2026年10月27日

カナダ医学留学の条件|留学生が出願できる医学部と別の学び方

カナダ医学留学の条件を公式情報で整理しました。留学生が個人で出願できる医学部はケベック州の4校で、フランス語の力が必要です。学費や卒業後の研修・臨床フェローの道に加え、医療・福祉系カレッジやCG・舞台・スポーツの専門課程、学生ビザと生活費まで比べられます。

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カナダ医学留学の条件|留学生が出願できる医学部と別の学び方

「カナダ医学留学をしたいけれど、日本人でも医学部に入れるのだろうか」。医師をめざす道なのか、医療や介護の仕事を学ぶ道なのか、条件も費用も見えないまま、不安が先に立つ方も少なくないはずです。英語だけで足りるのか、卒業後に日本やカナダで働けるのかという迷いも重なります。

そこで本記事では、留学生が出願できる医学部の条件と学費、卒業後にカナダや日本で医師になる道を、大学や公的機関の公式情報をもとに整理しました。医学部に挑むか別の道を選ぶかを、同じ物差しで比べて決められます。

あわせて、医療・福祉を学べるカレッジの課程や、CG・舞台・スポーツの専門留学、学生ビザと生活費の条件も同じ流れで紹介します。

カナダの医学部に留学生が入る条件

カナダの医学部は、大学(ケベック州ではCÉGEPというカレッジも含む)で学んでから出願する仕組みで、留学生が個人で出願できるのはケベック州の4校だけです。4校とも授業や出願にフランス語の力が求められ、留学生の席は1校あたり1〜2席しかありません。

医学部は大学で学んでから出願する

カナダの医学部は、日本のように高校を出てすぐ入る学部ではありません。カナダ医学部協会(AFMC)の2027年入学版ガイドでは、カナダには医師の学位(MD)を出す医学部が19あり、多くの州は出願の前に少なくとも2年の大学等での学習を求めています。

出願前に求める学習の長さは学校で違い、McGill大学は入学時に4年制の学士号、カルガリー大学は2年のフルタイムの大学課程を求めます。医学部の課程は多くが4年で、McMaster大学とカルガリー大学は3年です。北米の医学部の共通試験であるMCATは、必須の学校もあれば、McGill大学のようにスコアを受け付けない学校もあります。ケベック州では、大学の前に通うカレッジ(CÉGEP)の修了資格DECで出願できる医学部もありますが、日本の学歴がDECと同等と認められるかは各大学の判断です。4年制の大学で学士を取ってから4年制の医学部に進むと、高校卒業から医師の学位まで8年ほどかかります。

留学生が個人で出願できるのはケベック州の4校

カナダ市民でも永住者でもない留学生が個人で出願できる医学部は、2027年入学ではケベック州のMcGill大学・モントリオール大学・シャーブルック大学・ラヴァル大学の4校です。AFMCのガイドは「すべての医学部が留学生の出願を受け付けているわけではない」と書いています。

トロント大学やブリティッシュコロンビア大学(UBC)、アルバータ大学などは留学生を受け入れておらず、McMaster大学も2026年からオンタリオ州政府の方針で非カナダ人の入学を認めていません。医学部の定員は州政府が決め、席の大半はその州に住む人に割り当てられています。ニューファンドランドのMemorial大学も、2021年6月から留学生を受け入れていません。

4校ともフランス語の力が条件になる

留学生が出願できる4校は、どこもフランス語の力を求めます。モントリオール大学・シャーブルック大学・ラヴァル大学は授業がフランス語で、シャーブルック大学の国際枠はフランス語試験で4技能の平均がC1以上という条件です。この国際枠は、出身国がシャーブルック大学の医師の学位を認めていることも条件で、日本の場合に当てはまるかは大学に確認が必要です。

モントリオールのキャンパスで英語の授業をするMcGill大学も、2023年秋からフランス語の力を入学前の要件にしています。1年目から臨床実習がフランス語や二言語の現場で行われるためです。AFMCのガイドでは、モントリオールのキャンパスで中級(B2)、ウタウエのキャンパスで上級(C1)が必要です。留学生として医学部をめざすなら、英語に加えてフランス語を大学在学中から身につける計画が欠かせません。

