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💼 仕事2026年3月20日読了 約18

カフェ・レストランの仕事ガイド

ワーホリで人気のカフェ・レストランの仕事を徹底解説。職種・ポジション一覧、必要な英語力、RSA取得方法、チップ事情、実際の1日のスケジュールを紹介します。

このページのポイント

  • 1キッチンハンドは英語初級からスタートでき、ワーホリの最初の仕事に最適
  • 2RSAは州ごとに費用が異なり、NSW$128〜146、QLD$24〜65と幅がある
  • 3カナダはチップ込みで実質時給25〜35CAD。オーストラリアは基本時給31AUDが安定
  • 4直接応募は午後2〜4時のアイドルタイムが最も効果的
  • 5バリスタコース修了証があれば未経験でも応募の幅が広がる

カフェやレストランの仕事は、ワーホリで最も求人が多く、英語力に応じたポジションを選べる定番の職種です。オーストラリアではカジュアルワーカーの最低時給が約31AUD、カナダではチップ込みで実質時給25〜35CADと、生活費を十分に賄える収入が得られます。この記事では、飲食業の職種と必要な英語力、RSAなどの資格取得方法、チップ事情、採用されるための直接応募テクニックまで、カフェ・レストランで働くために知っておくべき情報をまとめました。

カフェ・レストランのポジション別ガイド

キッチンハンドは英語初級からスタートできる

キッチンハンド(Kitchen Hand)は食器洗い、食材の仕込み、調理補助、清掃を担当するポジションです。英語力が初級でも始められるため、ワーホリ到着後の最初の仕事として最も選ばれています。オーストラリアではカジュアル時給31AUD前後が相場で、仕事をしながらキッチン用語や食材名を覚えられます。数ヶ月の経験を積んだ後にクック(Cook)やバリスタへステップアップする人が多いです。

バリスタは経験者優遇だがコースで突破できる

オーストラリアとニュージーランドはコーヒー文化が非常に発達しており、バリスタの需要は高いです。ただし経験者優遇のケースがほとんどで、未経験での採用は難しいのが現実です。メルボルンやシドニーには1日〜2週間のバリスタコース(100〜200AUD程度)があり、修了証をレジュメに記載すれば応募の幅が大きく広がります。バリスタ経験は帰国後のスキルとしても活かせるため、投資する価値があります。

ウェイターはチップ込みで高収入が狙える

ウェイター / ウェイトレス(Wait Staff / Front of House)は、お客様の案内、注文、料理の提供、会計を担当します。中級以上の英語力が求められますが、接客英語は定型表現が多く、1〜2週間で慣れる人がほとんどです。カナダではチップ文化があり、時給17〜18CADに加えてチップで実質25〜35CADになることも珍しくありません。英語力を鍛えながら高収入を得たい方に最適のポジションです。

クック / シェフは日本料理のスキルが強みになる

調理経験がある人はクックやシェフのポジションに応募できます。日本料理のスキルは海外で非常に高く評価されており、ジャパレス(日本食レストラン)だけでなくフュージョンレストランでも需要があります。時給は30〜50AUD以上と飲食業の中では高めで、スキルに応じた待遇が期待できます。

ポジション別の英語力と時給の目安

英語力と経験で選べる仕事が変わる

ポジション

必要な英語力

AU時給目安(カジュアル)

向いている人

キッチンハンド

初級

$31〜35

到着直後、英語に自信がない方

バリスタ

初中級

$31〜38

コーヒーが好き、手に職をつけたい方

ウェイター

中級

$31〜38 + チップ(カナダ)

接客が好き、英語力を伸ばしたい方

バーテンダー

中上級

$33〜40

コミュニケーション力がある方

クック / シェフ

中級

$35〜50+

調理経験がある方

日本食レストランで働く場合は上記より低い英語力でも問題ありませんが、英語力を伸ばしたいならローカルの店舗を選ぶのがおすすめです。ジャパレスで仕事に慣れてからローカル店舗に転職するステップアップも有効な戦略です。

RSA・資格の取得方法と州別の費用

オーストラリアのRSAは州ごとに異なる

オーストラリアでアルコールを提供する店舗で働くには、RSA(Responsible Service of Alcohol)の資格が必要です。州ごとに管轄する機関が異なり、費用も大きく変わります。

オンライン取得費用

備考

NSW

$128〜146

最も高額。コンピテンシーカード込み

VIC

$38〜65

2025年12月からコース+LCVオンラインモジュールの2段階制に変更

QLD

$24〜65

最も安い州の一つ

WA

$24〜65

オンラインで完結

SA

$40〜65

中程度の費用

Galaxy Training、Express Online Training(EOT)、Clear to Workなどの認定オンラインプロバイダーで取得できます。所要時間は3〜6時間で、多くの場合は1日で完了します。州をまたいで引っ越す場合は、新しい州のRSAを取り直す必要があるケースもあるので注意してください。

