薬剤師ワーホリの判断基準|免許・現地の仕事と帰国後の働き方
薬剤師がワーホリに行くときの判断材料をまとめました。日本の免許と届出の扱い、豪州・カナダ・NZ・英国で薬局アシスタントとして働く条件、将来現地で薬剤師になる道のりと英語の基準、休職か退職かの決め方、帰国後の求人の状況を公式情報で確かめられます。

「薬剤師の仕事を離れてワーホリに行ったら、帰国後にちゃんと戻れるだろうか」。海外で暮らしてみたい気持ちはあっても、免許の扱いや年収、キャリアの空白を思うと踏み出せない方もいるでしょう。休職と退職のどちらを選ぶべきか、という迷いも重なります。
本記事では、薬剤師がワーホリに行くときの免許と届出の扱い、現地の薬局で働ける立場、帰国後の求人の状況を、各国の公式情報と厚生労働省の統計でまとめました。休職か退職か、いつ行くかも、戻る先と将来の目標から決められます。
同じ流れで、将来海外で薬剤師を目指す場合の道のりと英語の基準も確かめていきましょう。
薬剤師免許とワーホリの関係
日本の薬剤師免許は、ワーホリで海外に出ている間も、更新を忘れて失うような仕組みではありません。ただし2年ごとの届出の扱いは出発前に確かめる必要があり、現地では日本の免許だけで薬剤師として働けない点も押さえておきましょう。
日本の免許に更新や有効期限の定めはない
薬剤師法では、免許は厚生労働大臣が与え、薬剤師名簿に登録された時点で効力が生じます(第2条・第7条)。法律には免許の更新や有効期限の定めがなく、免許が取り消されるのは第8条にある処分を受けた場合です(e-Gov法令検索の薬剤師法)。
そのため、休職でも退職でも、ワーホリに行くこと自体で免許がなくなるわけではありません。気にすべきなのは免許の有無より、帰国後に戻る職場や、離れていた間に薄れる実務の感覚のほうです。法律の内容は2026年10月時点のもので、最新は公式サイトでご確認ください。
2026年末の届出は出発前に保健所へ確認
薬剤師には、2年ごとの年の12月31日時点の氏名や住所などを、翌年1月15日までに届け出る義務があります(薬剤師法第9条)。施行規則では1982年から2年ごとと決まっているため、次回は2026年12月31日時点の分で、期限は2027年1月15日です。
厚生労働省の統計の対象は「日本国内に住所があって」届け出た薬剤師とされ、静岡県の案内も対象を国内に住所のある人とし、働いていない人も含めています。海外転出届を出して出国する場合の扱いは自治体に確かめるのが確実なので、出発前に住所地の保健所に問い合わせ、最新は公式サイトでご確認ください(静岡県の三師届の案内)。
海外では日本の免許だけで調剤できない
オーストラリア・カナダ・ニュージーランド・イギリスのどこでも、日本の免許だけでは現地で薬剤師として働けません。いずれの国も、現地の登録機関の審査や試験、現地での実務研修、高い英語力を求めています。登録の要件は変わることがあるため、最新は公式サイトでご確認ください。
たとえばオーストラリアの薬剤師委員会は、ニュージーランド以外の国の資格を持つ人に、オーストラリア薬剤師評議会の試験に合格し、指定された期間の監督下の実務を終えるよう求めています(オーストラリア薬剤師委員会の海外資格者向けページ)。ワーホリ中に薬に関わる仕事をするなら、次の章で紹介する補助の立場が現実的です。
ワーホリ中に薬剤師の経験を生かせる仕事
ワーホリ中に薬局で働くなら、薬剤師ではなく薬局アシスタントなど補助の立場になります。オーストラリアとニュージーランドは資格なしで働け、カナダは医療分野で働くなら事前の健康診断、イギリスは研修の受講が前提です。
豪州とNZの薬局アシスタントは資格不要
オーストラリアの薬局業界の労働条件を定めた「Pharmacy Industry Award 2020」では、薬局の専門資格を持たないアシスタントもレベル1として働けます。公正労働オンブズマンのペイガイドによる、2026年7月1日以降の最初の給与期間からの最低時給は次のとおりです。
職種と働き方 | 最低時給 |
|---|---|
アシスタント レベル1・フルタイム | 27.81豪ドル |
アシスタント レベル1・カジュアル | 34.76豪ドル |
アシスタント レベル2・カジュアル | 35.56豪ドル |
登録薬剤師・フルタイム | 41.74豪ドル |
レベル2以上は薬局の専門資格(Certificate II)に相当する力が求められます。カジュアルは、有給休暇がない代わりに時給が高めに設定された雇用の形です。ワーホリビザでは同じ雇用主のもとで働けるのは原則6か月までですが、保健医療の分野は例外とされており、薬局の仕事が当たるかは豪州内務省の案内で確かめ、最新は公式サイトでご確認ください(Pharmacy Industry Award 2020のペイガイド)。ニュージーランドの薬剤師評議会も、薬局テクニシャンや小売のアシスタントは薬剤師の監督のもとで働き、評議会の登録の対象外だとしています。どちらの国も健康診断の要否はビザ申請の案内で確かめましょう。
カナダは医療分野で働くなら事前に健康診断