留学生の学費は1年目で約3.9万〜6.9万ドル

留学生の学費は、AFMCのガイドに各校が出した2026年2月時点の値で、1年目が約3.9万〜6.9万カナダドルです。日本円では1カナダドル116円で計算して、約449万〜804万円にあたります。

大学

留学生の席

授業の言語

1年目の学費

McGill大学

2027年秋に1席

英語・フランス語

69,339カナダドル

モントリオール大学

年2席

フランス語

51,605カナダドル

ラヴァル大学

1席

フランス語

38,698.85カナダドル

シャーブルック大学

1席

フランス語

未定

ラヴァル大学の席は、すでに就学許可(学生ビザ)を持つ人が対象です。McGill大学の学費は2025〜2026年度の値で、留学生は必須の諸費用3,956カナダドルが別にかかります。ラヴァル大学は課程全体の年平均の推計です。学費と定員は毎年夏に決まることが多いため、最新は各大学の公式サイトでご確認ください。円換算はStudy Work Hubの国データ(欧州委員会InforEuroの2026年8月のレート)によるもので、為替で変わります。

医学部卒業後にカナダで医師になる道

カナダで医師として働くには、医学部を出たあとに研修医(レジデント)として研修を受ける必要があり、その研修医のマッチングは原則としてカナダ市民か永住者が対象です。日本の医師が学ぶ道としては、オンタリオ州などの臨床フェローが代表的です。

研修医のマッチングは市民権か永住権が前提

カナダの研修医の採用は、CaRMSという全国のマッチングの仕組みで決まり、2026年の基準では応募者全員に「カナダ市民または永住者であること」を求めています。

例外はケベック州で、州内の医学部に学生ビザで通う医学生は、ケベック州の1回目のマッチングに応募できます。市民・永住者でない人は2回目のマッチングの特別枠でも応募できるものの、ケベック州の医学部に留学生として入っても、研修先の選択肢はカナダ人の学生より狭いのが実情です。

海外の医学部の卒業者は資格試験の合格が必要

日本などカナダ以外の医学部を出た人(IMG)がカナダの研修医に応募するには、カナダ医師評議会(MCC)の資格試験MCCQEと、臨床能力をみるNAC試験の合格が必要です。MCCQEは2026年4月1日に「MCCQE Part I」から名前が変わりましたが、中身や受験資格は変わっていません。

MCCQEは多肢選択230問のコンピューター試験で、年4回、カナダと70か国以上の会場で受けられます。受験は最大4回までです。ただし試験に受かっても、マッチングの市民権・永住権の条件は残ります。カナダ医学部協会も、国外の医学部からカナダに戻って研修や診療をするのは難しいことがあると注意しています。

日本の医師はオンタリオ州で臨床フェローになれる

日本で医師として働いている人が、カナダの大学病院で専門の診療を学ぶ道が「臨床フェロー」です。オンタリオ州の医師会(CPSO)の卒後教育の登録証は、医学部の研修の任命を受けることなどが条件で、市民権・永住権は求めていません。

海外で医学教育を受けた臨床フェローの登録証は、まず2年で、条件を満たせば更新でき、フェローシップの5年目の終わりで切れます。海外の医学部を出た人は、MCCの試験(MCCQE)の合格も条件です。トロント大学は、直前に働いていた国で専門医か家庭医として認められていることを条件にしています。

診療はプログラムの範囲に限られ、診療報酬も請求できないため、日本で専門医を取ってから学ぶ留学と考えるのが現実的です。臨床フェローは学生ではないため、学生ビザではなく就労許可が必要になることもあり、受け入れ先の大学に確かめましょう。

日本で医師になるには厚生労働省の認定が要る

カナダの医学部を卒業しても、そのまま日本の医師国家試験を受けられるわけではありません。外国の医学校を出た人が受験するには、厚生労働大臣の「医師国家試験受験資格認定」が必要です。

厚生労働省は、申請者ごとに受けた教育や能力を審査し、学校単位で一律に受験資格を認めることはないと書いています。日本語で診察できるかをみる日本語診療能力調査もあり、書類審査を通ってもこの調査で基準に届かなかった人は、予備試験の受験資格の認定を受けられる仕組みです。日本で医師として働くことが目的なら、日本の医学部に進むほうが確実だと編集部は考えます。最新は厚生労働省の公式サイトでご確認ください。

