経由の渡英者向け)
  • 抽選当選通知: メールのプリントアウト

申請費用と滞在費

項目金額備考
申請料£298(約55,000円)gov.ukで支払い
IHS(移民健康サーチャージ)£1,552(約28万円)2年分一括支払い
バイオメトリクス費用£19.20(約3,500円)VACで支払い
TLS(VAC手数料)£55〜(約10,000円)東京/大阪VACで支払い
渡航費(航空券)15〜30万円時期により変動
初期滞在費(ロンドン1ヶ月)40〜60万円家賃・保証金・食費

※ ビザ関連費用合計約42万円、初期費用全部で約100万円が必要。

申請から渡英までの8ステップ

  1. 1

    年2回の抽選エントリー(1月・7月)

    gov.uk経由でオンライン応募。氏名・パスポート番号・誕生日のみで応募可能。

  2. 2

    抽選結果通知(応募から2週間以内)

    メールで「You have been selected」と通知。当選後30日以内に申請開始が必要。

  3. 3

    オンライン申請+費用支払い

    gov.uk のVisa Application Centreで申請。費用とIHS(医療費負担金)を同時支払い。

  4. 4

    バイオメトリクス(生体情報)登録

    東京・大阪のVAC(ビザ申請センター)で指紋・写真撮影。事前予約必須。

  5. 5

    書類提出

    パスポート・残高証明・抽選結果通知をVACに提出 or 郵送。

  6. 6

    審査(通常3週間)

    審査結果のメール待ち。承認されればパスポート+ビザシール返送。

  7. 7

    BRP(生体認証ID)の受け取り準備

    入国後10日以内にBRPを指定郵便局で受け取る必要あり。

  8. 8

    渡英+BRP受け取り

    入国時にパスポートとビザを提示。指定郵便局でBRPを受け取って完了。

渡英後にやること

  • ・入国後10日以内に指定郵便局でBRP(Biometric Residence Permit)を受け取る
  • ・National Insurance Number(NIN)を申請(仕事に必須)
  • ・銀行口座開設(Monzo・Revolut等のオンライン銀行が便利)
  • ・GP(家庭医)に登録(NHSを使うため)
  • ・住居の確定(初期はAirbnbや短期ホステル→シェアハウス)
  • ・SIMカード契約(GiffGaff・Vodafone等)

ロンドン以外のおすすめ都市

ロンドンは家賃高すぎ問題があります。生活費を抑えたいなら地方都市も検討を。

マンチェスター

ロンドンの半額の家賃・スポーツ・音楽の街。ホスピタリティ求人多数。

エディンバラ(スコットランド)

古城と自然・観光業強い。家賃ロンドンの60%。

ブリストル

クリエイティブ・テック企業集積。学生街で活気あり。

リバプール

音楽・サッカーの街。家賃ロンドンの50%。

ブライトン

ロンドンから電車1時間の海辺の街。LGBTQフレンドリー。

よくある質問

YMSの当選確率はどれくらい?

日本人向け年間枠は1,500人。応募者数は毎年2,000〜4,000人と推定され、倍率1.5〜3倍。1月・7月の年2回応募可能なので、外れても次回再応募できます。

なぜYMS応募者数は公開されない?

UK政府は応募者総数を公式に発表していません。SNSや留学エージェントの統計では「日本人は当選率比較的高い」と言われ、しっかり書類が揃っていれば当選可能性は高いとされます。

IHSとは?

Immigration Health Surcharge(移民健康サーチャージ)。UK滞在中のNHS(国民保健サービス)利用権の事前支払い。年間£776(約14万円)、2年で£1,552(約28万円)。申請時に一括で支払う必要あり。

YMSビザで取れる仕事は?

原則どんな仕事もOK(医療・公務員など一部除く)。ホスピタリティ(パブ・カフェ・レストラン)、リテール、コールセンター、IT・クリエイティブ系まで幅広い。最低時給£11.44(2024年4月時点、約2,150円)。

BRPは何?必ず受け取らないとダメ?

Biometric Residence Permit。UK滞在の身分証となるカード。入国後10日以内に指定郵便局で受け取り必須。受け取らないとビザ違反となり、その後の更新やUK内移動で問題が発生します。

※ 本記事は2026年5月時点の情報です。最新のビザ条件・費用はgov.uk公式サイトでご確認ください。

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