カナダでも、薬局アシスタントは登録が必要な職ではありません。オンタリオ州薬剤師会は、登録が必要なのは薬剤師と薬局テクニシャンで、アシスタントなどはその監督のもとで働くと説明しています。
注意したいのはワーホリの申請です。カナダ移民局は、医療分野で働く予定の人に申請前の健康診断を求めており、受けていないと医療系の仕事に就けない条件が就労許可に付きます。薬局がこれに当たるかは審査で判断されるため、薬局で働く可能性があるなら事前に受けておくと選択肢を狭めずに済みます。最新は公式サイトでご確認ください(カナダ移民局のIEC申請ページ)。
英国は薬局の補助でも研修の受講が前提
イギリスで調剤や薬の受け渡しに関わる補助スタッフは、働き始めてから3か月以内に研修コースへ登録する決まりです。英国薬剤師評議会の基準(2020年10月施行)は、コースを通常3年以内に修了するよう求めています。
イギリスのワーホリにあたるYouth Mobility Schemeは最長24か月滞在できるため、期間内に研修を受けながら働く形になります。薬局の仕組みを内側から見られる一方、研修の負担もあるので、応募先に条件を確かめてから決めましょう。最新は公式サイトでご確認ください(英国薬剤師評議会の補助スタッフの研修基準)。
将来海外で薬剤師になるまでの道のり
海外で薬剤師になるには、どの国でも試験・現地での実務・高い英語力の3つが必要で、ワーホリの1〜2年で登録まで終えるのは難しいと考えられます。将来を見すえるなら、ワーホリは英語を伸ばし、現地の薬局を補助の立場で知る期間と位置づけるのが現実的です。
豪州は試験と1,575時間の監督下実務
日本の薬学部を出た人がオーストラリアで登録するには、オーストラリア薬剤師評議会の適格性の審査(810豪ドル)と、コンピューターで受ける選択式のOPRA試験(2,245豪ドル・120問)に合格する必要があります。そのうえで仮登録を受け、インターン研修プログラムを受けながら、現在は暫定的に1,575時間とされる監督下の実務を積み、筆記と口頭の試験を経て一般登録となります(2026年10月時点)。
ワーホリビザは1回12か月で、2年目以降は指定された仕事を一定期間した人に限られます。1,575時間は週38時間働いても約41週かかり、研修や試験も加わるため、ワーホリの期間だけで登録まで終えるのは難しい可能性が高く、別のビザの検討が必要になります。最新は公式サイトでご確認ください(オーストラリア薬剤師評議会の審査の案内)。
カナダは2027年から試験が1つ減る
カナダでは、全国の登録窓口に申し込んだあと、薬剤師試験委員会(PEBC)の書類審査と試験を受け、州の法律試験や実務研修へ進みます。PEBCは、海外の卒業生向けの評価試験を2026年10月で最後とし、2027年1月からは受けなくてよくなると発表しました。
その後の資格試験は引き続き必要で、選択式に受かってから実技を受け、2つを互いに3年以内に合格する決まりです。州の法律試験や実務研修の中身は州ごとに違います。最新は公式サイトでご確認ください(PEBCの新しい認定ルートの案内)。
どの国もIELTS7前後の英語力が必要
現地で登録するには、学術用の英語試験IELTS Academicなら、およそ7.0の点数が求められます。医療英語の試験OETも選べる国があります。2026年10月時点の主な基準は次のとおりです。
国 | IELTS Academicの基準 | 結果の有効期間 |
|---|---|---|
オーストラリア | 総合7・書く6.5・他7 | 登録申請の前2年以内 |
カナダ | 書く6.5・他7 | 通常2年 |
イギリス | 総合7・4技能すべて7 | 原則2年未満 |
カナダとイギリスは1回の受験で全技能の基準を満たす必要があります。オーストラリアは2026年4月23日以降の受験からOET・PTE・TOEFLの基準点が改定されましたが、IELTSの基準は変わっていません。イギリスはさらに1年の課程と52週の研修、ニュージーランドは日本での登録の継続と実務経験も条件になるため、最新は公式サイトでご確認ください(Ahpraの英語試験の基準)。
行く時期と休職・退職の決め方
行く時期と休職か退職かは、帰国後に同じ職場へ戻るのか、将来海外で薬剤師を目指すのかで決めるのが近道です。6年制の薬剤師は申請の年齢の上限までの猶予が短いため、まず残りの年数から逆算しましょう。
卒業から申請の上限まではおよそ6年
薬学部は2006年度から6年制になり、18歳で入学すると卒業は24歳の春が標準です。ワーホリは多くの国で申請時に30歳以下という条件があるため、国家試験に受かって働き始めてから使える期間は、およそ6年しかありません。
日本で7年間事務職として働き、キャリアに行き詰まりを感じていた私は、ワーホリの年齢制限ギリギリの30歳でアイルランドへ渡る決意をしました。
アイルランドでワーホリをした人の体験談です(体験談を読む)。上限の歳になってから慌てないよう、行きたい国の年齢条件を早めに確かめておくと安心です。年齢の条件は国ごとに違うので、最新は公式サイトでご確認ください(ワーホリの年齢制限の解説)。