医療・福祉をカレッジで学ぶ留学

医師ではなく医療や介護の現場で働く力をつけたい人には、カナダの公立カレッジの医療・福祉系課程が現実的な選択肢です。留学生も出願でき、8か月の修了証課程から2年のディプロマ課程まであります。

介護職のPSWは8か月の修了証課程

PSW(Personal Support Worker)は、介護の現場で日常生活の手助けをする仕事を学ぶ課程です。オンタリオ州のSt. Lawrenceカレッジのキングストン校では、PSWの課程がオンタリオ州カレッジ修了証(Certificate)の8か月課程で、ページに留学生も出願できると書かれています。

留学生が払う額は、学費に諸費用を含めた見積もりの総額で20,111.86カナダドル、日本円では約233万円です。開始時期は2027年1月・5月・9月などから選べます。期間が短く、福祉の現場を英語で学びたい人に向いています。

准看護師のPractical Nurseは2年課程

Practical Nurseは、看護職として患者のケアにあたる力を身につける課程です。アルバータ州のKeyanoカレッジの「Practical Nurse Diploma」は2年(5学期)のディプロマ課程で、留学生を受け入れ、2027年秋の入学も留学生に開かれています。

留学生の学費は1年(3学期分)で日本円の約274万円にあたります。課程は5学期あるため、2年間の総額はカレッジに確認し、生活費も別に見込みましょう。アルバータ州で准看護師として働くには、卒業後に州の准看護師の規制機関(CLHA、旧CLPNA)に登録し、登録試験(CPNRE)に合格する必要があります。日本の看護師の資格とは別の制度だと理解して選びましょう。

課程

学校

期間

留学生の学費

Personal Support Worker

St. Lawrenceカレッジ

8か月

17,427.60カナダドル

Practical Nurse Diploma

Keyanoカレッジ

2年

年23,615.05カナダドル

学費はKeyanoカレッジが2026〜2027年度の値、St. Lawrenceカレッジが2026年10月時点の公式サイトの値です。最新は各カレッジの公式サイトでご確認ください。

医療・福祉系は卒業後の就労許可の対象分野

カレッジの医療・福祉系の多くの課程は、卒業後に働ける就労許可(PGWP)の対象分野に入っています。カナダ移民局(IRCC)は、学位以外の課程の卒業者には分野の条件を設けており、「医療・社会福祉」はその対象分野の1つです。

対象の分野番号の一覧には、准看護師や看護助手、訪問介護の課程も入っています。Keyanoカレッジも課程のページに「PGWP Eligible」と書いています。対象かどうかは課程の分野番号で決まるため、出願前に学校に確かめましょう。IRCCは2026年は対象分野を増やしも減らしもしないとしていますが、制度は変わることがあるため、最新はIRCCの公式サイトでご確認ください。

CG・舞台・スポーツを学ぶ専門分野の留学

医療以外の専門分野も、カナダでは公立のカレッジや大学の学位・ディプロマ課程が学びの場です。CG・アニメーション、演劇・歌・ダンス、スポーツの現場を支える仕事には、留学生が出願できる課程が実際にあります。

CG・アニメーションは4年制と2年制を選べる

アニメーションを学ぶ道は、4年で学士を取る課程と、2年でディプロマを取る課程の2つです。オンタリオ州のSheridanカレッジの「Bachelor of Animation」は4年の学士課程で、2027年9月入学は留学生も出願できます。

ブリティッシュコロンビア州のCapilano大学の「2D Animation & Visual Development Diploma」は2年課程で、留学生用の出願経路があり、卒業後の就労許可(PGWP)の対象と書かれています。2027年秋入学の出願期間は2026年10月6日〜2027年3月2日です。じっくり基礎から学ぶなら4年制、早く現場に出たいなら2年制が合います。

演劇・歌・ダンスはオーディションで入学する

演劇・歌・ダンスをまとめて学ぶ課程では、書類に加えてオーディションで選ばれます。Sheridanカレッジの「Bachelor of Music Theatre Performance」は4年の学士課程で、2027年9月入学は留学生も出願でき、オーディションの提出が必要です。

ミュージカルの舞台で求められる演技・歌・ダンスを、一つの課程でまとめて学べるところに特徴があります。オーディションの準備には時間がかかるため、出願の1年ほど前から課題の内容を学校の公式サイトで確かめておくと安心です。