各国で必要なアルコール提供資格

資格名

費用目安

備考

オーストラリア

RSA(州ごとに異なる)

$24〜146

アルコール提供店舗で必須

NZ

LCQ(Licence Controller Qualification)

NZ$200〜300

マネージャーポジション向け

カナダ(BC州)

Serving It Right

CA$35

オンラインで取得可能

カナダ(ON州)

Smart Serve

CA$35

オンラインで取得可能

Food Safety Certificate(食品衛生資格)も飲食店で求められることがあります。オーストラリアでは20〜40AUD程度でオンライン取得でき、RSAと合わせて持っておくと採用率が上がります。

国別のチップ文化と実質収入

チップの有無で実質収入が大きく変わる

チップ文化

基本時給

実質時給(チップ込み)

オーストラリア

基本なし

31.19AUD(カジュアル最低)

31〜38AUD

カナダ(BC州)

あり(15〜20%)

17.85CAD

25〜35CAD

イギリス

一部あり(10〜15%)

12.21GBP

14〜18GBP

NZ

基本なし

23.50NZD

23〜28NZD

純粋な時給ではオーストラリアが最も高いですが、カナダのレストランではチップの割合が大きく、繁忙期の週末シフトでは1回のシフトで50〜100CADのチップを受け取ることもあります。チップ込みの実質収入を重視するならカナダ、安定した基本時給を重視するならオーストラリアが向いています。

カフェワーカーの1日のスケジュール

早朝シフトは午後が自由に使える

時間

内容

5:30

起床

6:00

出勤。エスプレッソマシンの準備、豆の補充、店内セッティング

6:30

オープン。モーニングラッシュ対応(通勤客が中心)

10:00

ラッシュが落ち着く。在庫チェック、清掃、仕込み

12:00

ランチラッシュ対応

14:00

シフト終了

14:30〜

自由時間(語学学校、街の散策、ダブルワーク)

カフェの早朝シフトは午後がまるまる自由に使えるのが最大のメリットです。語学学校の午後クラスに通ったり、別の仕事とダブルワークしたりする人も多いです。レストランのディナーシフト(16:00〜23:00頃)は午前中が自由になるため、朝型・夜型のどちらの生活スタイルにも対応できます。

飲食店に採用されるための応募テクニック

直接応募は午後のアイドルタイムが狙い目

飲食業で最も効果的な応募方法は、レジュメを印刷して店舗を直接訪問する「ドロップオフ」です。午後2〜4時のランチとディナーの間のアイドルタイムに訪問すると、マネージャーが対応してくれる可能性が高くなります。清潔感のある服装(黒パンツ、白か黒のシャツ)で、笑顔とアイコンタクトを心がけてください。

応募時に使える英語フレーズ

直接応募では以下のように簡潔に用件を伝えましょう。「Hi, I'm looking for a position as a kitchen hand. Here's my resume. Is there a manager I could speak to?」名前、ビザの種類、関連経験を30秒程度で伝えられるように練習しておくと、その場で簡単な面接に進むこともあります。1日10〜15店舗を回れば、数日以内にトライアルシフトの連絡が来ることが多いです。

トライアルシフトは実力を見せるチャンス

飲食業では書類選考の代わりに2〜4時間のトライアルシフト(お試し勤務)で採否を決めるケースが一般的です。事前にメニューや店の雰囲気をリサーチし、積極的に動く姿勢を見せましょう。ただし、1シフト以上の無給トライアルを求める雇用主は違法の可能性があるため、注意が必要です。

まとめ

カフェ・レストランの仕事はワーホリで最も身近で始めやすい職種です。英語力に自信がなければキッチンハンドからスタートし、経験を積んでバリスタやウェイターにステップアップする流れが王道です。RSAやFood Safety Certificateを事前に取得しておくと応募の幅が広がります。直接応募は午後のアイドルタイムに訪問するのがコツ。チップ込みの実質収入を重視するならカナダ、安定した高時給を求めるならオーストラリアを選びましょう。

💡ヒント

バリスタ未経験の場合、メルボルンやシドニーの1日バリスタコース(100〜200AUD)を受講すると即戦力としてアピールできます。修了証がレジュメに書けるのも強みです。

⚠️注意

トライアルシフトは通常2〜4時間以内です。1シフト以上の無給トライアルを求める雇用主は違法の可能性があります。オーストラリアではFair Work Ombudsmanに相談できます。

重要

RSAは州ごとに管轄機関が異なります。VIC州は2025年12月から取得プロセスが2段階制に変更されました。州をまたいで引っ越す場合は取り直しが必要な場合があります。

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