同じ職場に戻るなら休職が向いている
帰国後も今の職場で働き続けたいなら、休職を相談するのが第一の選択肢になります。免許の面では休職と退職に違いはなく、いちばん大きな違いは戻る職場が決まっているかどうかです。
厚生労働省のモデル就業規則の解説にもあるとおり、休職は労働基準法に定めがなく、使えるかどうかや期間は勤め先の就業規則しだいです。まずは上司や人事に、海外に出る理由での休職が認められるかを確かめましょう。認められなければ退職を選び、帰国後に職場を探す形になります。社会保険料や住民税、年金の扱いも変わることがあるので、勤め先と市区町村・年金事務所に確かめ、最新は公式サイトでご確認ください(厚生労働省のモデル就業規則・ワーホリで休職する方法)。
海外で登録を目指すなら経験を積んでから
将来その国で薬剤師になりたいなら、日本で実務を積んでから行くほうが筋が通ります。ニュージーランドの海外資格者向けの登録ルート(2026年9月10日施行の告示で名前がNon-Comparable Pathwayに変わりました)は、日本で薬剤師として登録が続いていることと、登録後の実務経験が条件です。
英語試験の結果も多くの機関で2年ほどが有効期限なので、受ける時期を登録の申請から逆算する必要があります。次の項目で示す賃金の統計でも経験5年以降は年収の目安が上がっていくため、目的が海外での登録なら焦って早く行く理由は小さいでしょう。最新は公式サイトでご確認ください(ニュージーランド薬剤師評議会の海外資格者向けページ)。
日本の年収の目安と現地の時給の比べ方
行くかどうかを決めるときは、日本で働き続けた場合の年収と、現地で稼げる額を並べて比べましょう。厚生労働省の令和7年賃金構造基本統計調査(企業規模10人以上の一般労働者)をもとに計算すると、薬剤師の年収は全年齢の平均(平均年齢40.1歳・残業代を含む)で約567万円です。残業代を除いた経験年数別の目安は、1〜4年で約478万円、5〜9年で約516万円、10〜14年で約555万円です。
現地の収入は、時給×週の勤務時間×働く週数で見積もります。オーストラリアの薬局アシスタントなら、2026年7月からのカジュアルの最低時給は34.76豪ドルです。ここから渡航費や現地の生活費を引き、日本の年収と比べると、ワーホリの1年にかかる実質の費用が見えてきます。最新は公式サイトでご確認ください(e-Statの賃金構造基本統計調査)。
薬剤師の帰国後の働き方と求人の状況
薬剤師を含む職業の求人倍率は、2026年8月時点で全職業の平均を上回っています。ただし働く人が増えているのは薬局と病院で、製薬会社などで働く薬剤師は減っているため、戻る先の業態を決めてから行くと安心です。
薬剤師を含む職業の求人倍率は全体より高い
厚生労働省の一般職業紹介状況(2026年8月分)では、常用の原数値で比べると、「医師、歯科医師、獣医師、薬剤師」の有効求人倍率は1.70倍で、全職業の1.06倍を上回りました。パートを除くと2.45倍で、全職業の1.17倍の約2倍です。
この数字はハローワークの求人だけで、医師などとの合計である点に注意が必要です。それでも、全職業と比べて求人の多い状況は、帰国後に職を探すときの支えになります。
特に日本では、ワーホリから帰国後の就職が想像以上に難しいです。
バンクーバーでワーホリをした24歳の人の助言です(体験談を読む)。資格がある薬剤師でも、帰国の時期や希望の勤務地しだいで探しやすさは変わるため、帰国の数か月前から求人を見始めましょう。
病院は人手不足で製薬企業の薬剤師は減少
厚生労働省が薬剤師の届出をまとめた2024年の統計では、2024年末の薬剤師は32万9,045人で、2022年より薬局で働く人が3.5%、病院が1.8%増えた一方、医薬品関係の企業で働く人は7.8%減り、そのうち製薬会社(製造販売業・製造業)で働く薬剤師は6.5%減りました。英語を生かして企業に移ることを考えるなら、働く人の数は減っている点も知っておきましょう。
一方、厚生労働省の指標では病院の薬剤師は全国的に不足の方向にあり、2021年の需給推計もおおむね10年は需要と供給が同程度で進むと見込んでいます。ただし将来は薬剤師が余るとも推計されているため、帰国後に戻る業態と地域を早めに考えておくと、選べる道が広がるはずです(令和6年医師・歯科医師・薬剤師統計の概況)。
海外での経験は面接で行動力として伝わることも
帰国後の面接では、英語の点数そのものより、知らない土地で自分から動いた経験のほうが伝わることがあります。
就職活動の面接で評価されたのは、英語のスコアそのものではなく、「全くの見知らぬ土地で、ゼロから仕事を見つけ、異文化の中で居場所を作った」という課題解決能力と行動力でした。
メルボルンに2か月滞在した24歳の人の振り返りです(体験談を読む)。薬剤師なら、外国の薬局で見た仕組みや、英語で客に対応した場面を具体的に話せると、経験が仕事にどうつながるかが伝わりやすくなります(ワーホリ後の転職の進め方)。
よくある質問
薬剤師のワーホリについて、4つの質問に短く答えます。
ワーホリ中に薬剤師免許は失効しますか?