スポーツはアスレチックセラピーの学士がある

スポーツ分野では、選手として競技に打ち込む留学のほかに、けがの予防や回復を支える仕事を学ぶ課程があります。Sheridanカレッジの「Bachelor of Applied Health Sciences – Athletic Therapy」は4年の学士課程で、2027年9月入学は留学生も出願できます。

医療に近い知識をスポーツの現場で生かしたい人にとって、留学生の席が1校に1〜2席しかない医学部と違い、正面から挑戦できる道です。ここまでの3分野の課程を、1年目の費用の目安で並べると次のとおりです。

分野

課程の例

期間

留学生の1年目の目安

アニメーション

Sheridanカレッジ 学士

4年

32,665.14カナダドル

アニメーション

Capilano大学 ディプロマ

2年

34,309カナダドル

演劇・歌・ダンス

Sheridanカレッジ 学士

4年

39,044.25カナダドル

アスレチックセラピー

Sheridanカレッジ 学士

4年

29,107.89カナダドル

Sheridanカレッジの額は2026〜2027年の最初の2学期の見積もりで、学費・保険・諸費用を含みます。Capilano大学は1年目の学費と諸費用で、2年間の合計は69,625カナダドルです。課程の名前・期間・留学生の出願可否は年度で変わるため、最新は各学校の公式サイトでご確認ください。

カナダ医学留学の学生ビザと生活費

医学部・カレッジ・専門分野のどの課程でも、6か月を超えて学ぶなら就学許可(学生ビザ)が必要で、申請では学費とは別に1年分の生活費を示します。在学中のアルバイトは授業期間中なら週24時間までです。

6か月を超える課程は学生ビザが必要

カナダ移民局(IRCC)は、6か月以下の課程なら就学許可は要らないとしています。この記事で紹介した課程はどれも8か月以上なので、就学許可を取ってから渡航する流れです。

2026年は留学生の受け入れに上限があり、多くの人は申請の前に、学ぶ州から「州の証明書(PAL)」を受け取る必要があります。ケベック州では、州政府の受入証明書(CAQ)がその代わりです。2026年1月1日からは、公立校の修士・博士課程の学生は州の証明書が不要になりました。合格通知を受けたら、証明書の手続きの進め方も学校に確かめましょう。

生活費として23,448ドルを示す

ケベック州以外で学ぶ人は、2026年9月1日以降の申請で、本人1人につき23,448カナダドルの生活費を持っていることを示します。日本円では約272万円です。これは1年目の生活費として示す額で、学費と渡航費は含みません。

ケベック州で学ぶ人は、ケベック州の移民省が定める額を示します。23,448カナダドルは月あたりに直すと約22.7万円で、資金計画はまずこの額を基準に立てるのが確実です。医学部やカレッジの学費と合わせると、1年目だけで数百万円単位の資金が要るため、家族と早めに予算を話し合っておくと安心です。

授業期間中のアルバイトは週24時間まで

学位・ディプロマ・修了証につながる6か月以上の課程にフルタイムで通う学生は、授業期間中は週24時間まで学外で働けます。学校が決めた休暇中は時間の上限がありません。

英語やフランス語の語学課程だけに通う学生は、学外で働けません。アルバータ州の最低賃金(2026年8月時点で時給15カナダドル)で週24時間を4週働くと、1,440カナダドル(約17万円)です。生活費の足しにはなっても、医学部やカレッジの学費をまかなえる額ではないため、資金計画は働かない前提で立てるのが安全です。制度は変わることがあるため、最新はIRCCの公式サイトでご確認ください。

目的別に選ぶカナダ医学留学の道

カナダ医学留学は、医師になりたいのか、医療や介護の仕事に就きたいのか、すでに医師として専門を深めたいのかで、選ぶ道がまったく変わります。まず目的を1つに決め、その道の条件から逆算して準備するのが近道です。

目的別の道を比べる早見表

目的ごとの道を、期間と主な条件で並べると次のとおりです。自分がどの行に当てはまるかを確かめてから、学校の公式サイトで細かい条件を調べましょう。

目的

選ぶ道

期間の目安

主な条件

カナダで医師になる

大学やCÉGEPから医学部

大学2〜4年+医学部4〜5年

フランス語・研修は原則市民権か永住権

日本の医師が専門を学ぶ

臨床フェロー

最長5年

専門医・大学の任命・MCCQE

医療・介護の仕事に就く

カレッジの医療・福祉課程

8か月〜2年

英語力・就学許可

CG・舞台・スポーツを学ぶ

カレッジ・大学の専門課程

2〜4年

課程ごとの選考・英語力

研修の条件には、ケベック州で学ぶ留学生が州内の研修に応募できる例外があります。臨床フェローの最長5年は、オンタリオ州の登録証の場合です。舞台系の課程のようにオーディションが必要なものもあるので、選考の方法は学校ごとに確かめてください。

英語に加えてフランス語を早めに始める

留学生としてカナダの医学部をめざすなら、フランス語の準備がいちばん早く始めるべきことです。留学生が出願できる4校はすべてフランス語の力を求め、シャーブルック大学ではC1という上級の水準が条件になっています。

医学部に出願するまでに、大学やCÉGEPで2〜4年学ぶ期間が必要です。この期間に科学の指定科目の成績とフランス語を同時に伸ばす計画を立てると、出願の時期に慌てずにすみます。海外の大学に正規の学生として入る仕組みは、正規留学とはの記事で整理しました。英語で学べるカレッジや専門課程を選ぶ人は、まず各校が求める英語の試験の点数を確かめましょう。

留学の目的を決めてから学校を選ぶ

同じカナダ留学でも、目的がはっきりしているかどうかで得られるものが変わります。バンクーバーに24歳から1年1か月滞在した人は、Study Work Hubの体験談にこう書いていました。

英語を勉強したり、何か専門の学校に通ったり、バイトしたり遊んだり、ある意味何でもできます。その分、目的がないと1年間ダラダラしたまま帰国することもあります。

この人はワーキングホリデーで渡航していますが、専門の学校を選ぶ留学でも同じことがいえます(体験談を読む)。どの道が合うか迷う人は、早見表で自分の目的に近い行を1つ選び、その道の学校の公式サイトで条件を確かめるところから始めましょう。

よくある質問

カナダ医学留学について、よく出る質問への答えをまとめました。

日本の高校からカナダの医学部に直接入れますか?

日本の高校を出ただけでは、ほぼ入れません。多くの州は少なくとも2年の大学等での学習を求め、ケベック州の医学部もCÉGEPの修了資格(DEC)かそれと同等の資格を求めます。日本の学歴の扱いは各大学に確かめ、まず大学で指定の科目を学ぶ道を考えましょう。

英語だけで学べるカナダの医学部はありますか?

留学生が個人で出願できる医学部では、ありません。英語で授業をする医学部の多くは留学生を受け入れておらず、出願できるケベック州の4校は、英語で授業をするキャンパスがあるMcGill大学を含めて、すべてフランス語の力を求めています(2027年入学時点)。

カナダの医学部を出れば日本で医師になれますか?

自動的にはなれません。日本の医師国家試験を受けるには、厚生労働大臣の受験資格認定を個人で受ける必要があり、学校単位で一律に認められることはありません。日本語で診察する力の調査もあるため、日本で働きたい人は日本の医学部も比べて選びましょう。

6か月以内の短期留学でも学生ビザは要りますか?

6か月以下の課程なら就学許可は要りません。日本国籍で飛行機でカナダに入るなら、電子渡航認証(eTA)を取ります。短期の語学留学の費用や都市の選び方は、カナダ短期留学の費用と期間で比べられます。

まとめ

カナダの医学部は大学で学んでから出願する仕組みで、留学生が個人で出願できるのは、フランス語の力を求めるケベック州の4校だけです。卒業後の研修も原則として市民権か永住権が前提なので、医療や介護の仕事を学びたい人にはカレッジの課程、日本の医師には臨床フェローという道があります。

次にやることは、目的別の早見表で自分の道を1つ選び、その学校の公式サイトで出願条件と学費を確かめることです。カナダ留学の選択肢全体はカナダ留学ガイドで比べられます。

この記事の出典

制度・定員・学費は2026年10月28日に各公式サイトとAFMCのガイドで確認しました(医学部の学費はAFMCのガイドにある2026年2月時点の値)。最新は各公式サイトでご確認ください。

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