薬剤師法には免許の更新や有効期限の定めがないため、ワーホリに行くだけで免許がなくなる仕組みではありません。2年ごとの届出の扱いは出発前に住所地の保健所へ確かめておきましょう。最新は公式サイトでご確認ください。
現地の薬局で働くことはできますか?
薬剤師としては働けませんが、薬局アシスタントなど補助の立場なら働ける国があります。オーストラリアとニュージーランドは資格なしで働け、カナダは医療分野なら事前の健康診断、イギリスは3か月以内の研修登録が必要です。最新は公式サイトでご確認ください。
ワーホリ中に海外の薬剤師免許は取れますか?
1〜2年のワーホリで登録まで終えるのは難しいと考えられます。オーストラリアは試験のあとに1,575時間の監督下実務が必要で、どの国もIELTSで7前後の英語力を求めます。ワーホリは英語と現地の薬局を知る準備期間と考え、最新は公式サイトでご確認ください。
何歳までに申請すればいいですか?
多くの国は申請時に30歳以下という条件です。イギリスはビザの開始時ではなく申請した時点で30歳以下なら申し込めます。6年制の薬学部を24歳で卒業すると猶予はおよそ6年なので、行きたい国の条件を早めに確かめ、最新は公式サイトでご確認ください。
まとめ
薬剤師のワーホリでは、日本の免許は残る一方、現地では薬剤師として働けず、薬局アシスタントなど補助の立場になります。帰国後は薬剤師を含む職業の求人倍率が全職業を上回りますが、増えているのは薬局と病院です。休職か退職かは戻る職場の有無で、行く時期は申請の上限と将来の目標から決めましょう。
まずは勤め先の休職の規則と、行きたい国の年齢条件を確かめるところから始めてください。国ごとの条件はオーストラリアやカナダのワーホリガイドで確かめられます。
この記事の出典
- e-Gov法令検索「薬剤師法」
- e-Gov法令検索「薬剤師法施行規則」
- 静岡県「三師届(医師・歯科医師・薬剤師届)」
- 厚生労働省「令和6(2024)年医師・歯科医師・薬剤師統計の概況」
- 厚生労働省「一般職業紹介状況(令和8年8月分)」
- 厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査」職種別第1表
- 厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査」職種別第10表
- 厚生労働省「薬剤師偏在指標の算定について」
- 厚生労働省「薬剤師の養成及び資質向上等に関する検討会 とりまとめ」
- Pharmacy Board of Australia「Overseas Practitioner Registration」
- Australian Pharmacy Council「Knowledge Stream」
- Pharmacy Board of Australia「Registration Examination」
- Ahpra「Accepted English language tests」
- Fair Work Commission「Pharmacy Industry Award 2020」
- Fair Work Ombudsman「Pharmacy Industry Award 2020 Pay Guide」
- IRCC「International Experience Canada: Submit your work permit application」
- Ontario College of Pharmacists「Your Pharmacy Team」
- PEBC「New Pathway」
- NAPRA「Language Proficiency Requirement Policy」
- Pharmacy Council of New Zealand「Pharmacists from other countries」
- Pharmacy Council of New Zealand「What is pharmacist practice?」
- GPhC「Requirements for the education and training of pharmacy support staff」
- GPhC「Criteria for registration as a pharmacist in Great Britain」
- GOV.UK「Youth Mobility Scheme visa: Eligibility」
- 豪州内務省「6 month work limitation」
- PEBC「International Graduates」
- GPhC「Guidance on evidence of English language skills」
- 厚生労働省「モデル就業規則」